社会人コーチ

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役割を超える

2007-09-06 21:05:54 | Weblog
久しぶりの投稿になります。


今日は「今月のレター」に原稿をアップします。

今、仲間19人と
ジャグリング連続30回に挑戦しています。
3つの玉を左右の手で次々と投げ続ける
大道芸人がやるあれです。

始めての者が連続30回やるには
それなりの練習が必要です。
それをお互い励まし合いながら、
みんなが30回以上やるのは
練習の努力だけでなく
更に一工夫必要です。

どんな工夫でしょうか。

仲間との話し合いで判明したことがあります。
それは一人一人が単にグループのメンバーだと自覚するだけではなく、
グループの世話役、或いはリーダーのつもりになって
みんなの状況を訊ね、
励ましの声がけをしたりすることです。

全員が「やってやろう」と言う強い気持ちを
持つようになることです。

このことはチームや組織で何かやろうとするときは必ず
必要なことかもしれません。
野球チーム、サーカーチーム、
そして学校や企業という組織での仕事まで、
チームワークには必ず必要なことのように思います。

ところで、加えなくてはならない一工夫の要点は何だろうか、
と考えてみました。

そして気がつきました。
「一段上の役割」にみんなが気付き、
その役割を果たそうという意思を持つことです。

選手は選手の役割を果たしながら、
指導者や監督ならここでどう考えるか?

部員は自分の役割を果たしながら
部長ならこの状況で何を考えるだろうか?

一段上の役割、或いはビジョンを頭に描く、
これは重要なようです。

今、仲間とジャグリングに取組みながら
そのことを実感しています。