社会人コーチ

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詩集「足型のレリーフ」

2007-03-21 18:39:29 | Weblog
昨日金沢の会社で
麻生直子さんの詩集「足型のレリーフ」を
いただきました。

この本、第40回日本詩人クラブ賞を受賞している
詩集なんだそうです。

著者は1941年のお生まれの方
60歳を超えておいでの方です。

「札幌から特急北斗2号に乗った朝
汽車は雨の疎林を走り抜けて南下する
やがて海のような水霞の請う廣野を走った」

足型のレリーフの冒頭の一節です。
ビジュアルですよね。

話はこの後
座席ポケットに入っていた
雑誌の6500年前の遺跡の話しが展開され

その遺跡に残された足形のレリーフが描かれます。

その足型の主の命に思いが及びます

そして昨日見舞ったお母さんの命に
つながって行く意識が描かれていきます。

久しぶりに詩集を手にしましたが
判りやすい詩に会い

うれしさを感じました。

という話でした。


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