狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

ガセネタが新知事誕生の要因?

2014-12-08 07:27:12 | マスコミ批判

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今日の話題

(1)ガセネタが新知事誕生の要因?

(2)テロを民主主義と勘違いする「プロ市民」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一時は連日のように紙面を賑わしていた「危険な欠陥機オスプレイ」の記事が紙面から消えて久しい。

オスプレイ報道に関しては、沖縄2紙にとって県民の目に触れてほしくない「不都合な事実」が多すぎるからだ。

下記の記事を、、今朝の沖縄タイムスで探し出すのは困難なほど微妙な場所の小さな記事だ。

それも自社の筆ではなく共同通信の丸投げ記事というから、これでは「危険な欠陥機オスプレイ」はガセネタであったことを自ら証明したようなもの。

だが、そのガセネタをもとに構築された「建白書勢力」が沖縄の政界を席巻しようというのだから、改めて捏造報道と選挙のありかたを検証する時期に来ているのではないか。

 

オスプレイ使い日米共同訓練 熊本で部隊展開

沖縄タイムス 2014年12月7日 

日米共同訓練で米軍のオスプレイに乗り込む陸上自衛隊員=7日午後、熊本県山都町の大矢野原演習場

 陸上自衛隊と米海兵隊は7日、熊本県山都町の陸自大矢野原演習場で続けている日米共同訓練で、米軍新型輸送機MV22オスプレイ1機を使って部隊を搬送・投入する訓練を実施し、報道陣に公開した。九州での日米共同訓練にオスプレイが参加するのは初めて。
 オスプレイは、重要拠点の攻撃や制圧のため、離れた地点から部隊を運んで上空から地上に降下、展開する「ヘリボーン訓練」に参加した。
 正午ごろ、大矢野原演習場に着陸。プロペラを回したままの機体後部から自衛隊員が次々と乗り込むと直ちに離陸し、プロペラの角度を変え、5キロ離れた地点に向かった。5回に分けて計約140人を運んだ。
(共同通信)

                 ☆

■ガセネタが新知事誕生の要因?

すべては「危険な欠陥機オスプレイ」という捏造報道から始まった。
 
2013年1月、翁長那覇市長が率いる「東京行動」も、「欠陥機オスプレイに反対」を記した「建白書」を基に組織された「オール沖縄」によって挙行された。
 
あれから約二年が経過した今年の11月16日、「オール沖縄」勢力は、辺野古移設に反対を唱える翁長氏を沖縄県知事の座につけた。
 
誤解を恐れず敢て断言すれば、翁長氏は沖縄2紙の流した「危険な欠陥機オスプレイ」という捏造報道で知事の座を手中にしたといっても過言ではない。
 
そして知事選直後の衆院選では県知事選以後新たに登場した「建白書勢力」が、「オール沖縄」に代わって「建白書」という錦の御旗を立て、衆院選での完勝を目論んでいる。
 
[建白書」の如何わしさを証明する「裏建白書」(確認書)の存在を徹頭徹尾隠蔽した沖縄2紙の犯罪的行為は、沖縄の政治史に消すことの出来ない汚点を刻んだことになる。
 
沖縄メディアが撒き散らした「危険な欠陥機オスプレイ」などのガセネタにより沖縄の民意が作られていく状況を当日記は再三批判してきた。
 
そして、そのガセネタが新知事誕生の要因となった。
 
次の関連資料に目を通しておくことをお勧めする。

MV-22 オスプレイ 「同盟力」

オスプレイについての詳しい説明

③2012年9月30日付沖縄タイムスの記事

本紙搭乗せず 「同機種安全と発信の恐れ」

沖縄タイムス社は20日までに、防衛省が27日に山口県岩国市の米海兵隊岩国航空機で予定していいるオスプレイの体験搭乗に参加しないことを決めた。 本紙記者が試乗することによって県民に同機が安全だという根拠のない情報を発信する恐れがあることなどが理由。 防衛省は沖縄の県政記者クラブに5席分を割り当て、登場希望者を募っている。 21日が締め切り。 マスコミに案内されているのは27日で、搭乗終了後、防衛省が記者にアンケートを実施する。 

