狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

やはり潰すべき、沖縄2紙

2015-06-30 05:24:38 | マスコミ批判

 

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百田尚樹氏「発言」の真意 報じられた言葉と報じられなかった言葉 (1/2ページ)

2015.06.29

 自民党若手議員による、報道機関に圧力をかけるような発言がくすぶっている。衆院平和安全法制特別委員会は29日、安全保障関連法案の一般質疑を実施したが、民主党など野党は、同問題への攻勢を強める構えなのだ。自民党内にたまる不満。こうしたなか、勉強会の講師だった、作家の百田尚樹氏が発言の真意を明らかにした。

 「大変残念な事態だ。こうした事態に至らないため、何かできなかったのかとの思いだ」

 加藤勝信官房副長官は29日の衆院特別委で、一連の問題発言について質問され、こう語った。加藤氏は勉強会に出席していたが、問題発言が出る前に退席したという。

 安保法案の国会審議が遅れるなか、谷垣禎一幹事長率いる自民党執行部は勉強会代表の木原稔青年局長を更迭し、沈静化を急いだ。ただ、野党は「トカゲの尻尾切りでは収まらない」(民主党の福山哲郎幹事長代理)などと追及する構えだ。

 自民党内にも、谷垣執行部の処分や、若手議員らのテレビ出演の「許可制」方針に、「党内で言論の自由も民主主義もなくなってしまう」(若手議員)と批判がある。

 一方、勉強会に講師として出席した百田氏は28日、大阪府泉大津市で講演し、「沖縄の2つの新聞はつぶさないといけない」とした自身の発言に触れ、「その時は冗談口調だったが、今はもう本気でつぶれたらいいと思う」と主張した。

 百田氏は27日にも福岡市内で講演した。講演や報道陣との質疑応答で、一連の発言の真意について説明した。

まず、勉強会について、「どう考えても私的なもの」「最初、報道陣がいて、その後、報道陣は退出した。一般には公開されない内輪の席での会話です。ただ、声が大きいので(外に)丸聞こえだった」と語った。

 そのうえで、「講演で話したのは、集団的自衛権のこと」「その後の質問で、マスメディアの話、沖縄の新聞の話が出た。じっくりと沖縄の2紙について意見交換していない。笑いながら『あの新聞やっかいや、つぶれてもらわんとな』と。それで話は終わり。こんなニュアンスは字にはできないでしょ」と説明した。

 若手議員の報道機関に圧力をかける発言については、「私は『それはダメです』と。『そんなことしたらダメです』と答えた。それは書いてもらえない。おかしいでしょ。『百田尚樹言論弾圧』と。ひどいでしょ」と反論。報道陣に「言論の自由は守るべきと?」と聞かれ、「もちろんです。私も言論人ですから」と明言した。

 抗議声明を出した沖縄タイムスと琉球新報には、「私の(勉強会での)話を聞いていない。伝聞を元にして抗議声明もへったくれもない」といい、「朝日新聞が喜んで載せて。人にいわせて書くという汚い新聞なんです」「朝日も毎日新聞もつぶれたらええと思っているが、圧力をかけてつぶすもんやない。書くことむちゃくちゃで『こんな新聞読んでられへん』と多くの人が思ったときに、発信元はつぶれる」などと語った。

 

これも前回のブログで指摘した通りなのだが、百田氏に関しては話が全然違う。百田氏は、素人でもリップサービスと分かる部分を除けば、大枠に関して、「議論の余地のある提言」をいくつもしてくれている。それらを全部無視して、今度は逆に鬼の首を取ったように左翼軍団がギャースカ言っているのを見ると、質が低すぎてバカバカしくなる。特にこのニュースには厳重に抗議したい。

百田氏発言「断じて看過できない」 沖縄選出国会議員らが抗議声明

明白にジョークの範囲内で言った百田氏の「沖縄の(主要新聞)2紙はつぶさなあかん!」といった言葉にかみつき、なんと沖縄選出の国会議員5人が連名で

「看過できない!」
「発言撤回と2紙への速やかな謝罪を求める!」

という書面を送ったそうだ。おい、この5人、はっきり言って申し訳ないが、

そんなバカなら、国会議員なんてやめろ。税金から毎年3000万円以上ももらってんじゃない。

よく聞け。もう一度、前回のブログと同じことを言う。「言論には言論で対処する」のが民主主義国家の最低レベルのルールだ。百田氏の発言にいくつもの誤解や誤りがあったのだろ?だとしたら、

「この発言のこの内容は事実と違うのです」
「その事実を示す根拠はこのデータであり、この図や表で証明できるのです」

と丁寧に「説明すればいいだけ」の話だ。繰り返すが、巨大な権力を保持する国会議員の、その権力を侮っていないか?百田氏はただの一文化人だ。百田氏がジョークで「つぶさなあかん!」といったところで、つぶれるわけないだろ!

