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「2014/10/17 【沖縄県知事選】立候補予定者・公開討論会(動画)」
【有権者必見動画】⇒http://iwj.co.jp/wj/open/archives/185141
編集無しで討論会の様子が見られます。
1時間過ぎた辺りから、面白いですよ。
八重山日報の見出し
「枠組み溶解」混戦模様
☆
■仲井真氏政策発表
仲井真氏が知事選出馬の記者会見をした9月7日、辺野古移設を争点にしたら仲井真氏を追い込めると踏んだ記者団の面々は、埋め立て承認をした仲井真氏に執拗に辺野古移設の質問を浴びせた。 あたかもそれ以外に争点はないかのように。
辟易した表情の仲井真氏は居並ぶ記者団にこう述べた。
「基地の質問ばかりですが、知事選は他にも争点が沢山有ります、他の政策も質問願います」
「経済政策を争点にしたら仲井真氏の圧勝」と何度も書いた。
仲井真県知事が策定した「沖縄21世紀ビジョン」に太刀打ちできる政策を他の候補者が策定できるとは考えられないからだ。
出馬記者会見の1週間後の14日、懲りない記者団は県知事が「沖縄21世紀ビジョン」に繋がる香港との経済連携強化の合意締結のため香港に出発するときも、搭乗口の近くまで追いかけてきて「辺野古、ヘノコ」と同じフレーズを繰り返した。
知事は「香港に行く理由も聞かないで、(辺野古)埋め立て工事のプロセスを私に聞いても答えられない」と多少切れ気味の対応をした。
2期8年の知事在任中、仲井真県知事が成し遂げた数々の施策はいま新たなステージを迎え、実績となって結実寸前の状況にある。
特に力を入れている「物流及び情報のハブ化」はまさに仲井真知事をならではの真骨頂である。
その仲井真氏が昨日、政策発表の記者会見を開いた。
これまで悪意に満ちた仲井真攻撃の急先鋒だった沖縄タイムスが、どのように報じるのか興味津々で見ると、思いがけない沖縄タイムスの豹変に我が目を疑った。
一面トップはこうだ。
危険性除去 優先
仲井真弘多氏が政策発表
辺野古移設推進を強調
二面トップはこれ。
承認選択「苦渋」と表現
仲井真氏政策 法制度の判断
これまで頑なに埋め立ては行政法上の「承認」だとして「辺野古移設推進」を否定してきた仲井真氏が「苦渋の選択」という文言を使用したことにより、沖縄タイムスの仲井真氏への攻撃的態度が和らいだ印象を受ける。
記事にはこのようなくだりがある。
<仲井真県政は全国でも例のない一括交付金実現など市町村首長を中心に振興政策の評価が高い。ただ、知事選は普天間が実質的に主要争点となり、11月16日には県民の審判が下される。>
これまで沖縄タイムスは辺野古移設を唯一の争点としてきたが、ここに来て仲井真氏の一括交付金獲得の功績を県内首長の表現を借りて「評価が高い」と褒め称えている。
県内首長が仲井真知事の一括交付金を評価するなら、その時点で翁長氏が主張する「オール沖縄」が破綻していることを沖縄タイムスが認めたことになる。
普天間移設については「実質的主要争点」としながらも、これまで仲井真氏のことは、「裏切り」「変節」「公約違反」などと批判していた牙を引っ込め、「県外から承認に至った経緯(苦渋の決断)をわかりやすく説明し、訴える」ことをアドバイスしているように見えるくらいだ。
<4年前の知事選で県外移設を求めた仲井真氏。 今回の会見で「県外だけでなく、県内を含むあらゆる手段を、と言ってきた」と説明した。 だが、県民との約束である「県外」から「承認」に至った経緯をわかりやすく説明し訴えなければ、政策集に盛り込んだ「現実的かつ柔軟な解決姿勢」は有権者の目に「変節」と映りかねない。 選挙戦での丁寧な訴えが鍵となりそうだ。>
☆
>選挙戦での丁寧な訴えが鍵となりそうだ
「丁寧な訴え」は本日の一面トップで沖縄タイムスが仲井真氏に成り代わって行っているではないか。
「危険性除去 優先」と。
記事は次のように補足している。