武富和彦沖縄タイムス編集局長の話 墜落事故が相次ぎ、危険性が指摘されるオスプレイに乗っても、安全性について判断を下すことができない。 本紙記者が試乗することで「オスプレイは安全」という根拠のない情報が県民や読者に発信されるおそれがあるため、搭乗は見送った。(2012年9月30日付沖縄タイムス)

 

 

■テロを民主主義と勘違いする「プロ市民」

今朝の沖縄タイムスの連載特集「承認強行の衝撃(下)」には、仲井真知事を知事の座から引き釣り下ろす大きな要因といわれる「「いい正月」という言葉が2度も出てくる。

例えば「知事は『いい正月』と発言したことで、振興と引き換えに埋め立てを承認したと批判を浴びてきた」と書かれているが、「いい正月」はこんな生易しい表現では使用されていない。

「いい正月」発言をしたよく2月26日の沖縄タイムスと琉球新報両紙はまるで報道談合でもしたかのように社説を使って、「カネで沖縄を売っておきながら『いい正月』と発言した悪役・仲井真知事」というイメージ作りに奔走することになる。

同特集は悪役・仲井真知事がカネで売り渡した「埋め立て承認」を、政府が「法にのっとって粛々と進める」とする姿勢に、名護市幹部の言葉を借りて次のように批判している。

「法律は民主主義を守るためのものだ」

「新知事や地元の名護市長が反対する埋め立て工事は、絶対にできるわけがない」

では、反対派はどのような手段で埋め立て工事を阻止しようというのだ。

「あらゆる手段で」(翁長氏)というが、まさか爆弾でも仕かけて暴力で阻止するつもりではないだろう。

「法律は民主主義を守るためのものだ」と豪語するくらいだから、民主主義のルールに従って司法で争い決着をつけるべきではないか。

すでに承認された案件は翁長新知事を原告とし、「間違った承認」をした仲井真知事を被告にして法廷で「新旧知事対決」というのも一興ではないか。

さらに未承認の案件を翁長氏が承認拒否したら、今度は政府が原告で、翁長新知事は被告の立場となり、大田知事の「対政府裁判」の再現となる。 これで「大田不況」の再来である「翁長不況」が沖縄を直撃するのは約束されたようなものである。

しかし、政府を相手に法廷闘争をしても敗訴することを一番承知しているのは他ならぬ翁長新知事である。

「承認取り消し・撤回」を公約に入れなかったことが敗訴を認識している何よりの証拠である。

だとしたら、「プロ市民」を感情的に扇動し、「実力行使」に訴える以外に阻止の術はないはずだ。

 以下にヒジャイさんの関連記事をリンクしておく。

民主主義者とテロリストの違い

■イベントの御知らせ■

【沖縄防衛局】 
日時:平成26年12月8日(月)18:30~20:30
場所:沖縄産業支援センター1階大ホール 
テーマ:空の守りと地域支援

♪第15旅団音楽祭り♪
■日付:平成26年12月9日(火)
■演奏:陸上自衛隊 第15音楽隊
■場所:沖縄コンベンションセンター

ラッパ隊もでるそうです♪o(^-^)o

 ★エアーフェスタ2014★
■日付:平成26年12月14日(日)
■場所:航空自衛隊 那覇基地
■お問合せ先:空自那覇基地 渉外室広報係

今年もブルーインパルス来るようですよ\(^o^)/

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コメント (48)    この記事についてブログを書く
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48 コメント

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Unknown (東子)
2014-12-08 09:15:50
>「プロ市民」を感情的に扇動し、「実力行使」に訴える以外に阻止の術はないはずだ。

最近、目立つのは、「流血騒ぎになれば……」と言う言葉。
流血騒ぎになれば、工事は否応無しに、止まると思っているのだ。
人命が大事か、基地が大事かと、次元の違うものを比較して、政府に迫るつもりだろう。

