台風が通り過ぎてくれました。
幼稚園も休みになり、家の中でゴロゴロしていました。
長い文章は飛ばして下さい。
最後にフィルムから47があります。
今日あたりがヒガンバナのピークだと思うのですが、
今(5時)、雨が降っています。
和尚の戯れ言 その1
フィルムとデジタルについて色々な意見があります。
和尚は40年間フィルムを使ってきました。
デジタルはほんの3年ぐらいです。
それもブログ用にニコンのD80を買って撮りはじめました。
その時はフィルムを続けて行くつもりでしたので、
デジタルの高級機には目もくれませんでした。
ひょんなことからデジタル一眼で撮ってくれないかと依頼がありまして、
D80も一応一眼なので、このカメラで2年間撮ってきました。
高級機を買う余裕はありませんから、
故障してもだましだまし使ってきたのです。
D80も10万回シャッターを切ったことでしょう。
D80のシャッターテストは12万回(D3は30万回)と聞いていますので、
かなり使い込んだことになります。
以前にも書いたことですが、
フィルムとデジタルは棲み分けができ、
私自身も併用することになるでしょう、と。
それから2年経ちました。
フィルムをずーっと続けて来ましたから愛着があります。
銀塩の作品が出来るまでの道筋に
大げさに言えば喜びも悲しみもあるわけでして、
この醍醐味は捨てがたいものがあります。
2年経ってフィルムしに復帰ようとしたのは、
上記のこととフィルムカメラの存在があります。
このままデジタルに移行すればフィルムカメラは
暗い箱の中で一生を終えることになるでしょう。
10年以上前になりますが、
カメラを買うのは最後だろうということで、6×6判のハッセルを買いました。
以前のマミヤRB67は充分な成果がありました。
このハッセルはまだまだ自分のものになっていない感じですので、
もう少し使ってみようということで、
フィルム復帰のことをブログに書きました。
フィルムを引退するには早すぎるのです。
これはアマチュアならではの考えです。
デジタルカメラの性能向上には目覚ましいものがあります。
高級機になるとコンピューター一台がカメラに内蔵されているようなものです。
プロカメラマンにとってデジタルほど便利なものはないでしょう。
機能の習得度、操作の早さなどを見ていると、体の一部になっています。
プロの写真家は写したものをプリントで見る、ということはほとんどないでしょう。
大抵は印刷物に使われています。
フィルムで撮影しても印刷物になる前行程でデジタル化します。
そんな手間をかけなくても、
デジタルで撮れば早く、安く、確実にユーザーに届きます。
そして結果も良いです。
フィルムに比べてコストはかかりませんが、
その分、売り上げ単価は下がって来ますが、これも時代の流れです。
プロは80%、アマチュアは100%の写真を撮るというのが和尚の持論です。
言い換えればプロはそこそこ、アマチュアは納得するまで撮ります。
ではプロがレベルが低いのかとというと、そうではないのです。
納得出来るまで撮っていては商売にならないのです。
これは確実に言えることですが、
感動する良い写真はアマチュアが持っているのです。
フィルムとデジタルを比べると
デジタルには良いことばかりが目立ちます。
◯結果がすぐに分かります。
◯ワンカット毎のISO感度が変えられます。
◯多重露出、合成がその場で見られます。
◯RAWで撮ればホワイトバランスが変えられます。
◯通信機器に繋げばすぐに送ることができます。
◯メディアが安く、何回でも使えます。
◯撮影データが残ります。
こうして書いて来るとやはりデジタルは良いことだらけです。
そんなに良いことだらけでもフィルムで撮るのですか、と聞かれれば
どう応えていいのでしょうか。(笑)
冷静に考えればこれだけ便利になっているのですから、
以前なら技術であったことが、カメラが全部してくれるので、
何を、どう撮るかに意識が集中して、
良い作品がいっぱい出来るはずです。
しかしながら色々な写真展を見る限り、デジタルで良い作品を見るのは少ないです。
どうしてでしょうか。
ハイレベルのアマチュアが未だにフィルムで撮っているのかもしれません。
撮影者がデジタルの機能をうまく使いきっていないのかもしれません。
そんな中でわずかフィルムが盛り返しているようですが、
