狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

米国は脅威だが中国・北朝鮮は脅威でない! 

2010-11-26 13:34:36 | 金武町流弾事件

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沖縄県知事選も残すところ2日に迫った。

我が家の郵便受けにはこれまで伊波候補の選挙チラシはこれまで4回ほど放り込まれ、対する仲井真候補のチラシは」一度も無かったが昨日にって初めて、安次富候補とセットになって配布された。

伊波候補が共産党、社民党の支援を受ける極左活動家であることは、日米安保に反対し、米軍基地反対、自衛隊配備反対という政策を見ても明らかであるが、「中国、北朝鮮は脅威ではないが米国は脅威である」と公言するとは、信じれられない県民も多いだろう。

だが、伊波候補は海外特派員境界で記者会見をした際、外国人記者から

「北朝鮮と中国は脅威か?」と質問されると、

伊波市長は「脅威ではない。脅威なのは米軍。中国とは何千年もの経済・文化の交流がある」、と答えている。

伊波候補は同盟国の米国を敵と看做し、尖閣はおろか沖縄の領有権も主張する中国や、無法国家の北朝鮮に親しみを感じる極左思想の人物である。

宜野湾市長「ノーと言い続けることが最大の抵抗」

2010年06月17日


伊波洋一・宜野湾市長。米軍再編の流れの中で普天間移転を考える必要性を説いた。【16日、海外特派員協会=東京・有楽町=。写真:筆者撮影】


 世界一危険な飛行場と言われる米軍普天間基地を抱える沖縄県宜野湾市の伊波洋一市長が16日、海外特派員協会で記者会見を開いた。市長はグアム移転の妥当性を強調した。

 伊波市長が先ず挙げたのは普天間基地の実情と日本政府の認識のギャップである。「『普天間は即時閉鎖すべきである』というのが米国の基準を知る者にとっては常識」。
 ところが「岡田外務大臣は『辺野古(滑走路)が出来なければ普天間は動かない』と言って憚らない。危険性を14年間放置しているが、『そのままにしていていいんだ』ということが当り前に語られる、この落差」。
 市長は「ここ(落差)をしっかり見つめていかなければならない」と力を込めた。

 伊波市長の持論は「米軍再編の流れの中で普天間基地の移設を考える」だ。
「『(グアムの)アンダーセン空軍基地に海兵隊のヘリ部隊が来る』と4月に地元市長が記者会見で明らかにしている。米軍はテロとの戦争のために同盟国との関わりを重視している。日米安保条約は第3国の軍隊を日本の基地に入れることを禁止しており、沖縄では多国籍軍の訓練はできない。米軍は多国籍軍のためにテニアン、グアム、マリアナを中心に基地を作ろうとしている」。
 
 伊波市長は上記の事実を踏まえて「普天間問題」の解決策を鳩山政権に提言したが……。「グアム移転の詳細を明らかにし普天間、辺野古の問題を解決するための資料を(官邸に)提供したが活かされなかった」。
 伊波市長によれば、鳩山首相周辺にブロックされて秘書官にも渡らなかったという。

 鳩山前首相の「最低でも県外」発言は、寝た子を起こしてしまったと言える。伊波市長は次のように話した。
 「基地は容認しないが発展するために受け入れて行こうという自公系の首長が基地反対に変わった。容認派の首長も『基地を支えよう』という心が折れた。今さら受け入れてくれと言っても無理。大きな変化を防衛大臣も外務大臣も官房長官も読めなかった。菅総理はそこをしっかり受け止めて対処しなければ決して前に進むことはできない」。

 外国人記者から「北朝鮮と中国は脅威か?」と質問されると、伊波市長は「脅威ではない。脅威なのは米軍。中国とは何千年もの経済・文化の交流がある」。

 記者会見が終わった後、筆者は伊波市長に「誰が知事になっても辺野古の『埋め立て許可』のサインはできないでしょう?」と尋ねた。海面埋め立ての許認可権限は県知事が持つ。市長は「県民がノーと言い続けることが最大の抵抗」。基地の島に生まれ育ってきた闘士ならではの答えが返ってきた。
 
