「見仏」と「札所巡り」と「仏教少々」

仏像鑑賞と札所巡りと受け売りの仏教を少し

築地本願寺、仏教文化講座2019.12

2019-12-14 21:12:24 | 仏教
落語家でもあり、僧侶でもあるつゆのまるこの講座

僧侶がテレビに出る番組に出ていたような気がする。
ちょうど裏番組を見ていたので、断片的にしかみたことはなかった。
こういう講演の場で、
テレビに出ていた人だから自分にとって価値があるなんてことは思わない。
前回、テレビにも出ているコメンテーターが講座に出ていたが、
話が普通すぎて途中から寝てしまった。

つゆのまるこは、落語家の芸名、33歳、女性坊主頭。天台宗の僧侶。
真宗の非坊主頭を見慣れているせいか、坊主でしかも女性ということで、
逆に違和感があったが、一般的には僧侶は坊主頭のほうが・・・らしい。

最初に仏教落語、次に自分の生い立ちの話。
****************
この一流の本願寺、一流のお客さん、一流の話家。
合わせると三流。(観客笑)
落語は300年ほど前、おぼうさんが始めたと言われる。
仏教により関心を持ってもらおうと始めたという話もある。

私は落語家としてはプロなんですが、
僧侶としては「アマ」なんです。(観客笑)

とあるプールで80すぎのおばあさんと、息子のお嫁さんが
泳いでいた。おばあさんになぜ泳ぐんですか?と聞くと
三途の川を泳いでわたりたいから。
息子のお嫁さんは、水泳のコーチにお願いした。
ターンの仕方だけは教えないでくださいね。(観客笑)

暴走族の男性がバナナの皮ですべって死に三途の川を
渡る話を落語のネタとして話した。
(詳細は割愛)

(次に生い立ち。)
高1のときに落語家になりたいと思うようになった。
お坊さんになりたいと思ったのも同じ高1のとき。
(最初から2刀流をめざしていたなんてなんて人!)
家はお寺ではなく、普通のサラリーマン家庭。
おじいちゃんがなくなったとき、人は死んだらどうなるだろうと
疑問を持っていた。宗教にその答えがあるのではないかと、
キリスト教、イスラム教、仏教と勉強した。
高校を卒業後、18〜21歳で弟子入りして先に落語家になった。
その後お寺にも通い続け、25歳で出家して修行した。
現在、結婚をしていて子供もいる。
旦那は、芸人。(番傘で、ものを回して
まわっております〜の芸)
旦那はクリスチャン。
でも仕事のことで喧嘩はするけど、
宗教のことで喧嘩をすることはない。
結婚するときに、神父さんのほうに、
結婚しても良いですかとお願いしに行った。
神父さんの返事は、「YES」。(観客笑)

***********
別に笑いを期待している講座ではないが、
今日は笑った。
気になったのは、ずっと落語口調で、
質疑応答も落語口調。
この人、普通に喋れるのだろうかと思った。(笑)


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