狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

国歌斉唱、教育は強制を伴う!

2011-05-29 05:28:19 | 県知事選

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君が代起立条例に反対声明 教員ら「強制は教育なのか
2011年5月25日

 大阪府内の教員、弁護士でつくる「日の丸・君が代」強制反対ホットライン大阪のメンバーが24日、「大阪維新の会」が府議会に議員提案する予定の「君が代起立条例」に反対するアピールを出した。「不起立を選択せざるを得なかった教職員の心情を無視し、自分に逆らっている者への敵意があるだけ」として反対の声を上げるよう呼びかけた。

 ホットラインは12年前の国旗・国歌法制定をきっかけに開設。毎年の入学式、卒業式の前後に教員らの相談に乗ってきた。だが法律の制定後、国歌斉唱時に起立しない教員への処分が進むにつれ、近年は相談件数も減って事務局の担い手も高齢化。学校現場でも団塊の世代の退職とともに「君が代」を歌うことに抵抗がない若手教員が採用され、斉唱時に立たない教員はごく少数になったという。

 メンバーの一人である府立高校教諭(52)は、特攻隊に志願した父が「教育にだまされた」と語るのを聞いて育ち、君が代は歌わないと決めた。国歌斉唱が導入された2000年度以降不起立を貫いてきた。

 だが橋下知事が不起立の教員を免職することも辞さない姿勢を打ち出すと、教員仲間から、「免職されては元も子もない。教師でい続けることを選ぶべきだ」と心配されたという。「私はもはや少数派かもしれないが、いろいろな考えがある中で、強制するというのはそもそも教育なのだろうか。ただ黙っていることはできません」と話した。(阿久沢悦子)

               ☆

去る5月15日、かでな文化センターでは祖国復帰39周年を祝賀する県民約850名が演壇に張られた国旗を前に全員規律し国歌を斉唱した。

同じ15日宜野湾市に赤鉢巻で集結した市民団体は、国旗で祖国復帰を祝賀するどころか赤旗を翻し口々に「屈辱の日」を叫び祖国復帰に怒りを表した。

そして沖縄2紙は国旗の前で国歌斉唱して祖国復帰を祝賀する県民のことを一行の記事にすることもなく黙殺した。

一方の赤旗の市民団体の「怒りの集会」の記事は写真つきの大見出しで沖縄2紙のトップを飾った。 あたかも全沖縄県民が祖国復帰に怒りを表しているかのように・・・。

来年の祖国復帰40周年記念大会には天皇皇后両陛下がご臨席を賜るとのこと。 そうなれば記念式典では国旗の前で出席者は起立の上国歌斉唱で祖国復帰を慶賀することになるだろう。

思想・信条の自由が認められるわが国では、国歌斉唱を拒否する自由はあるが、記念式典に参加しないで別会場で拳を突き上げてインターナショナルを歌う自由もある。

だが祖国復帰を祝する会場に潜入して厳粛な式典を妨害する自由や権利はないはずだ。

同じように生徒や家族が入学や卒業を祝して行う厳粛な式典の進行を妨害する権利もないはずである。

どうしても自分の主義主張を貫徹させたいと思うなら、公務員以外の職種を選択する自由もあるし、最悪の場合でも適当な口実を設けて国歌斉唱の予定されている当日欠勤する選択肢だってあるはずだ。

「強制するというのはそもそも教育なのだろうか」と寝ぼけたことをホザク教員もいるようだが、学校教育、いや教育制度そのものが強制であり、強制の伴わない教育なんて野良犬の養成所になることは教師自身が一番承知しているはずだ。

 
 もうひとつたとえ話を述べよう。

キリスト教信者でも仏式の葬式に参列すれば仏式の儀式に従うべきであり、その逆もある。

信条の自由に反すると言うなら、仏式の葬式には参列しないと言う選択肢を取るべきであり、わざわざ異なる信条の式典に参列し信条の自由を振りかざし厳粛な儀式を妨害するのを認めるほどわが国の憲法は寛容ではない。

 

>「免職されては元も子もない。教師でい続けることを選ぶべきだ」と心配されたという

 教員とは、思想・信条の自由と偉そうなことを言う割には教員という美味しい仕事を失ったら「元も子もない」、と打算的なことを言う卑劣な連中である。

本気で思想の自由を叫ぶなら、命を懸けろとまでは言わないから、

せめて職を賭して叫んでみよ!

