昨日偶々テレビで見たアメリカ映画「ラウンダーズ」で何度も「お前の母親は売春婦」というセリフを聞いた。
ここでこの映画を取り上げるのは映画評論の目的ではない。
マット・ディモン主演のこの映画、貧乏な法学部の学生マイク(ディモン)が、ポーカーの世界に引きずり込まれてしまう。
紆余曲折があって、結局自分は法律家ではなく、むしろラウンダーズ(ポーカーのプロ)が適職だと、大学を退学し彼女とも別れてラスベガスへ向かうとこで映画は終わる。
この映画の中で再三[son of bitch ]が連発され日本語字幕は「売春婦の息子⇒お前の母親は売春婦」といったオドロオドロしい訳ではなく、バカヤローといった程度の軽い侮蔑語だった。
言われた相手も頭突きをかます様子さえなかった。
[son of bitch ]の度に頭突きをしていたら映画は頭突き映画になってしまう。
おまけに会話の間には[fuckinng]と言う単語を接続詞のように連発していた。
これは日本語ではどう訳するの。
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ジダンとマテラッチイの喧嘩はやはり「ガキの喧嘩」だった。
これは前にも書いた。http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/2aa29cb506d07ba4e4663e1cdb2a5827
メディアが期待した深い意味はなかった。
ジダンの三日間の社会奉仕は子ども達へのサッカー教室らしい。
一番喜んだのは子ども達。
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サッカー音痴のお爺さん:
「あのジダンのson of bitch !(馬鹿め!)、性懲りもなく子ども達に頭突きを教えているよ」。
サッカー好きのお爺さん:
「何を言ってるのだson of bitch !(馬鹿め!)、あれはヘディングを教えているのじゃ!」。
サッカー音痴のお爺さん:
「・・・ん?、ヘディングって頭突きだろう?」。
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2006年07月21日 更新
ジダンに社会奉仕3日間と罰金!FIFAが“ 頭突き事件”の裁定下す
FIFAによるジダン(右)の事情聴取は90分間。このあと、3日間の社会奉仕活動と罰金が科された=ロイター
【チューリヒ(スイス)20日=国際電話】国際サッカー連盟(FIFA)は20日、ドイツW杯決勝で“頭突き事件”を起こした元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン(34)に対し、社会奉仕活動3日間と罰金の処分を科した。侮辱的な発言をしたイタリア代表DFマルコ・マテラッツィ(32)=インターミラノ=にも出場停止と罰金が科され、加害者のみならず挑発した選手も罰した“けんか両成敗”の裁定となった。
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