和尚の大和路

和尚が撮った大和路写真を中心に、
旅で見つけた写真なども・・・

九州の旅3 姫島

2015-05-23 02:33:59 | 風景写真
テントのすぐそばで 長崎鼻灯台





人の顔に見えます。





フェリーから見た姫島


姫島


姫島はキツネ踊り(姫島盆踊り)で知っておりますが、
ほとんど白紙のままで渡りました。

ジオパーク姫島
ジオパークとは地球規模の地殻遺産みたいなもので
世界登録と日本登録があります。
阿蘇のカルデラなどは世界登録です。
姫島は日本登録です。
姫島は島全体が火口のなのです。
全部で9ヶ所確認されています。

矢筈岳266m 島で一番高い


姫島灯台


ハートの切り株




のんびり


郵便局が保存されています。




瓦の模様みたいな層は地震の液状化の名残らしいです。


子供が生まれたんでしょう。


観音崎千人堂


観音崎は白色黒曜石の天然記念物に指定されています。


下の二枚は火口なのです。




2.5時間ぐらいの滞在でしたが、時間が止まって見えました。


マテ貝
真玉温泉で安く売られていたので買いました〔280円〕
後に分かったことですが、他ではこれぐらいで500円ほどしました。
今が旬です。

マテ貝の獲り方は母親に聞いていました。
砂浜で上っ面の砂をよけると、穴があります。
その穴の中にマテ貝がいますので、塩を入れてやるのです。
マテ貝はびっくりして飛び出てきます、
そこをちょいと抜くのです。

砂ぬきしてあるのを信じて、すぐに食べました。
蒸し煮というか蒸し焼きというか、醤油だけてすが美味しかったです。





最後に醤油を垂らしました。







九州の旅2 宇佐神宮から国東へ 写真展

2015-05-22 10:03:44 | 風景写真
写真展から
今、奈良市美術館で風景写真協会奈良第二支部の会員展が開かれています。
いつもより少しさびしい感じがしましたが、見ごたえがあります。

県庁横の文化会館では奈良県美術人協会の作品展も開かれています。
写真部は一人一点の出展ですが、例年に比べて見応えがありました。

そして
後に詳しく書きますが
入江写真美術館では入江さんの写真展と併設で
久保田秀典さんの写真展も開かれています。
こちらは会期も長いのであせりはしませんが、
入場料500円必要です。
最初の説明文も名文です。
何をどう撮ればいいのかがちりりばめられて、
目からウロコの状態でした。


5月20日の安田の里

















5月21日の安田の里



5月21日の鳥見山












そして、霧が襲ってきました。



富士プロ1


ニコンD80
電線が2本入っています。
電電がわからないように移動します。


ニコンD80


ニコンD80


ニコンD80


富士プロ1


富士プロ1

この光のカーテンを反対から見たら・・・

このように見えます。



九州の旅2 宇佐神宮から国東へ 

宇佐神宮は八幡神社の総社です。



神域が広く、深奥に鎮座する様はパワースポットですな。
参拝者も多く、伊勢神宮につぐ神社というのもうなずけます。




屋根のある橋、呉橋

呉の人が作ったからこの名が付いたと言います。

宇佐神宮は後で報告する国東の仏教寺院と深い関わりを持ちます。

六郷満山文化〔ウィキペディアより〕
古来国東半島にあった山岳信仰の場が、
奈良時代末期から平安時代にかけて寺院の形態を取るようになったものである。
古来の山岳信仰が、近隣の宇佐神宮及びその神宮寺である弥勒寺を中心とする八幡信仰、
さらには天台系修験と融合した結果、
神仏習合の独特な山岳仏教文化が形成されたと言われる。
今日でも、33の寺院と番外に宇佐神宮を加えた「国東六郷満山霊場」(国東半島三十三箇所)が構成されている。


宇佐神宮を後に今日の宿泊地を探すべく、国東半島を回ります。
途中、干潟で遠浅の真玉海岸を通ります。
夕方に干潟が現れる時期の夕日は美しいそうです。

夕日が奥に沈みます。

一番海に突き出た所が良かろうと、
長崎鼻リゾートキャンプ場に行きました。
少し遅いが菜の花がきれいに咲いています。



管理棟でキャンプ手続きを済ませ、
出来るだけ風の弱い場所にテントを張りました。


黒い箱になにやら貼っています。

この張り紙でいろいろ話しかけられました。

3泊4日で申し込みましたが、テントが小さいというので
1日分まけてくれました。(2泊分の料金)
昼間は遊びにくる人が見られましたが、
夜は3泊とも一人でした。
広いキャンプ場は貸し切り状態です。
聞けば5月連休は予約で満パイということでした。
管理人に聞いたことですが、
九州で長崎鼻と言えば鹿児島の開聞の長崎鼻を指すそうです。
予約客を待っていて、来ないので連絡をとったら、
鹿児島の長崎鼻にいたと言うことがたまたまあると聞きました。