高級機が安くなれば、デジタルへの流れが一層早まるかもしれません。
フィルム写真はそれはそれで文化ですから残ると思いますが、
それより早くハード(フィルムカメラ)がなくなるかもしれません。
いずれにしても写真映像の転換期です。
どちらでいくかは内容ではなく、好き嫌いの問題になって来るでしょう。
次回の戯れ言は「写真のうまくなる方法」です。
フィルムから 48
今日は後立山(うしろたてやま)の山です。
後立山連峰は富山側からの呼称で
立山の後ろにある山脈でそう呼ばれています。
山仲間では単に“後立(ごたて)”と言っています。
一般に日本海の親不知から針木峠までを範囲としますが、
ガイドには非対称山地として紹介されています。
黒部側がなだらか斜面で、安曇野側が急斜面と言う意味です。
フォッサマグナ(日本を二分する大地溝帯)の西端に当たり、
大断層としての糸魚川静岡構造線が走っています。
近辺では六甲山、生駒山系が非対称山地です。
和尚は撮影には行きませんが、皆無という訳ではなく、
中心部分は歩いています。
白馬岳3回、中心部縦走2回ですかね。
写真としては古いものですがありましたので掲載します。
杓子から鹿島槍方面(4.5×6 マミヤ645)
白馬岳(4.5×6 マミヤ645)
以下三枚は同じ時に撮ったものです。
この日の前日に忘れもしない事故がありました。
親子4人でテント山行していました。
2日間白馬大池でテントを張って白馬岳を往復し、
テントでラジオを聞いていました。
そこから流れていたのは
「御巣鷹山日航機墜落事故」でした。
栂池(6×7)
鹿島槍岳(6×7)
唐松岳(6×7)
幼稚園も休みになり、家の中でゴロゴロしていました。
長い文章は飛ばして下さい。
最後にフィルムから47があります。
今日あたりがヒガンバナのピークだと思うのですが、
今(5時)、雨が降っています。
和尚の戯れ言 その1
フィルムとデジタルについて色々な意見があります。
和尚は40年間フィルムを使ってきました。
デジタルはほんの3年ぐらいです。
それもブログ用にニコンのD80を買って撮りはじめました。
その時はフィルムを続けて行くつもりでしたので、
デジタルの高級機には目もくれませんでした。
ひょんなことからデジタル一眼で撮ってくれないかと依頼がありまして、
D80も一応一眼なので、このカメラで2年間撮ってきました。
高級機を買う余裕はありませんから、
故障してもだましだまし使ってきたのです。
D80も10万回シャッターを切ったことでしょう。
D80のシャッターテストは12万回(D3は30万回)と聞いていますので、
かなり使い込んだことになります。
以前にも書いたことですが、
フィルムとデジタルは棲み分けができ、
私自身も併用することになるでしょう、と。
それから2年経ちました。
フィルムをずーっと続けて来ましたから愛着があります。
銀塩の作品が出来るまでの道筋に
大げさに言えば喜びも悲しみもあるわけでして、
この醍醐味は捨てがたいものがあります。
2年経ってフィルムしに復帰ようとしたのは、
上記のこととフィルムカメラの存在があります。
このままデジタルに移行すればフィルムカメラは
暗い箱の中で一生を終えることになるでしょう。
10年以上前になりますが、
カメラを買うのは最後だろうということで、6×6判のハッセルを買いました。
以前のマミヤRB67は充分な成果がありました。
このハッセルはまだまだ自分のものになっていない感じですので、
もう少し使ってみようということで、
フィルム復帰のことをブログに書きました。
フィルムを引退するには早すぎるのです。
これはアマチュアならではの考えです。
デジタルカメラの性能向上には目覚ましいものがあります。
高級機になるとコンピューター一台がカメラに内蔵されているようなものです。
プロカメラマンにとってデジタルほど便利なものはないでしょう。
機能の習得度、操作の早さなどを見ていると、体の一部になっています。
プロの写真家は写したものをプリントで見る、ということはほとんどないでしょう。
大抵は印刷物に使われています。
フィルムで撮影しても印刷物になる前行程でデジタル化します。
そんな手間をかけなくても、
デジタルで撮れば早く、安く、確実にユーザーに届きます。
そして結果も良いです。
