和尚の大和路

和尚が撮った大和路写真を中心に、
旅で見つけた写真なども・・・

晩秋明日香

2010-12-16 05:17:06 | カメラ
初冬というべきか、
写っているものは晩秋の風景です。
稲渕の棚田もカメラマンはほとんどいません。
飛鳥川の滝でasuka-jiさんに会いました。
當麻寺から明日香に移動しました。
高取で家並みを撮り、
明日香の石(猿石、鬼の俎、亀石など)を撮りながら
稲渕までやって来ました。
新しい場所ではなく、いつもの場所で
今日でなければの風景を楽しみました。

















鬼の雪隠の上に展望公園があります。
そこに寺尾勇さんの言葉が記されています。

ほろびをいのちとする
大和の風土に育まれた私にとって、
すべての芸術作品とその中にひそむ美は、
この世に生きた人間の燃え果てた魂の歌であり、
明日への可能性と未来への予言を秘めた魂の黙示録でもある。

寺尾勇

雨の朝

2010-12-15 18:05:27 | カメラ
雨が降っていたので、
早速當麻寺に直行です。


構図がバラバラですね。
これでは写真になりません。


方向性はありますが、白いガードレールが気になります。
場所を探さねば・・・。

登校の写真としては暗いですね。
やはり、新緑の頃に撮りたいです。

そして、今日

場所を変えましたが、それぞれ一長一短ありますが、
日が照っているのがいいのか、
雨が降っているのがいいのか、
春までに何とかものにしたいです。

御所の吐田米(はんだまい)

2010-12-14 08:31:22 | カメラ
お米のことです。
御所市の旧吐田郷で穫れたお米のことです。
葛城山の水と砂地の水田で穫れたお米を吐田米と言っています。
食べてみて、非常に美味しかったのでブログに書くことにしました。
和尚は一言さんの鳥居横で野菜を売っているおやじさんに聞きました。
吐田米と言えるのは葛城山東麓の森脇、楢原、豊田などで穫れたお米だそうで、
金剛山麓の南郷、極楽寺(吐田極楽寺がある)のものとは違うそうです。
おやじさんが言います「魚沼産よりうまいで!スーパーの米と食べ比べては」
和尚はおやじさんから玄米で10kg 3200円で買いました。
共同野菜売り場では10kg 4400円くらいで売られています。

九品寺の門を入って、階段の手前に水が流れています。
勢いよく流れていますのですぐ分かりますが、
その水こそがおいしい米の相棒です。

森脇の田んぼ

越塚御門古墳

2010-12-13 02:53:12 | カメラ
すいているだろうと思って、
午後3時頃に着くように越塚御門古墳に行きました。
ところが長蛇の列です。
9月の牽牛子塚古墳の時よりも多いみたいで、
奈良新聞によると、
土曜日は3100人の見学者であったと書いています。

和尚の45分の待ち時間中、
どういう訳か
元国交大臣の冬柴鉄三さんが歩いていました。

棚田のあるのどかな風景の中を並びます。
これは牽牛子塚古墳の時と全く同じコースです。








東の空には面白い雲が・・・。

越塚御門古墳は牽牛子塚古墳の一部に造られたようです。
牽牛子塚古墳の石室のすぐ下です。
牽牛子塚古墳発掘の時、
ただ単に石が見えていただけの認識しかなかったようです。
掘ってみたら大変なものが出てきたというのが真相です。
偶然に見つかったという訳です。





昨日も書いたように
埋葬者が誰かと、いうことで
歴史学者は関心を示しています。
つまり
667年、斉明天皇陵の前に孫の大田皇女(おおたのひめみこ)を埋葬したと記している日本書紀の内容と
一致しているからです。
この発掘により牽牛子塚古墳が斉明天皇であることが確実になったようです。
では
宮内庁が管理している斉明天皇陵は誰の墓でしょうか?

よく似た話があります。
和尚が歴史散歩の会に入っていた頃に行ったことのある高槻市の今城塚(いましろつか)古墳が
継体天皇の墓であるのが確実視されているのですが、
宮内庁はちがうと言っている。
基本的に宮内庁は古墳の発掘を許可していません。

ハインリッヒ・シュリーマンの“古代への情熱”を思い出しました。

越塚御門古墳に向かったが・・・

2010-12-12 08:39:12 | カメラ
金曜日のニュースで越塚御門古墳の
発掘調査の報告がありました。
asuka-jiさんのブログにより
近々発表があることは知っていましたが、
あの牽牛子塚古墳のすぐ前とは驚きです。