キャンプ場周辺の景色








テントの下は〔柵の向こう〕



行場になっています。



たまには作品らしく撮ります。


初日の晩飯

キャンプ場近くのスーパーで仕入れ。
刺身はボラ、片身300円くらい。半分もあれば十分です。
大阪辺りではボラを刺身で食べませんが(臭いから)、
ここでは刺身売り場の半分くらいがボラが占めていました。
煮付けはアラカブです。それに野菜サラダが夕食のメニューです。
残り半分は次ぎの朝にムニエルにしました。


明日からはこのキャンプ場を起点に国東を回ります。


九州の旅1 九州上陸、中津へ

2015-05-20 17:44:59 | 風景写真
4月13日(雨)、予定どおりフェリーが泉大津から九州に向けて出港しました。(阪九フェリー)
かなり大きな船です。フェリーいずみ(1,5万t)



新しくてホテルの中にいるみたいです。.
安く上げるために大部屋に寝ました。
昔の大部屋と違って、
バケツみたいな灰皿もありません。
禁煙で定員以上の詰め込みはありません。
この時は12人部屋で7人がゆったりでした。






夜の就航なので、寝るしかないのですが、
瀬戸内に架かる橋を通過する時間の案内があります。
明石大橋 18:35
瀬戸大橋 21:40
来島海峡  0;00
起きられるかどうか?

明石大橋と来島海峡を通過する時、起きていました。
残念ながら瀬戸大橋の通過時は寝ていました。

明石大橋














来島海峡

真夜中です。撮れていたのはこの一枚だけです。

4月14日(曇り)
6:20 予定通り到着です。
国道10号に出て、ひたすら南下します。
福岡県内は今のところ立ち寄る予定がありません。
苅田町、行橋市、築上町、豊前市などを通り過ぎれば大分県。

中津市です。
中津と言えば福沢諭吉ですが
中津から揚げが有名?
NHKのドラマで黒田如水の中津城が注目をあびました。
お城が好きな和尚さんは
中津城に行かない訳には行きません。
経過報告の中で3大水城を中津城、高松城、津城と書きましたが
読者の指摘により中津城、高松城、今治城が正解なようです。
中津城は中津川を利用した水城です。
黒田氏と中津の関係はせいぜい1600年までです。
黒田氏は関ヶ原の戦いの功労で福岡に移ってしまいます。
後、細川氏(後に熊本へ)、小笠原氏、奥平氏へと続きます。

単純に高い所からの景色を眺めるのが好きな和尚さんは
古文書やら甲冑などの遺品は分からんから興味がありません。
天守閣に立って、ええなー、ハイ終りです。







水城のイメージがわくかしら。

右が中津川です。河口にありますので、満潮時は水位が上がります。

石積みの違い

右半分が黒田時代のもの、左半分が細川時代のもの。

この積み方は・・・きれいですね。

お城を探すのは簡単です。
辺りを走っていて、キョロキョロしますと目に入ってきます。

宇佐の方面に行こうと、中津市内を走っていたら
赤い壁のお寺がありました。

たまたま写真を撮って後から調べれば・・・。

黒田官兵衛がこの寺にいた宇都宮氏を襲撃した時の血のりが消えなくて
赤色に塗ってしまったと言う合元寺(赤壁寺)であることが分かりました。


福沢さんを忘れてはいけません。
福沢さんとの関係が保たれない和尚さんは
野口さんに好まれているようです。
中津城にほど近い場所に福沢諭吉旧居があります。
福沢諭吉についてここで説明する必要はないでしょう。








これだけは書いておこう。
和尚さんは若い時の諭吉さんに会いました。
離れに土蔵があり、覗いて見ると諭吉さんは
スーパーカブでよう来たなーとおっしゃった。
論語を読んでおられたようです。


余談ですが福沢諭吉が一時大坂の適塾の塾長をしていたことがあります。
適塾と言えば緒方洪庵です。
このブログは写真を撮る人が多く訪れるのですが、
全日写連の役員をしていらした緒方さんは緒方洪庵の子孫であると聞きました。