「公有水面埋立法に適合した埋立申請のため承認した考えを展開し「知事としては法に反する行為は断じて許されない」と法制度的に不承認はできなかったとの考えを示した。(沖縄タイムス一面)
この時点で沖縄タイムスの論調は、選挙戦での丁寧な訴えさえすれば県民の理解を得られる、と県知事の「変節」に理解を示しているように思える。
これまで仲井真氏に対しては「公約違反」と断定、攻撃の牙を剥いてきた沖縄タイムスにとっては、本日の記事は沖縄タイムスにとっても大いなる「変節」といわざるを得ない。
【おまけ】
東子さんのコメント
「普天間で4氏割れる 沖縄知事選公開討論会 2014年10月18日」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=87073
見出しでwww
保守分裂じゃないのね。
>主要な争点になる米軍普天間飛行場の返還に伴う名護市辺野古への新基地建設については「容認」「反対」「県民投票で決める」と意見が割れた。
「承認撤回・取り消し」を入れない姑息さ。
そういえば、池宮城紀夫弁護士が弁護団長を務める「辺野古埋め立て承認取り消し訴訟」、4月16日の第1回口頭弁論のニュースは華々しかったけれど、7月2日の2回目のニュースは探してやっと。
9月10日の3回目は、どうなったんでしょう?
静かね。
国からの訟務検事にやられっぱなし?
【参考】
「原告120人超 15日提訴 辺野古承認取り消し訴訟 2014年1月10日」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-217672-storytopic-1.html
>訴訟は昨年12月に仲井真知事が表明した埋め立て承認について、国土の適正かつ合理的な利用や環境への配慮などを定めた公有水面埋立法4条の要件を満たしておらず違法だとして、県を相手に取り消しを求める。
>提訴と同時に、承認の効力執行停止を申し立てる。
>原告には辺野古、久志などの近隣住民6人、その他の名護市民19人、他地域の県民101人が参加している。
>弁護団の三宅俊司事務局長は「この訴訟は闘えばいいというものではなく、勝たなくてはならない訴訟だ。承認を取り消すまで頑張りたい」と話した。
☆
【おまけ】2
昨日のエントリーで公開討論会では3人の候補者が、翁長氏の「辺野古移設」に対する曖昧発言に集中攻撃をした、と書いた。
ところが琉球新報によると全く逆の印象だ。
「知事承認3氏が批判」との見出し。
まるで、集団でボコボコにされたのは仲井真氏であるかのような悪質な印象操作だ。
公開討論を聴かれた方々は、この報道に怒り心頭だろう。
以下ネットから拾った」コメントです。
■お知らせ■
翁長市政を糺す那覇市住民訴訟報告会
日時:⒑月23日(木)16時から18時
参加費:無料
会場:那覇市ブリリアントポート (会場:カサブランカ)⇒地図
ttp://brilliantport.com/access/
〒900-0016 沖縄県那覇市前島3-25-2 泊ポートビル
国道58号線を「とまりん(かりゆしアーバンH)」から泊交差点(共産党本部ビル)向けに行く途中の橋に手前左側にあるビルで側面に青いリボンのペイントをしてあります。
TEL:098-943-2080 FAX:098-943-2088
*駐車場が6台分しかありません。とまりんの交番隣の駐車場を利用してください。最初の1時間は¥200です以後、1時間ごとに¥100が加算されます。
問い合わせ:住みよい那覇市をつくる会事務局
090-9780-7272 ニシコリまで
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「尾羽うち枯らす」まで、あと少し。
最後まで曖昧発言の翁長より
、はっきり埋め立て承認した仲井真の方がマシだと考えたのかな。
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=87190