それに呼応するように、中央マスコミ一部が「米軍は揉め事のあるところに基地を置くのを嫌う。流血騒ぎが起きれば、日本から出ていくだろう」を言い出している。
抑止力、抑止力と二言目には言う保守に対して「米軍が出て行ったら困るだろ?」と言いたいのだ。
返信する
Unknown (東子)
2014-12-08 09:16:15
「基地=軍=戦争」から「基地=軍=抑止力」と考える人が増えてきたことを感知したサヨクは、「抑止力」をキーワードに、保守に迫ってきています。

例えば、
  日本政府が米軍の沖縄駐留を引き留めるための辺野古建設
  引き留めるための辺野古移設が頓挫すれば、米軍を引き留められない
  米軍を引き留められなければ、日本は抑止力を失う
と、抑止力に目覚めた保守に、抑止力を失うのではと心配させる。

心配する保守に、
  だから、辺野古を必死で造りたがっている
をつけて安心させると同時に、
  辺野古移設は、米軍に沖縄から出て行かれないように、ご機嫌取り
と言って、自分を律する自律精神旺盛な保守に、
  自立といいながらやはり追米でどこが護国か
と、自己欺瞞だと責める。

追米の先には、
  集団的自衛権と戦争ができる国
を貼り付けるのを忘れない。

そして、抑止力の源である基地が沖縄に多いことで
  米国のポチである日本政府は国民である沖縄県民の方を向かず、沖縄県民の自主決定権を奪っている
といって、民主主義を実直に守ろうとしている保守の自信を揺さぶる。


今まで保守を攻撃するのはいかにものサヨクだったから、分かり易かった。
それが、最近は質(たち)の悪いことに、、保守の顔して、時にはサヨクを貶して、保守から心配がでているように装っている。
サヨクの論に、純な「平和愛好者」を誘導したように、保守にもいる純な人々の浸食を謀っている。
返信する
Unknown (東子)
2014-12-08 09:16:35
面白いことに、米軍が出て行くなら、「日本は独自で軍を持とう」と言い出す人が出始めたこと。
9条改憲を言う核になりそう。
これ、一番、サヨク的には、困ること。

保守としても、抑止力を超えての軍事力に発展するのは、望まない。
「日本は独自で軍を持とう」と言い出した人の力を借りながら、適度な抑制の注意を怠ってはならない。

マスコミがサヨク思想を振りまく限り、マスコミは適度な抑制力には、なれない。
返信する
Unknown (東子)
2014-12-08 09:17:36
「沖縄米兵、相次ぎ酒気帯び容疑 2人逮捕 2014年12月6日」
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20141206/Kyodo_BR_MN2014120601001184.html

>沖縄県警宜野湾署は6日、道交法違反(酒気帯び)の疑いで米兵2人を相次いで現行犯逮捕した。
>在日米軍は11月27日、基地外での米軍人の飲酒制限を今月9日から大幅緩和すると決めたばかり。

在日米軍が、基地外での米軍人の飲酒制限を今月9日から大幅緩和すると決めたのは、沖縄市など基地周辺の飲食店の要望を受けてのものだ。
在日米軍が音をあげて、緩和させてくれと言ったのでは、ない。←ココ重要
基地が無くなったら、沖縄市など基地周辺の飲食店は経営できないと白状したのだ。

情が仇になっているのだから、緩和は二度とするな>在日米軍
基地内に魅力的な酒場を作れ。




【参考】
琉球新報「米兵飲酒制限緩和へ 基地外、午前0時まで認める 2014年11月27日」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-235081-storytopic-1.html

>沖縄市など基地周辺の飲食店の要望を受け決めた。
>13年には金武町と沖縄市の飲食業組合などが「米軍人・軍属を相手に営業する県内飲食店の廃業や休業が相次いでいる。苦しい状況を知ってほしい」などと緩和を訴えていた。


沖縄タイムス「米兵の飲酒緩和へ 午前0時まで全面解禁 在沖4軍 2014年11月26日」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=92088