実際、ジョークである証明に、百田氏がその発言をした直後、会場では笑いが起きている。つまり、現場の雰囲気を読んだ百田氏のウィットに過ぎないことは間違いない。その程度もわからずに真に受けて「抗議」とかしてるから、長尾議員に「左翼に染まってる」と指摘されるんだ。それほどの権力を持ってるくせに冷静になれないのか?その程度なのなら国会議員なんぞやめちまえ。税金がもったいない。

繰り返す。百田氏の発言に事実誤認があるのであれば、こうやって注目を浴びている今こそ、「説明する」最大のチャンスである。このチャンスを使って、冷静に、史実と、それを言いっぱなしにするのではなく、実際の資料などを提示し、国民に理解を求めるチャンスを百田氏はくれたともいえる。

実際に沖縄タイムスが百田氏にインタビューをしているのだが、百田氏の回答は実に明快で、分かりやすいものだ。納得できる返答が多々ある。百田氏の言ってることは私は理解できる。こちらだ。皆さんも見ていただきたい。

百田尚樹氏に一問一答 「沖縄2紙は嫌い」「つぶれてほしい」(沖縄タイムス)

これらの百田氏の疑問や指摘は、論理的には納得できるものが多い。細かい揚げ足取りも悪くはないのだが、大枠では言いたいことは十分わかる。沖縄選出の議員や沖縄タイムスは、これらに対して「感情論以外」で冷静に反論すべきだ。そうでなければ、議論が深まらない。普天間の問題は「沖縄の問題」ではない。「日本全体の国防にかかわる問題」なのだ。

国会議員が「スポンサーに圧力をかけよう!」と言ってるのと沖縄の議員が百田氏に「謝罪しろ!撤回しろ!」と言ってるのは全く同じである。

国会議員には「国を動かす力」というとんでもない権力が与えられていることをもっと理解して、冷静で落ち着いた対応をお願いしたい。少なくとも、一人の作家とは次元が違うのだ。今回の一件、「サヨク軍団」も「回れ右!軍団」も、両者ともやれやれである。

                 ☆

 

【おまけ】

 

石平太郎 @liyonyon

作家の百田尚樹氏の沖縄にかんする発言は、報道陣が内部会合の会話をガラス越に盗み聞きしたものであると分かった。人の内輪の会話を盗み聞きして報じたマスコミの卑怯さはさることながら、それをネタに政権批判・自民党批判を展開する野党も実に卑怯だ。ちなみに、沖縄2紙の悪質さは事実ではないか。


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2 コメント

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Unknown (東子)
2015-06-30 10:34:15
「言論の自由」は民主主義の根幹を守る。
なんて、原則論を言っても、実際、朝日が「慰安婦問題の捏造(朝日的には違うだろうが、捏造で定着している)」を認めたのは、販売数が落ちたからと言われている。
結局、第4の権力なんて粋がっていても、金の前に、平伏したわけ。
日頃、社会主義的な思想に立っているように見せて、結局、需要と供給と言う資本主義の根幹にやられている、無様さ。
あれを見せられれば、買収できなければ、不買で経営を不安定にしようという発想が出てきて、当然でしょ。
政府を批判していれば、権力を監視した気になり、売れなければ、売れるように対立軸を創出する(ミーハーの取り込み)。
これのどこが第4の権力だ。
不買は、第5の権力だ。
庶民がもっている第5の権力だ。

資本主義っていいなぁ。
共産主義だったら、庶民は第5の権力を持てない。
返信する
Unknown (東子)
2015-06-30 10:35:30
私的会合でしかもオフレコでのこと。
何も法案として出てきた訳じゃない。
それなのに、政局にしたくなくて、早々と青年局長を更迭。
野党は、安保法制が通れば、このように言論封殺されますよと、喧伝。
「安保法制」を葬りたい一心で、日本の安全を考えようとする心は一つもない。

菅官房長官の「政府の問題ではなく、党の問題」が、正論。
自民党と政府与党と政府を、混同して(させて)いる輩のあぶり出しに、百田氏事件は、いい!


「【主張】自民勉強会発言 与党議員の自覚に欠ける 2015.6.30」
http://www.iza.ne.jp/kiji/column/news/150630/clm15063005030003-n1.html

>報道、言論の自由は民主主義の根幹をなす原則である。
>重要法案への報道姿勢や論調が気にくわないのなら、「言論の府」の一員として言論で対峙(たいじ)すべきだ。
>それ以外の方法で対抗しようという発想自体が間違っている。
>百田氏にも「沖縄の2つの新聞社はつぶさなあかん」といった発言があったとされるが、民間人と国会議員の言葉の重さは分けて考えるべきだろう。
>発言問題はお粗末の限りだが、安保関連法案の是非とは本来、まったく関係がない。
>この問題を、法案に反対する陣営が廃案に追い込むためのキャンペーンに利用するのは、お門違いである。
>政府・与党は正すべき誤りを正し、国会の場で、国民を守るための本格論戦を堂々と展開してほしい。
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