さあ、宇佐神宮に行こう(つづく)


実はこの更新はネットカフェで画像を持ち込んでしています。


帰ってきてからの画像です。
御所の高天原に山野草の植物園があります。
高天彦神社の南です。〔300円〕
エビネ蘭が多いです。















クリンソウもあります。


すずらんもありました。





安田の里にも行っています。




もちろん室生湖にも



お詫び

2015-05-17 10:09:33 | 風景写真
皆様、コメントありがとうございます。

旅から帰って、すぐにでも更新しようと思っていましたが
ネットが繋がらなくて、まだそのままになっております。
いっそうのことPCを変えようと思い画策しております。
今使っているPCは10年になります。
カメラのRAW現像ソフトが認識しない〔OSが古いため〕ので
買い替え時期かなと思っています。
マックG4→マックミニ〔現在〕→?

その上、新しいWi-Fiルーターの不備もあり、のびのびになっているのです。
本人は少しでも早く、画像つき更新をしたいのですが
まったく情けない状況でありますので、今しばらくご猶予願いたいと思っています。
この更新も前回同様、ネットカフェで書いております。

帰ってきて変わったことは
新聞配達の朝刊がなくなったことです。
究極の新聞配達人を目指しておりましたが、
中断することになり、残念でなりません。
しかし
夕刊は今までどおりです。
やっと元に戻りました。
戻るのに1年半かかりました。
これからは大和路の情報が2年前と同じぐらいになると思います。

今日も安田の里等に行きました。
昨日の天気から、雲海が出るのではないかの期待がありましたが
平凡でした。
皆さんにお会い出来たことが成果です。

たくさんコメントを戴いておりますが
返事のほうは後日にさせていただきますことをお願いいたします。
よろしくお願いいたします。

無事、帰り着きました

2015-05-08 16:28:23 | 風景写真
昨日、奈良に帰り着きました。
25日間、走行距離、3879km
時間が足りませんでした。
長崎、佐賀、福岡そして山陽の岩国が回れませんでした。
〔かわりに四国でしたが・・・〕
行ったことのある場所は避けるか、また素通りでしたが
時間が足りませんでした。
もともと計画に無理があったんでしょうね。

今ここ、ネットカフェで更新しています。

家のPCは繋がっていません。
Wi-Fiが新しくなってルーターが届いているのですが、
説明書が入っていません。
とりあえず、2、3日おとなしくしています。

今朝、鳥見山に行きました。
つつじが盛りを過ぎた感じですが、
もちつつじはこれからです。
いつものメンバーに会いました。
喫茶店も出ていました。
無事に帰ったことの報告に行ったみたいでしたね。

あれから、高松からもう一度丸亀に行って、
戻って、徳島方面に走りました。
津田の松原もええところですね。
鳴門を経由して〔黙っていても経由しますが・・・〕徳島へ。

九州では地図を〔10万分の1〕持って走りましたが
四国では予定になかったのもですから地図はありません。
なくても十分走れます。
ただ、バイパスに惑わされて長い距離を走らされることはありましたが、
長年地図を作ってきた記憶が有利に働きました。

四国三郎、吉野川は広いですね。
水源地は愛媛県瓶ヶ森ですかね。
瓶ヶ森では野宿したことがあります。

徳島市から上流へ30kmほど行って
堤防〔右岸〕をゆっくり下りました。
あまり気持ちがいいので、堤防の草むらに寝転んでいると
そのまま寝てしまいました。

起きた時の爽快感は何者にも変えがたいですね。

そのためか阿波十郎兵衛屋敷に着いた時は
3時を回っていました。
人形からくり館は閉じていました。

2日ほど余裕があるので、高知に入って
フェリーで那智勝浦に出て帰ろうかと情報検索しましたが、
フェリーは廃止になっていました。
大阪高知特急フェリーも廃止でした。

