狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

しつこくインチキ地球儀について

2008-01-12 09:20:28 | 県知事選

 TBSワイドショー「知っとこ!」http://www.mbs.jp/shittoko/の今朝の番組冒頭で、

司会のオセロに「散髪したのですか?」と聞かれた中尾彬の答え。

「サンパツって何だよ」

「髪を切ること」

「関西ではサンパツって言うのかよ」

「東京では何て言うの?」

「カットだろ」

これで司会のオセロも他のゲストも妙に納得して一件落着。

ウソこきやがれ! 中尾彬。

これがジャニタレかなんかだったら、

「へ~、 カットね~」

散髪も既に死語になったか、

感慨と共に視聴者も納得しただろうが、

中尾彬って60代だろう?

散髪を知らないわけねーだろう。

これって下手なギャグが滑ったんだろう。

ギャグなら皆が妙に納得した時、

空気を読んで、フォローすべきじゃなかったのか。

「いやー、格好付けてカットなんて言って見たが、マジに納得されちゃ困るね。 ざこばさんも含めて我々は散髪世代よー」とかなんとか・・・。

現に、隣でこのシーンを見ていた息子が、

「へー、東京では散髪って通用しないんだ」と感心していた。

まぁ、中尾彬は芸能人だから通常カットと言っているだろうが、

東京で散髪が通用しないわけないだろう。

ちなみに「床屋」という言葉はテレビ・ラジオでは忌避用語らしい。

では、何と言うかって?

理髪店か理容店というらしい。

先日、昭和初期を舞台にした古い映画を見ていたら、

「床屋」の主人に出入り商人が敬意を込めて「親方」と呼んでいた。

今、理髪店の主人に「親方」と呼びかけたら怒られるだろう。

今では髪結いや親方、・・・もとい、美容師も理容師も出入りの業者は「先生」と呼ぶ。

先生ね~。

(どうでもいい話でスミマセン)

                     ◇

よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします

 

予想は出来た。

やはり他の地球儀メーカーも中国様のご指導の下、地球儀上の中国の領土拡大に手を貸していたようだ。

その昔、アフリカ大陸の地図を前に列強が領土分割を企んでいる漫画を見たが、現在は中国と日本の地球儀メーカーが地球儀を前に中国の領土拡大を図っている漫画が描けそうだ。

学研の次はタカラトミーだそうだ。 ⇒中国で生産の地球儀に「台湾島」、顧客から苦情相次ぐ(読売)

学研トイズが応急措置として商品に添付した「メモ」は歴史的名文で保存版だね。

ZAKZAK1/9の画像より

お客様へ

この度はスマートグローブをご購入いただき、
誠にありがとうございます。
この地球儀は生産国の
中華人民共和国政府の指示により、
地球儀表面の
「台湾」の表記が「台湾島」
音声が「中華人民共和国」となっておりますことを
あらかじめお断りさせていただきます
。お客様にはご迷惑を
おかけ致しますが、
ご理解の程よろしくお願い致します。

中国様の下僕と成り下がった学研は地理的・歴史的事実より中国様の侵略国としてのたくらみを優先してご理解の程よろしくお願い致しますと弁解しているのだろうか。

で、肝心の中国様は何と仰っているかというと・・・、

なるほどごもっとも。

何しろ、中国は「法律を順守」する国だからね。(爆笑)

中国の法律順守すべき」 台湾表記問題で中国 ...  
 【北京=野口東秀】中国外務省の姜瑜報道官は10日、定例記者会見で、中国で地球儀を製造する日本企業が中国政府の指示を受けて台湾を「台湾島」と表記したことについて「中国の法律を順守すべきだ」と述べ、「台湾島」の表記は当然だとの見解を強調した。 

 

「法律を順守する」中国にとって、

日本国内で中国の法律どおりの地球儀が売られていたら、

日本政府がこの地球儀を法的に認めたということになる。

日本政府は、おそらく責任転嫁で、

「地球儀は教科書でもなければ検定対象でもない」

「管轄は文科省ではなく、通産省・・・むにゃむにゃ」

といったとこで逃げるだろう。

だが、中国様にとっては、

「文科省とか通産省って、そちらの国内事情だろう」

「そんなの関係ねー!」

台湾は中国のもの、北方四島はロシアのもの、

という「教材」が「合法的に」日本国内で販売されていること問題なのだ。

夕刊フジのすっぱ抜きで、当初及び腰だった新聞メディアも取り上げざるを得なくなったが、・・・ところで

中国様の広報誌朝日新聞はこれをどう伝えたか。

台湾を「台湾島」と表記 学研などが地球儀を販売中止に   2008年01月11日01時32分   asahi.com

 玩具大手のタカラトミー(東京都葛飾区)と学研の子会社「学研トイズ」(同大田区)は10日、それぞれが販売する地球儀「トーキンググローブ」と「スマートグローブ」に不適切な表記があったなどとして、販売を中止すると発表した。両社とも返却を希望する顧客からは引き取る方針。

 学研によると、台湾の表記が「台湾島」となっており、「中華人民共和国」と表現する音声が出るなど、文部科学省の検定済み教科書を参考にするという同社の方針と大きく違っていたという。

                    ◇

たった、これだけ?

寂シー!

北方四島のことも完全スルーだし、

アリバイ作りはこれが精一杯。

 

朝日の書きたくない気持ちがワカル、ワカル。

 

 

よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします

コメント (2)    この記事についてブログを書く
« マスコミがインチキ地球儀に... | トップ | 沖縄タイムスと琉球新報が「... »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (きんじょう)
2008-01-13 09:58:26
こういう事件がすぐ公になり(もちろん一部の新聞は別ですが)、抗議が殺到して、企業が商品回収にはしるのはまだまだ日本社会が健全だということでしょうか?中国には少なからずショックを与えたと思いますよ。

地元2紙がジャーナリズム大賞とは。逆に悪しきものが賞をとるんだと割り切ればわかりやすいということか。いろんな意味でわかりやすい世の中ににはなっています。

今朝も民主党鳩山が解散総選挙は世論の動向を見ながらと言っていたが、世論とはマスコミのことなのでしょうね。財源なきばら撒き政策は自ら打って出るにはさすがに気が引けるので、マスコミに担いでもらうということでしょうね。わかりやすい。

話は違いますが、鳥インフルエンザがヒトヒト感染を起こしたようです。恐れていた突然変異が現実のものになったのかも知れません。中国の報道ですから氷山の一角だとすると、北京オリンピックに暗雲かな。それどころかSARS以来の騒ぎが沖縄でもおきるでしょう。
返信する
Unknown (狼魔人)
2008-01-14 18:39:42
きんじょうさん

>地元2紙がジャーナリズム大賞とは。

主催者が新聞労連ですから賞の性格は推して知るべしですが、それにしても「集団自決」が対象とはため息が出ます。


>鳥インフルエンザがヒトヒト感染を起こしたようです

沖縄はインフルエンザの罹患率も高いそうですが、地理的環境から言っても鳥インフルエンザは要注目ですね。

確かSARS騒動の時も台湾で騒いでいましたが、のど元過ぎれば暑さは忘れるの昨今ですね。
返信する

コメントを投稿