>30棟ほどの家族住宅のほか、屋内運動施設や運動場、レストランなどの支援施設も配置を明記し、「自然環境の保全とともに、生活の質の向上と利便性を追求」などと説明。
>環境影響評価(アセスメント)の有無に関する記述はないという。
>米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設を定めた現行計画には、米軍家族住宅の建設案は含まれていない。
辺野古の自然を守れが、反対派の決まり文句。
「自然環境の保全とともに」と言いながら、環境影響評価(アセスメント)に触れていないことを、まるで環境に無頓着のように思わせたいのでしょう。
そして、辺野古のアセスに米軍家族住宅の建設が入っていなかったのだから、埋立許可したアセスやり直しと言いたいのでしょう。
でも、ざーーーんねん。
30棟ほどの家族住宅のほか、屋内運動施設や運動場、レストランなどの支援施設は、規模が小さいので環境影響評価(アセスメント)不要です。
だから、環境影響評価(アセスメント)に触れていないのよ。
>米海兵隊は公開文書「2025戦略展望」の中で、同計画をめぐり日米間で基本合意は成立しているものの、現行計画に盛り込まれていないことから、「数年の遅延が生じる可能性がある」などと懸念を示していた。
5年以内に出来あがらないと、必死ね。
並行で進められる工事は平気なのよ~。
直列の工事の日程詰めに苦労しているの。
そこを見直して並行出来ないか、出来るものは並行にしようと、日米で知恵を絞っているのよ。
例えば、ヘリポートが出来てから軍施設として米政府の承認をとるための検査期間とかね。
支援施設は、既存の物を解体したら始められる。
5年以上とダラダラ延ばされるより仕事が沢山出た方が、「政治的な問題とは別に、純粋な経済活動として地元への配慮を求める」沖縄の建設業界だって嬉しいでしょ。
政府が基地建設を押し進めている名護市辺野古の近く、二見以北の5つの区の区長らが、仲井眞知事に対し、インフラの整備などを求めました。二見区・宜壽次区長は「移設工事を行うにあたっては安全対策に万全を期し、住民生活への支障がないよう特段の配慮を頂きたい」と話しています。
要請を行ったのは、名護市の二見区、安部区など二見以北の5つの区の区長らで仲井眞知事に対し、要請文を手渡しました。文書には道路や農業施設の整備を始め、マイクロバスの導入や公衆トイレの設置、また基地内で雇用する際、地元優先に採用することなど多岐にわたる要望が盛り込まれています。
二見区・宜壽次区長は「普天間代替施設の建設着工と言う中で、そういった要請しましょうということです」「やっぱりそれぞれ考えがありますし、住民も区もそうなんですけど、やっぱり反対もありますし、この影響をどうして解消していくかという部分もありますので。両方の考え方が二見以北にはあります」と話します。
一方で、基地建設に反対する二見以北10区の住民からは5人の区長らの行動に複雑な声が上がっています。汀間区・新名善治区長は「(反対活動に)影響はほとんどないと思いますよ。心の底から基地要らないという人が80%以上多分そうだと思うので。」と話し、二見以北住民の会松田藤子共同代表は「聞いてないです。びっくりですショックです」「だって地域を守る先頭でしょ、この方たちはね。そういう方たちが守る方だったらいいんですけど。推進とか条件付きとかね、こういうことでね地域を二分するんですかね?」と話していました。
↑
二見以北も一枚岩ではないことが分かった。
「2014/10/16 【沖縄県知事選スペシャル】翁長雄志氏、米軍基地負担と「リンク」した沖縄振興策に強く反対 辺野古移設は「ご破算」にする意欲を岩上安身に語る」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/183153
保守と革新が基地を挟んで、長い間対立していた?