                                                        ☆
 伊波候補が宜野湾市長時代、海軍病院への水道給水を拒否した事実を、地元新聞は黙殺しているので、当日記はしつこくこれを掘り下げる。

今年の3月に行われた宜野湾市の「定例議会一般質問」から関連部分を抜粋し引用する。

呉屋均議員
「・・・以前、沖縄防衛局より本市へ、病院本体への水道の給水の接続要請があったと思います。 実際にありました。 本市は、それを断ったそうです。 それは、だれが、何の権限で水道の接続要請を断ったのか、ご答弁下さい。」

基地政策部長・山内繋雄氏
「・・・これについては行政権を有する地方公共団体である宜野湾市の意思決定をし、それを外部に表示する権限を有する行政方の市長でございます。 そういうことで上司からの指示を受けまして、私の方でお断りしましたということでございます。」

呉屋均議員
「・・・水道管理者への質問です。 本市が水道の接続を断った件はご存知でありましたか。 しかも本体は病院であります。 世界最高水準の病院であります。 その病院という観点から、人道的、そして水道法的に問題はないのでしょうか。」

水道事業管理者・多和田真光氏
「平成20年6月12日付の防衛局からの電話でいろいろ問い合わせがありまして、それに対して」断ったということも口頭受理簿で承知しております。 ただ、この部分につきましては、皆さん御存知のように私どもの市長はは海軍病院建設に反対しておりますので、政治的判断から、そういうふうに先方に先方にもご理解いただいたのではないかというふうに思っております
そして、もうひとつ、次の質問で人道的、法的な問題でございますが、当然、ご承知のように水道法15条の仲では、ちゃんとした断る理由がなければ給水しなくてはいけないということでうたわれておりますので、私どもの給水条例の7条に基づく申請がしっかりあれば、それに基づいて私たちはそれなりの対応をしなければいけないということは言えるとおもいます。 ですから、現時点で、そういう法的な申請がない以上、人道的にどうのこうという問題は答弁しかねるということでございます

活動家上がりの政治家は、政策の実現には何も考えていないで、スローガンだけは勇ましい・・・これで民主党は国民を騙し管・仙石内閣はその無能と無責任さを国民の前に晒した。

同じく活動家上がりの伊波市長が「米軍基地」撤去の掛け声は勇ましいが、米軍基地を撤去した後の安全保障についてまともに語ることを聞いたことが無い。

それにしても反米軍のイデオロギーのためには人命もクソも無く、病院への給水も拒否するという冷酷な人物であることを知る県民は少ない。

人命を守るためと大見得を切って法律を無視し「超法規的権限」を発動させ、テロリストに追い銭を付けて釈放したどこかの首相のことは記憶にある。

だが、「超法規的権限」で人命にかかわる病院への給水を止めた市長の例を筆者は寡聞にして知らない。

市職員の間からは「行き過ぎだ、水道法を盾に給水は受け入れるべきだった」という話も漏れ聞く。

伊波市長が反米軍の思想を持つのは自由だが、坊主憎けりゃ袈裟までで、人命にかかわる水道の給水拒否は、イデオロギーが全てに優先する伊波市長の面目躍如である。

宜野湾市長の部下である、基地政策部長と水道事業管理者の二人に名指しで「政治的判断」で市長が拒否した証言されては、弁解の余地は無いであろう。

だが、二人の部下は、人道問題や法令違反となると「現時点」ではという言葉で市長に弁解の余地を残している。

伊波市長の答弁のテキスト化は次回に回すが、案の定伊波市長は長々とピント外れの弁明にこれ努めた。

ところが呉屋議員は、これもピシャリと切り捨てている。

少なくとも「現時点」では海軍病院側や県側から水道法を根拠にした伊波市長への告訴・告発はされていないが、もし告訴でもされたら伊波市長は被告人の立場に立つことになる。

何しろ宜野湾市の部下である基地政策部長と水道事業管理者が議会で明確に証言しているのだ。

「海軍病院への給水拒否は、伊波市長の政治的判断であり市長の指示でなされた」と。

これは明らかに水道法の「正当な理由」の要件を欠いていることになる。

極左思想の伊波候補が県知事になることを阻止せねばならぬ。

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5 コメント

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China (noga)
2010-11-26 14:06:10
中国は、中原に鹿を追う伝統的な覇者の国。
だから、中国人に覇権主義は避けられない。
力を示したものが覇者となる。
漢民族が、東夷 (とうい)・西戎 (せいじゅう)・南蛮 (なんばん)・北狄 (ほくてき)に対して種々の要求をする。
議論を好まない。覇者はただその力を示す。
口実は、その後からついてくる。

