「見仏」と「札所巡り」と「仏教少々」

仏像鑑賞と札所巡りと受け売りの仏教を少し

仏像の不明点(耳たぶ3)

2007-02-26 23:51:08 | エピソード
昨日、もう何度も通っている東京博物館へ、行ってきた。
 何度も行くと、細かい点に気づいたりする。
鎌倉時代あたりのかけじくに
羅漢(らかん)2,3人の絵がかかれていた。
羅漢の容貌は、実直なおぼうさんという感じでなく、
口の周りに不精ひげをたくわえて、粗暴な感じがする。
その雰囲気とは裏腹に、耳をみると、
なんと、大きなイヤリングをしていた。
それにしても不釣合いな感じがした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鎌倉 大船観音

2007-02-18 10:26:53 | 見仏(神奈川)
鎌倉 大船観音

 もともとは、恒久平和を願って、
1929年に作成が始まったようですが、
その後、第二次世界大戦が起きたというのは、
少し皮肉な感じ。

 胸から上だけの像で、25mほどある。
もし、全身があったら、どのくらいあるだろうかと、
かってに想像すると、80mくらい?だろうか。

今まで見てきた大仏様のなかでも、お顔は、丹精できれい。

体内にも入ってみた。
ミニ大船観音などが展示されていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鎌倉 高徳院 体内

2007-02-17 10:00:40 | 見仏(神奈川)
 今回初めて、大仏の体内に入った。
頭のところがぽっかり穴があき、
がっかりしたような、現実を見てしまったような。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鎌倉 高徳院

2007-02-14 00:43:12 | 見仏(神奈川)
鎌倉 高徳院、鎌倉大仏(阿弥陀如来)がいるところ。

 大きさには慣れっこになってしまっているため、
また、二度目ということで、大きさに驚く
ということはなかった。
でも大きい。大仏を観察すると、いろいろ気づくことがある。
右ほほのほうに、金ぱくがわずかに残っていて、
元は、金色だったことが想像される。
目は、わずかながらに、黒目のところが、ふちどりされている。
真横から見ると、猫背になっている。
でも、これは、お顔をまっすぐ向いてしまうと、
人の視線から大仏のお顔を見るには、見にくくなってしまうので、
ある意味正解かもしれない。

 大仏の脇でちょっと座って、観光客のほうを見ると、
少しおもしろい光景に気づく。
観光客が上を見上げ、やや薄ら笑いを浮かべている表情は、
なんとなくおもしろい発見だった。
でかいなあと内心思い、薄ら笑いが出る心境は
とてもわかるような気がする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鎌倉 長谷寺 その2

2007-02-06 00:34:08 | 見仏(神奈川)
 長谷寺でみた変わったもの。
「般」「若」「心」「経」の文字が書かれた石を
石庭から探してつなげてみました(写真)。

 大きな観音様について、頭でっかちにみえるのは、
足元が仏壇でかくされているためなのかもしれない。
これとは別にこの観音様のお姿になんとなく、
違和感があるのは、なぜだろうと思っていたが、
その理由がわかった。お顔が男性的ということ。
顔が全般四角っぽいし、何より、口ひげがわりと
くっきり書かれているから、そう感じる。
比較的、観音様は、口ひげは目立たないか、
書かれていないことが多いのだが・・・。

 写真を見たい方は、こちらのurlで。 
http://www.hasedera.jp/01_hasedera/01/index.html
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鎌倉 杉本寺 ゆれる仏像

2007-02-04 23:54:57 | 見仏(神奈川)
 今日も鎌倉へいってきた。ふつうの観光本では、
仏像があるとは書いてあっても、見れるということまで
書いていないこともある。
それで、お寺に行ったはいいけど、
今回の鎌倉で、はずれ、ということが割とあった。

 この杉本寺は、そんなはずれでなく、あたりのお寺。
お寺自体はこじんまりとはしているが、ぶつを畳の上に
上がってまじかで見ることができた。

一番奥の本尊様は、ちょっと遠くて、見ずらかったが、
近くにあった十一面観音2体、毘沙門天は、
まじかで見れてよかった。
その他やや小さめだが、33の菩薩の化身仏、
不動明王などもいる。 
 こんなんでいいのだろうかと思ったのが、
ゆれる仏像、というか、ゆらされる仏像。
奈良時代の光明皇后がモデルといわれる十一面観音が、
参拝客が床を歩くたびに、ゆらゆらゆらされていた。
床とか、もう古くなっているので、
観音様がゆらされるのだが・・・。
ちょっとだいじょうぶなのだろうかと、心配になった。

 写真は、やや黒ずんでいる毘沙門天。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鎌倉 長谷寺

2007-02-03 20:52:04 | 見仏(神奈川)
 今日鎌倉へ行って来た。長谷寺。
着いたら、イベント15分前とのこと。
イベントは、節分のまめまきと、その前に「やなわらばー」
という女性デュオのミニライブ。沖縄石垣出身の彼女たち。
自分はやはり沖縄に縁があるのかなあと思い、
沖縄をちょっとなつかしみ、そしていい歌ともあいまって、
ときどき自分の目がうるうるしていた。
「エラいところに嫁いでしまった」というTVの主題歌を
はじめ、とても感じのいい歌だった。

 優さんという女の子の声が透き通るような声で、
それにも感心した。

 その後、いったい自分は何をしにきてんだろうと、
豆まきをきろいながら、ふと思い、そして思い直して、
見仏を再開。

 十一面観音は、9Mという大きさで、今まで見た
観音様の中でも迫力があり、圧倒する大きさ。
そして何よりいいのは、比較的、お体が金ぴか。
ただ、体全体からすると、やや、頭でっかちなような
気がしないでもない。
とにかく、観音様の中では、今後将来的にみるだろう
という観音様の中でも自分の中では間違いなく10本の
指にはいることだろう。

 ここは、庭にしきつめる小石に般若心経の文字を
書くことができ、書きあがった小石は、境内の個所に
敷き詰められるようだ。次の人が書く文字は「滅」。
書いてみようかという気持ちをおさえてしまうような、
あまり書きたくない字。

 宝物館では、やや小ぶりではあるが、観音様が
変化したという33種の仏像があって、
なかなか壮観。その中には、奈良興福寺のとは
違うちょっと怖い阿修羅像があった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする