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大阪と真田と両親

久しぶりに大河ドラマを毎週かかさずみた。
龍馬伝以来だった。
昨日最終回を迎え、これで毎週欠かさず見ていたドラマが終わったんだなと寂しくなった。

小学生の頃に日本史が好きになり、大坂夏の陣にもすぐ興味をもつようになった。
大坂夏の陣といえば、真田幸村が大活躍し、日の本一の兵と評された戦いである。

あまりに大坂城が好きだったため、両親にお願いして小学6年生のときに大阪まで連れて行ってもらったことがあった。
実際に大阪城をみて、これが秀吉時代の大坂城ではないことが分かっていても子供心に感動した。

両親もそんな私に何か思うところがあったのだろうか、大阪だけの旅を急きょ変更し、翌日は京都へ行こうといってくれた。
後で聞いた話だが、私や弟が宿で寝静まった後、夫婦で財布の中のお金を全部出して数え、京都に行けるか検討したらしい。
なけなしのお金を使って京都まで足を運んでくれたことなど知らない私は大阪だけでなく京都まで行けることを知って素直に喜んだ。

母が今でもその当時のことを私にすることがあるが、その度に薄暗い灯りの中で深夜両親が財布からなけなしのお金を全部出して必死に数える姿が脳裏に浮かぶ。
そして、両親がいかに愛情を注いでくれたかを痛感し、私も自分の子にいつかそのぐらいの愛情を注ぎ旅をさせてあげたいと思っている。
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