入江さんの「よみがえる万葉のこころ」ですが万葉歌と風景を対比させて
万葉歌のイメージを現代風景では・・・こう映る、と言った構成で
風景はすべて入江さんの写真です。
写真集などであまりお目にかかれない作品が多かったのがうれしかったです。
◯飛鳥
◯二上山
◯藤原京
◯平城京
◯吉野
など地域別で構成されており、
二上山だけでも11点ありました。
昔の風景が少なくなって来ている今は
昭和40年代の風景と比べても
歴然とした変化を感じ取ることができます。
日本の原風景を大和路に見いだそうとしている私のようなものにとって
この写真展があると言っても過言ではありません。
写真は表層の鮮やかさだけで表現出来るのではなく、
イメージがいかに大切かがわかる写真展でもあります。
今までの入江さんの写真展よりはかなり地味ですが、
奥深いものがあります。
あと何回かは写真展に通うことになるでしょう。
少し前の写真ですが
激写シリーズのスナップがありました。
この方は有名な写真家です。