 

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コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

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悲しき、業者 (町工場の親方)
2011-05-29 08:47:26
法治国家の国民は、当然、法律条例の規制を受け、無法が許されるものではありません。
法律、条令は、民主主義的方法によって選ばれた議員によって作られます。
スポーツにもルールがあり、それにより、行われます。ルールのないスポーツなど存在しません。
日教組や、チョーニチのような連中も、ルール無しのスポーツなど成り立たないのは承知しています。
連中の本心は、自分たちのイデオロギーに都合のよいルールに変え、それでやれ、自分たちのイデオロギーに反することは、絶対反対だ、とい言っているにすぎません。

先日の、「世界の物笑い!菅直人」
に関連して、コメントを書き込みさせていただきます。
ーご参考にしていただけれは幸いです。

海水注入中断(2) (太平山)
2011-05-27 23:45:09

>しかし新聞、テレビ等のマスコミによる管首相の擁護、東電叩きは如何なものかそれこそ尋常では無い、常軌を逸している。特に毎日新聞、TBSがひどい。NHKだってそうである。官邸が出した報告を検証もせずうのみにして記事にする。常識で考えれば分かりそうなものをややこしくしてしまう。事実を知りながら歪曲、捏造して報道する、あるいは管政権に都合が悪いものは報道しない。そんな傾向が目立つのである。


『哀しき業者』

監督官庁は、《業界》 に対して、絶対の権限を持っています。業界側は内心いくら理不尽、または無理な要求に対して言い分があっても、頭から反論し、喧嘩することはできません。
甲が嫌だから乙に行くと、歯医者や食べ物屋を変えるようなわけに行きません。

唯一つの機関であり、あらゆる許認可権を持ち、永久に付き合わなければならない相手だからです。
喧嘩しても勝ち目はなく、後で必ずひどい嫌がらせ、シツペ返しを受けます。
地元で威張り散らす国会議員はいないので、多くの善良な一般日本国民はこのことをあまりよく知りません。

財務省、(大蔵省)・対・銀行、証券、保険会社
経産省、(通産省)・対・電力会社、製鉄、自動車、その他あらゆる製造業
総務省、(郵政省)、・対・通信、放送会社、NHK
国土交通省、(建設、運輸省)・対・(ゼネコン、鉄道、バス、海運、航空会社)

農林官僚だった、三島由紀夫の父親の平岡梓氏が、大蔵省と会計検査院の権限を羨ましがっていた文を読んだことがありますが、尤もと思いました。(氏は息子、平岡公威を大蔵官僚にしました。)

50年ほど前、大学を出て電力会社に入った人から、庶民の懐ではとてもいけないような銀座のバーで、通産省の人間をよく接待する、と聞いたことがあります。それはどの官庁も同じです。
大企業は、監督官庁と、そこに利権を持ち、睨みを効かす、族議員のセンセイには徹底して気を使います。従って、監督官庁の口利きでセンセイの資金集めのための、パーテイ券を何十枚と買わねばならないことになります。
それとともに大企業が気を使うのが大マスコミ、特に全国紙です。彼等の筆先で社の印象が左右されますので、マスコミの連中は企業に対して非常に威張っています。当然接待も受けます。
電力会社がマスコミ対策に使った、接待費は莫大なものです。

ある著名な評論家が、「東電叩きが酷すぎる」、と雑誌に書いていますが、

政府、監督官庁と民間会社の、このような力関係、業者の弱い立場、特に民主党、菅贔屓の変脳左翼マスコミ、朝日、(築地カルト・チョーニチ)、の報道には、この点をよく認識してかかる必要があります。


