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動機の自己統制

2006-07-13 15:42:07 | Weblog
毎月お客様へはがきを使ったメールをお送りしています。
「ネットレター 星々」というのです。
「関係性を持続すること」が目的です。
それが実現していますかどうか、心配です。

このブログで、その多くの原稿をご紹介しています。
今月分もご紹介します。
少し、加筆はしていますが。


テーマ:動機の自己統制

学習意欲と勤労意欲は違うものでしょうか?
この問いに答えるセミナーが開かれ、拝聴してきました。

「学習動機の2要因モデル」で有名な東大大学院教授教育心理学者市川伸一先生と

「モチベーション持論」を展開される神戸大学大学院金井壽宏教授のお二人に

ビジネス、将棋、スポーツの世界で著名な方が加わってお話をくださいました。

市川先生は
「子どもたちはそれぞれ自分の『勉強の目的』を意識している」

「それらは2つの大きな要因と6個の因子で成り立っているようである」

「どれかの要因が普遍的に効果的であるということはなく『多重要因』でやる気は生まれるようである」

「それぞれの人がそれぞれの状況でちがった要因を使ってやる気を出すことができるようになることが大事だ」と話されていました。

経営学からアプローチされる金井教授は
「人それぞれ『自分はこうすればモチベーションが上がる』というものがあって、各分野でよりよい成果を出している人々はモチベーションの自己統制ができるようになっている」と話されました。

冒頭の発問に対する答えは同じだということになります。
「自分はどんなときに動機付けされるかを知り、うまくそれを使えるようにする」これが結論とお聞きしました。


さて、皆さんの得意な動機付け要因は何ですか?
機会があったら教えてください。


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