フィルムに比べてコストはかかりませんが、
その分、売り上げ単価は下がって来ますが、これも時代の流れです。
プロは80%、アマチュアは100%の写真を撮るというのが和尚の持論です。
言い換えればプロはそこそこ、アマチュアは納得するまで撮ります。
ではプロがレベルが低いのかとというと、そうではないのです。
納得出来るまで撮っていては商売にならないのです。
これは確実に言えることですが、
感動する良い写真はアマチュアが持っているのです。
フィルムとデジタルを比べると
デジタルには良いことばかりが目立ちます。
◯結果がすぐに分かります。
◯ワンカット毎のISO感度が変えられます。
◯多重露出、合成がその場で見られます。
◯RAWで撮ればホワイトバランスが変えられます。
◯通信機器に繋げばすぐに送ることができます。
◯メディアが安く、何回でも使えます。
◯撮影データが残ります。
こうして書いて来るとやはりデジタルは良いことだらけです。
そんなに良いことだらけでもフィルムで撮るのですか、と聞かれれば
どう応えていいのでしょうか。(笑)
冷静に考えればこれだけ便利になっているのですから、
以前なら技術であったことが、カメラが全部してくれるので、
何を、どう撮るかに意識が集中して、
良い作品がいっぱい出来るはずです。
しかしながら色々な写真展を見る限り、デジタルで良い作品を見るのは少ないです。
どうしてでしょうか。
ハイレベルのアマチュアが未だにフィルムで撮っているのかもしれません。
撮影者がデジタルの機能をうまく使いきっていないのかもしれません。
そんな中でわずかフィルムが盛り返しているようですが、
高級機が安くなれば、デジタルへの流れが一層早まるかもしれません。
フィルム写真はそれはそれで文化ですから残ると思いますが、
それより早くハード(フィルムカメラ)がなくなるかもしれません。
いずれにしても写真映像の転換期です。
どちらでいくかは内容ではなく、好き嫌いの問題になって来るでしょう。
次回の戯れ言は「写真のうまくなる方法」です。
フィルムから 48
今日は後立山(うしろたてやま)の山です。
後立山連峰は富山側からの呼称で
立山の後ろにある山脈でそう呼ばれています。
山仲間では単に“後立(ごたて)”と言っています。
一般に日本海の親不知から針木峠までを範囲としますが、
ガイドには非対称山地として紹介されています。
黒部側がなだらか斜面で、安曇野側が急斜面と言う意味です。
フォッサマグナ(日本を二分する大地溝帯)の西端に当たり、
大断層としての糸魚川静岡構造線が走っています。
近辺では六甲山、生駒山系が非対称山地です。
和尚は撮影には行きませんが、皆無という訳ではなく、
中心部分は歩いています。
白馬岳3回、中心部縦走2回ですかね。
写真としては古いものですがありましたので掲載します。
杓子から鹿島槍方面(4.5×6 マミヤ645)
白馬岳(4.5×6 マミヤ645)
以下三枚は同じ時に撮ったものです。
この日の前日に忘れもしない事故がありました。
親子4人でテント山行していました。
2日間白馬大池でテントを張って白馬岳を往復し、
テントでラジオを聞いていました。
そこから流れていたのは
「御巣鷹山日航機墜落事故」でした。
栂池(6×7)
鹿島槍岳(6×7)
唐松岳(6×7)
お返事が遅くなってスミマセン。
『多重露出、合成がその場で見られます』はニコンでできるから一般論として書きました。これはニコンの差別化戦略でしょうか、D80のような初級機でもできるから。キャノンも必要とあらば搭載するでしょう。
「デジタルで良い作品を見るのは少ないです」はアマチュアでの感じです。
私の知る限りプロはいい作品がフィルム時代と同様多いです。
私も最近になって自問自答しています。
例えば大池ではプロといえども、TさんやN山さんたちの作品には勝てないと思うのです。
プロは毎日毎日大池に張り付いているわけにはいきません。
その点アマチュアは好き勝手に行きたい日に行きたい所へ行けますから・・・。
デジタルに良い写真が少ないのは底辺が広がり過ぎたからでしょう。
特に私みたいに、どうでもいい写真で毎日更新しているヤツが多いから・・・。
『多重露出、合成がその場で見られます。』
これはキヤノンの場合は不可能です。
カメラで、できません。