>沖縄市など基地周辺の飲食店の要望を受けた。

沖縄タイムスは、↑の20文字だけ。
琉球新報の方が、事実を伝えようとする良心を感じる。
返信する
Unknown (東子)
2014-12-08 09:19:42
「自民候補の車壊される=選挙用ビラ盗難か―東京 時事通信 2014年12月8日」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141208-00000004-jij-soci

「反戦無罪」で育ったのは、↑のよなニュースを読んで、サヨクの仕業と連想する力↓

「【衆院選】自民党・秋元司候補の車が破壊されビラ200枚盗まれる 2014年12月8日」
http://hosyusokuhou.jp/archives/41695946.html
返信する
集団訴訟 (怒れる県民)
2014-12-08 09:39:32
一口1000円~3000円程度で沖縄2紙を集団訴訟する原告を募ったら数百人はすぐ集まるよ。 俺も一口乗るけどね。
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Unknown (やもり)
2014-12-08 10:48:55
自分でしないの?^^。
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Unknown (芋掘りじいさん)
2014-12-08 11:16:13
革新や野党は、「戦争」「差別」といった言葉が好きですね。
「伝えなくては」と言って悲惨な戦時体験をこれでもかと聞かせる。今、日本が何故平和かを教えずに。
今、平和でも戦争になったら、こんなに酷い と教えるワケですが、だから国防は危険だと・・・
軍備を持って戦争を呼び込むなら、軍拡しまくっている中国は既に戦争中ですね(笑)
革新・野党が大好きな日本の周辺国は、「また別の話」になるのが彼等の特徴。
既に根深く日本に浸透している反日組織は、「日本だけ上手くやるな、周辺国を助けろ」と言い続け、根拠として慰安婦や南京を挙げてきました。その根拠が崩れているのに、まだ「日本は誠意を」と言い続ける。「嘘もつき続ければ本当に」は隣国の言葉らしいが、報道は日本の為の、日本人の為の報道を何故しない?
日本に住んで反日をしている限り、日本人の支持を得られるはずが無く、同情を買っても彼等が使う過激な言葉に、普通の日本人は引かざるをえず・・・
特定秘密保護法も、普通に日本で生活を営む限り、一般人には関係無い。関係したくても、そんな情報が入る場所で普通の日本人は生活をしていない。ロクに報道もしないのに「教えろ~」と言うのは誠意に欠けている。キライなら叩く、そんな幼稚な報道は、以前首相が一年ごとに変わっていったことで懲り懲り。
普通の有権者は、革新では無く、安定を求めているはず。革新は革新派のため、有権者のためではない。
戦後、野党が政権を取った事が何度かありますが、何故次の政権が保守に戻るのでしょう?ヤッパリ安定が欲しいからでは?
革新・野党が大好きな、日本の周辺国は上手く機能していません。「その尻拭いを日本がやれ」というのが彼等の主張。人道的支援・国際協力、と言って日本の財産がドンドン流れている。
先ずは日本人全てが、日本の豊かさを知るべきでは?
それはバブルの様なドンチャン騒ぎでは無く、「色々あっても安定して希望が持てる」と思える豊かさ。そういう豊かさを求める為の今回の選挙。
国内の反日の声が大きくてバランスが取れていないのが大問題。
サイレントマジョリティが日本を動かすべきだと思う。
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Unknown (Unknown)
2014-12-08 11:32:02
基地大賛成派だから米兵を批判するのは気がひけるが、それにしても飲酒運転は最近多すぎる。
マジメにやってる人達には酷だが、飲酒制限、外出制限を厳しくすべき。
それとYナンバーの運転は荒すぎる。基地内ではMPにビビって制限速度で走ってるくせに、外ではダメだ。
外にもMPのパトカーをたくさん走らせてバンバン取り締まるべき。
この辺をしっかりやれば地位協定改定よりも、県民の心情的な不満は大幅に減るはずだ。
返信する
Unknown (Unknown)
2014-12-08 12:12:59
おながはhttp://ryukyushimpo.jp/news/storyid-233492-storytopic-88.html記者との一問一答の中では取消、撤回は『あらゆる手法』の中に入っているとはっきり答えた様です。
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