中国語には、時制がない。
中国人は、現実しか語らない。
聖人と呼ばれる孔子でさえそうであった。
宗教の内容など、彼らにとってどうでもよいことである。
自分の都合が悪くなれば、覇者は書を燃やし儒者を坑する(儒者を生き埋めにする)。
このやりかたは、今日に至るまで変わることがない。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812


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一般県民こそ選挙へいこう (ヒロシ)
2010-11-26 16:05:43
「県知事選挙は誰に投票しますか?」と私の周りの人たちに聞くと「3人の中から選ぶとなると○○○さんで決まりじゃないの?」と答える方が多いです。
ただ、実際に投票してくれるかどうか分かりません。
自分が投票しなくても決まっていると思い投票所に足を運んでくれない可能性があります。
ここに大きな落とし穴があります。
左翼活動家は住民票を移してでも自分たちの応援する候補者に投票します。どんなに土砂降りでも行くでしょう。
投票率が下がれば下がる程、声の大きな方に有利になります。
3人の中で最も危険な方が知事に選ばれないように一般県民は投票所へ足を運んでほしいです。


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Unknown (タケ坊)
2010-11-26 21:20:17
6月16日ともなるとなかなか他のソースは見つからないかなと思ってたら琉球朝日放送でありました。
http://www.qab.co.jp/news/2010061618650.html
ハイ、もちろん支那より米国のほうが脅威と言ったとは1ミリも伝えてないですね(笑)

侵略事件があってからはそういう問題には一言でも沖縄マスゴミが触れたとは狼魔人様がウォッチしておられる限りではなさそうですね(笑)
こんなんだから信用無くすんだっていつになったら気がつくんでしょうね、マスゴミは(笑)

正攻法も大事ですが、選管と警察には不正があったらビシビシ取り締まってもらうように再三訴えてきたので私は結果を粛々と待ちたいと思います。
(もちろん罪をデッチあげて当選を無効にしろなんて一言も訴えたことはありませんから最近また粘着するようになったコテハンさんが心配するようなことはありません、ご心配なく(笑)まぁ公職選挙法に違反しているかは私にはわかりませんが、違反洋一が沖縄県屋外広告物条例など屁とも思ってないクズ極左なのは狼魔人様をはじめヒロシ様、縁側様がご指摘のとおりなのは賢明な読者の皆様には言うまでもないことなのですが(笑))

遠方からで碌な支援もかないませんが、仲井真候補の当選を投票時刻が終わるまでお祈りします。
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Unknown (縁側)
2010-11-26 21:46:02
狼魔人さま こんばんは

 無様をさらけ出している民主党政府に期待することはただ一点。伊波氏へ「キミの県内移設反対の条件を呑もうじゃないか。県内への移設は諦める。しかし条件がある。政治の世界から引退してくれ」この一点。簡単な、極めて単純な交渉です。その際、伊波氏におかれましては県内移設反対の約束が守られるわけですから、引退の条件を呑むしかありません。まさか知事になりたくて「嫌だ!」とは言わないでしょう(T_T)/~~~

 それと、誰のことかはあえて言わないですが

 「バカにつける薬はない」ので「バカは死ななきゃ治らない」のですが、生きてる間だけはせめて「県民をバカにせず、バカバカしい話を、バカらしいほど叫ぶことは謹んでいただきたいものです。」バカも休み休み言え!と後ろ指を指されないようにしなきゃ。まぁでも、「バカとハサミは使いよう」とも申しますから使い途を追求するのも県民の使命でしょうかねー?なんせ「バカと天才は紙一重」とも言いますし・・・・誰のことかは読者にお任せします(T_T)/~~~
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Unknown (涼太)
2010-11-27 00:03:10
狼魔人様

確かに、日本本土から見た沖縄と沖縄内部に住んでいる人の感覚にはずれはあると思います。
でも、一日本人として今の日本の置かれている状況を考えたとき

外国人記者から「北朝鮮と中国は脅威か?」と質問されると、伊波市長は「脅威ではない。脅威なのは米軍。中国とは何千年もの経済・文化の交流がある」

はどうしても理解できないのです。





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