早いけど南海フェリーで和歌山に出て帰ってきたのです。

旅のブログこれから1ヶ月続く予定です。

11日からの新聞配達はやる気満々ではありませぬ。


東北に行きたいなー。

経過地

2015-05-05 02:07:09 | 風景写真
前に中津城、杵築城、飫肥城、知覧城、熊本城に行ったと書きました。

富岡城、大洲城、今治城、丸亀城、玉藻城が増えました。
丸亀城はええですなー。


今までの主な経過地を書きます。

北九州新門司~中津~宇佐~豊後高田~国東長崎鼻〔3泊〕
国東半島入り乱れ~杵築~別府~志高湖〔2泊〕
湯布院~由布川渓谷~珠洲~九酔渓~大吊橋~竜門滝
~飯田高原〔やまなみハイウェイ〕阿蘇~南阿蘇~高森〔1泊〕
~高千穂~延岡~日向~宮崎~綾~小林~ひなもり台〔3泊〕
~御池~霧島神宮など~えびの~小林~都城~宮崎~
日南~都井岬~串間~志布志~大崎
ここらあたりから野宿が始まる
~鹿屋~桜島~鹿児島~知覧~川辺〔3泊〕
~池田湖~長崎鼻~開門~坊津~川辺~知覧~再び坊津~
~加世田~吹上げ浜~串木野~さつま川内~長島~
天草~宇土~熊本~菊池~阿蘇~日田~耶馬溪~別府~大分
~佐賀関~三崎~八幡浜~大洲~長浜~松山~北条~今治~
東予~西条~伊予三島~丸亀~坂出~まんのう~高松まで


フェリーから上陸する時、何ともいえませんなー〔ワクワク、ドキドキの一瞬です〕

今、四国にいます

2015-05-04 19:54:32 | 風景写真
どういう訳か今、四国にいます。

大分の佐賀関に行ってみたら
フェリーの乗り場に着きました。
係員がいて、〔乗船ですか〕と聞く。
咄嗟に〔乗ります〕と応えてしまった。

岬から岬へ、なんとなくいい感じです。

でもねー
22時の便まで一杯とのこと。
〔あす朝、臨時便が出るので4時に来たら乗れますよ〕と言うもんだから
ついその気になって、
岩国と津和野に寄る計画をなかったことにしてしまった。

ええかげんですなー。

このフェリーとは大分の佐賀関と愛媛の三崎を結ぶ直線距離31kmのフェリーです。
所要は70分。
大分の佐賀関は関サバ、関アジで有名ですが、
豊予水道で獲れたものです。
ブランド化激しく、空輸などで1匹5000円程します。
一方、同じ海域で三崎の漁師が獲ったものを三崎サバ、三崎アジと言うそうな。
紀伊水道のサバも美味いですよ。
和尚は区別がつきません。
フェリー乗り場の横で、家族がサビキ釣りをしていました。
かなりの人で一杯です。
釣果は20cmのアジです。
よく釣れています。
これも関アジというのかしら。

翌日〔3日の朝〕ですが、4時に行ってみると6時の便まで一杯と言う。
2輪は8台が限度だそうです。〔固定器具が8台分しかない〕
ハーレイ2台、BMW2台、ヤマハの1300、ホンダの750の中で、
スーパーカブ110は異彩を放っております。

さて、ここ4日程は野宿です。
オートキャンプ場は設備が整いすぎて、確かにいいのですが、
その分、テント代も高く一泊2000円を超えるところもあります。

なんかねー、テント代を払うのが馬鹿らしくなって、
適当なところで寝たらいいわ、と野宿が多くなりました。
ホームレス状態です。
水は1.8リットル一本あれば十分です。

昨日などはJRの駅を使わせていただきましたが、
最終列車が行った後は追い出されました。
雨が降るのに和尚はつらいよ!
〔連休中のビジネスは満室です〕
それで
スーパーの入り口にマットを引いて、シュラフなしで寝ました。〔結構暖かい〕
製パンの配達で起こされますわな。
おかげでいい写真が撮れました。

三崎に着いて、半島を走っていると
いい香りが漂ってきます。
そうです
ミカンの花が咲いているのです。

四国の旅の始まりで~す。



九州でも渓谷の有名所は行きました。
高千穂峡、九酔渓、由布渓谷、竜門の滝、菊池渓谷ですが、
菊池渓谷を除いては水がきれいではありません。
上流に人家があるのがで分かれるようです。
菊池渓谷はきれいでしたね。
天気のいい昼間行ったのですが、コントラストが強くて、
朝、日の出る前に撮りたいと思いました。
すぐに実行。
昼のうちにどの岩に脚を立てるか記憶します。
懐中電灯で谷に入るので、すぐに対応出来る為の予行練習です。
平凡な朝でしたが、この渓谷の素材は一級品です。
雨後や霧の出具合、斜光の状態でレベルの高い作品が撮れそうです。
遠いのが難点です。