「オール沖縄」で建白書に署名していたでは、ないか。
昨年の冬まで自民党の国会議員でさえ、辺野古移設反対だった。
自民党の本部の方針と対立してまで、移設反対だった。
今でも連立与党の公明党の沖縄県連は、本部の方針に逆らって、辺野古移設反対ですよ。
外から見ている私にとっては、保守、革新ともに基地反対で沖縄の政治は異空間だったわ。
なぜ、沖縄の自民党は、堂々基地の必要性を言わないのか、不思議だった。
「反対」と言う方が票になるからか。
「賛成」を言えば、沖縄マスコミに潰されるからか。
>翁長氏「仲井真さんの『これでいい正月を迎えられる』という発言。
↑を意識してか、しないでか↓。
「沖縄知事選:普天間の危険除去優先 仲井真氏が政策発表 2014年10月19日」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=87193
>仲井真氏は会見の冒頭、昨年12月の安倍晋三首相との会談後に「いい正月になる」と発言したことについて、「県民に誤解を招いた」と陳謝。
>真意を「政府の予算原案の中身がよかったので、素直に申し上げた。そのときは埋め立てを承認するかどうか決めていない」とし、「混同されてしまった感がある」と述べた。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-12998-storytopic-3.html
>金額は瀬嵩区の田端一茂区長が提案。
>名護市に支払われる地方交付税の傾斜配分のうち、同十区に助成金として毎年配分される6千万円を100倍した金額を要求することにした。
>補償金に加え、農産物加工施設や観光拠点となる施設の建設、コミュニティーバスの運行などを要請する見通し。
>田端区長は「基地建設を容認したわけではない」とする一方で「今後は条件闘争になる。被害に遭う可能性のある地域として、補償を求めるのは必要」と語った。
コレ↑、今年のニュースではありません。
8年も前のニュースです。
こういうところなんですかねぇ、二見以北というところは。
で、今回の要求にも入っている「農産物加工施設や観光拠点となる施設の建設、コミュニティーバスの運行など」、8年前と同じwww。
住民の要望が解決できていない名護市は、どういう政治をしているんでしょう。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-233342-storytopic-1.html
>「基地がなければお金が入らない」といった“押し付けられた常識”
>(アメとムチの)補償型政治に勝てるかどうかが大切だ
大切よ。
第2次安倍内閣発足直後から、安倍内閣は「振興費は基地負担とはリンクしない」を明言していますから、後は、沖縄が目覚めるだけね。
【参考】
「菅官房長官「辺野古が最良の選択」 2014年9月4日」
http://www.qab.co.jp/news/2014090458006.html
>山口大臣は、沖縄振興予算について、知事選の結果に関係なく約束を果たしていくと述べ、基地負担とはリンクしないと強調しました。
「内閣改造:「一生懸命」沖縄相辞任の山本氏 2014年9月4日」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=82003
>基地と振興のリンク論があることに関しては「振興は振興としてやってきた」と述べ、否定した。
仲井真知事が承認したことを「基地と引き換えに振興策を貰うなどとは恥ずかしいことです」と批判する翁長氏自身、つい1ヶ月半前、「米軍基地と振興予算のリンク論を否定」しているんですよねぇ。
「「沖縄に配慮ない」後藤田副大臣を批判 2014年8月31日」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=81571&f=r
>翁長氏は「本州から四国に橋を架けると3兆円、九州には1兆円かけて新幹線ができた。九州や四国が負の遺産を持っているからという話ではない」と米軍基地と振興予算のリンク論を否定した。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-233349-storytopic-3.html
2/3くらい後のやまと新聞記者の質問に答える仲井真知事、GJ。
その後のNHK記者、ここまで何を聞いていた?という質問。
二見以北5区長が要請
http://www.qab.co.jp/news/2014101759278.html
このニュースについては、今日の琉球新報2面でも取り上げてましたが、例のごとくベタ記事なんで、HPに載ってません。
それにしても翁長氏において、「危険性除去+安全保障+跡地利用による経済振興=辺野古移設」とならない理由が私には理解できません。また、「沖縄に基地を押し付けておいて本土の人たちはぬくぬくと暮らしている」という趣旨の同氏の発言には耳を疑う思いでした。