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Unknown (素浪人)
2011-05-29 11:42:20
所詮、日教組とその支党など、身分保証に釣られて公務員になったに過ぎません。毎度毎度、思想・信条の自由を理由に挙げていますが、方便以外のものではありません。教育が強制なしにどうやって成り立つのか?逆に聞きたい位ですね。家庭でも無理でしょうに。
返信する
Unknown (タマ)
2011-05-29 23:47:30
昨日の新報の「声」欄から、
「大阪維新」に要警戒 安里蕪冥 61歳
人々の耳目が東日本大震災と福島第1原発事故に集中しているときに、恐るべき「維新」を画策しているやからがいる。誰であろうそれは橋下大阪府知事と彼が率いる「大阪維新の会」ならびに自民党だ。
 5月17日付本紙28面の短い記事(起立しない教員「辞めさせる」/君が代斉唱で橋下府知事)は書いている。「(知事は)教育委員会などの指導に従わず起立しない教員について辞めさせるルールを考える」意思を公然と表明(16日)。「国旗国歌を否定するなら公務員を辞めればいい。身分保障に甘えるなんてふざけたことは絶対許さない」などど教職員のみならず、全ての公務員に対するファッショ的恫喝を加えているのだ。
 「大阪維新の会」は自民党府連が検討している「府立高校などでの国旗常時掲揚を義務付ける条例案」との一本化の動きもあった。
 大阪には多くの沖縄県出身者やその2世、3世がいる。中には教師などの公務員や小中高に通っている沖縄2世らの児童生徒も多いはずだ。心配でならない。
 もちろん沖縄だけの問題ではない。だが、日の丸君が代問題に最も敏感なのは「沖縄関係者」だ。台頭するファシズム。憲法で保障されている「言論の自由」「思想信条の自由」を奪うファシスト大阪府知事橋下式「維新」断行を絶対に許さない。

色々ぶっ飛んでいますがここは敢えて突っ込みません。見た限り、新報は「やから(輩)」という言葉は使用OKみたいですね。内容がこんなんでも載せちゃう新報を尊敬しちゃいますw

気になってこの投稿者の名前で検索したら、こんなのも投稿してました
「トモダチ」の本性   安里 蕪冥 61歳
 5月6日午前6時頃に事件は起きた。しかも那覇市のど真ん中で。この日ラジオとテレビは一日中その事件を繰り返し報じた。
 容疑者は、なんと東日本大震災の被災地で「トモダチ作戦」を担ってきたであろう在沖海兵隊員だ。20代のこの兵士は、タクシー運転手がトイレに行ったすきに車内に乗り込み物色。
 ・・・・・犯行を目撃されて血迷ったこの米兵はあろうことかドアを閉めハンドルを握って運転手めがけてタクシーを突進させ逃亡を図ったのだ。
 ・・・・・往生際の悪いこの「良き隣人」は警察官に発見されるや海に飛び込んで逃亡を図っていながら、拘束されるや一転「犯行を否認」しているという。「良き隣人」はそのように教育されいてるのである。これが米軍基地を本籍・現住所としているわが「トモダチ」の本性なのだ。
 「トモダチ」に突き付けるべきは綱紀粛正の厳守ではない。本籍・現住所の抹消、すなわち米軍基地撤去である。

一部省略されてるみたいですが、トモダチ作戦に否定的な新報の意に沿った内容です。個人の犯罪を基地問題と混同するのはちょっと無理があるような・・・
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Unknown (alpha)
2011-05-30 00:34:54
教育とは凡そ強制を伴うものです、強制無くして教育無!

偽教育者だからここが理解できない。

子ども達に正しいことを教えたいのではなく、子供達に正しいことが伝わらないようにするために教員になったような連中の戯言を聞く必要はない。
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