考古学的発掘調査の報告は
事実だけを発表します。
新聞記事にあるような解釈は
考古学者あるいは歴史家による解説が大部分を占めます。
それによりますと
この古墳は大田皇女(おおたのひめみこ)らしいというのです。
大田皇女は大津皇子と大伯皇女の母親です。
先の発掘の牽牛子塚古墳では
斉明天皇とその子間人皇女の合葬との見方が有力です。
そのすぐ前に斉明の孫が葬られていることに
何かロマンを感じます。
それよりも歴史学者を喜ばせていることは、
日本書紀の記述そのものであることです。

それで
昨日、和尚は越塚御門古墳に行こうと家を出ましたが、
道草を食いたどり着きませんでした。
山麓線をウロウロして時間が無くなってしまいました。

今日に持ち越しです。
古墳はこの後、すぐに埋められるので、
実物が見られるのは今日しかありません。






耳成と畝傍山


和尚の神社です。




今の時期、この花をよく見ますが、
皇帝ダリアです。





運動不足

2010-12-10 04:10:14 | カメラ
8月からバイクで撮影に出るようになってから、
足腰が弱くなって来たような気がします。
確実に運動不足です。
歩いて現場に行っていたのが、
バイクですぐ近くまで行けるからです。
また
ダイエットと撮影費捻出のために始めた新聞配達も
事務所が遠くなったことで、バイクで行くため
歩かなくなりました。
そろそろ新聞配達の効果が切れてきました。
体重も4キロ増えて77キロになっています。
今年中に60キロ台にするのはむづかしいようです。
新聞配達の止め時かもしれません。
よりハードな作業の仕事、ないかしら。

等彌(とみ)神社3景





光の柱が写っています。

鳥見山が2つあります。
ツツジや紅葉で有名な榛原の鳥見山
桜井市等彌(とみ)神社のある鳥見山
どちらも神武天皇が畝傍山で即位した時に
皇祖天神を祀った「鳥見山中霊畤跡」があります。
等彌神社の人によれば桜井の鳥見山が
日本書記の記述に比定されていると言います。

どちらも正しいのでしょう。

神武が伊那佐山の戦い?に勝ったすぐ後は榛原の鳥見山に、
畝傍に移ってからは桜井の鳥見山に
霊畤(まつりのにわ)をおいたとしたら、
うまく収まります。

運転免許証更新

2010-12-09 04:57:40 | カメラ
3年毎の運転免許証更新の時期がやって来ました。

ご存知の方も多いのですが、
和尚の左目が視力ゼロです。
運転免許証更新時の視力検査がいつもイエローカードです。
右目がかろうじて0.7あるかないかです。
今回は時間をかけてやっとクリアーしました。
無事故無違反でしたので、有効期限5年のゴールドです。
悪くならない限り、ひとまず5年間は動けそうです。

おそらくこれからの5年間が最後だと思って、
大和路を獲り続けたいと思うのであります。
両目が見えたら、
もっと写真がうまくなるかもしれませんがね。

という訳で昨日は撮影には行っておりません。

古い写真ですが、再掲載します。

立山の雷鳥


大日岳


長谷寺寒牡丹


談山神社



晩秋風景

2010-12-08 04:38:41 | カメラ
師走に入り、一週間が過ぎました。
あっという間に年の瀬になります。
撮影地ではカメラマンの数が激減しています。
こんな時こそ、ゆっくり風景探しに出ませんか。
色あせて行く景色の中で残っている紅葉などを見つけると
嬉しくなります。

御所市にて


御所市にて


明日香村にて


明日香村にて


明日香村にて

オリーブが植わっています。

明日香村にて


明日香村にて


明日香村にて


明日香村にて


明日香村にて


明日香村にて






室生湖 2010.12.6

2010-12-07 04:05:07 | カメラ
朝一番は安田でした。
いつものメンバーと一緒です。


太陽が顔を出す前に室生湖へ移動です。
前回よりも湖面霧が少ないです。
撮影よりも来春の新緑を想定してのロケハンです。

ある場所に来たら、
一区域だけ湖面霧が発生していました。




水鳥を待ちました。

室生の里へ行きましたが、紅葉は終っていました。


多武峰と明日香を経由して帰りました。

吉野山蔵王堂

2010-12-06 04:44:28 | カメラ
金峯山寺 蔵王堂のことです。

本尊の秘仏本尊蔵王権現のご開帳が12月9日で終りです。
昨日、急に思い立って行って来ました。
お見せしたいのですが、
残念ながら撮影禁止です。
拝観:1000円

紅葉は終っていました。
残り紅葉を