和尚の大和路

和尚が撮った大和路写真を中心に、
旅で見つけた写真なども・・・

奈良のスズラン

2007-06-03 08:52:09 | カメラ
吐山のスズラン群生地

caraさんのブログを見てスズランを見てきました。
都祁(奈良市)の吐山(とやま)と
室生(宇陀市)の向渕(むこうち)の二箇所です。
離れているように思いますが、山を挟んで隣同士です。
caraさんが行ってから一週間たちましたが、
花芽は少ないものの咲いていました。
今週いっぱいどうにかもちそうです。
吐山の方が整備されています。
進入路が細くガタガタなので注意して下さい。
また、ここはスズラン自生の南限らしいです。
スズラン1
スズラン2
スズラン3

この花はヒトリシズカだと思ったのですが違いました。何ですかねー。

先週の美味いもの。
ゴマフグの白子の醤油焼き。
「塩焼き、醤油焼きどちら?」
和尚はこんな時、醤油と言ってしまう。
塩と醤油を比べると、醤油の方が断然美味いから。
アミノ酸の有無でしょう。
醤油に焼けた白子の皮の部分、最高!涙が出ます。
ところが醤油にだまされることがあります。
今回は醤油で正解でした。

もう一品

バカ貝(あおやぎ)の足(舌)のお造り。

関西でのバカ貝は湯引きで売られているのが多い。
必ず、からし酢味噌だ添えられています。
生のが食べたいとかねがね思っていました。
先週水曜日
「割烹丹後」のネタケースに入っているではないか。
早速注文。
普通にわさび醤油で頂く。
美味しかったので、お代わりをしてしまった。
バカ貝は貝柱(小柱)のかき揚げも美味しいのですが、
足の部分の甘さがなんとも言えません。
安価な上、美味しい。もっと流通させてくれ。

昨日も(土)鶴橋の立食い寿司に
バカ貝の軍艦巻きがあったので食べてきました。

あおやぎは通称でバカ貝が本当の名前らしい。


大台ケ原の入山規制

2007-06-03 08:37:22 | カメラ
大台ケ原の新緑

大台ケ原は大きく東大台と西大台に分かれます。
今回規制の対象になるのは西大台です。
東大台は展望もよく整備されているので
人気があり、また登山者も桁外れに多いです。
和尚の写真の大台ヶ原は
全部といっていいくらい東大台でです。

西大台は展望のきかない原生林の中を
ひたすら歩くスタイル。
近年この西大台も登山者が増え、
森林の生態系が崩れつつあるようです。と、環境省。

規制は9月1日から。
一日の入山制限と事前許可が必要になります。
シーズンの土日は100人。平日50人
その他 土日50人。平日30人 
シーズンとは5、8、10月です。
入山料一人1000円。
10人以上の団体はお断り。
葉書、ファックスで森林組合に申し込みです。
ビジターセンターでレクチャーを受けて入山です。

大台ケ原の自然再生が話題になって
何年か経ちますが、
入山規制という形で具体化しました。
針葉樹の種を蒔いたり、植樹したりしましたが、
効果はなかったようです。
また、鹿が樹皮をかじるので立ち枯れが増えたということも、
因果関係(調査データ)が不明のままです。
和尚は鹿がかじった痕のある針葉樹(唐桧や栂)に
立ち枯れが見られるので、鹿害などと言っていますが、
本当の所はわかりません。
鹿さんに責任をかぶせては悪いです。
確かな事は、
山に自動車が入る事が自然破壊の最たることです。
山に道が通じれは行きたがります。
ドライブウェイを使用禁止にすれば自然の保全は出来ます。
要するに何もしない事です。
いくら鹿が増えても、自然淘汰されます。

大台ケ原のある台高山脈は
隣の大峰山脈より標高は低いですが深いです。
手つかずの自然が至る所に残っています。
大台ケ原を反面教師にして、
大台ケ原より北の部分の保全に力を注ぐべきです。
川上村の三之公あたり天然林が有りますよー。
一休さんによれば、そこも変なものが出来ているらしい。

昨日は写真協会の例会でした。