社会人コーチ

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2015年の振返り その2

2015-12-29 11:43:32 | Weblog
今年の振返りの続きに取り組みます

今年いくつかの新しい概念に出会いました
シフトした概念もありました

比喩、憲法 この二つについても学びました
明治維新の過ちも教えてもらいました

それ以外にも新たに学んだことがあります
「レジリエンス」がそれです

通信教育の
生涯学習支援実践講座新支援技法研修テキスト
第1単元での出会いです

仕事や活動が落ち込んでいる状態から
回復を図ろうとする力を
V字型回復力・成長力(レジリエンス)という
とあります。
強靭性とも表示されています
他にも、弾力、弾性、復元力、回復力・立ち直る力
などの表現も紹介されています

アンドリュー・ゾッリ等の定義では
「システム、企業、個人が極度の状況変化に直面したとき、
基本的な目的と健全性を維持する能力」
となっています。

そしてレジリエンスの習得・体得は学習でできる
といっています

何を学習すればよいのか

情報を収集する力
事象を把握する力
その事象の論理的構造を理解する力
その結果を判断する力
解決しなければならないことを解決する力
成長を図るための創造力
この6つが挙げられています。

状況を論理的に理解し
元に戻す方法を想像し
成長像を創ってそれに向かっていく
という構図です

何か論理的ですよね

ここで180℃の展開をします
バーバラ・フレドリックソン著「3:1の法則」
ポジティブ心理学が「レジリエンス」を説いている本です
この本によるとポジティブな感情がレジリエンスをつくると
いうわけです。

これって大変単純な構造ですね

ポジティブな感情とネガティブな感情の比率
検査では10:1という結果でした

自分の状況を省察する
便利な概念だと思います。

さて明日は?