狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

速報・チャンネル桜 星雅彦氏の単独インタビュー

2009-07-29 15:15:26 | ★集団自決

 

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「うらそえ文藝」関連のチャンネル桜の動画の続編です。

 
                                                ◆
 
沖縄に在住し且文筆で生活するものは、沖縄タイムスと琉球新報に楯突いたら生きてはいけないと再三述べてきた。

座間味島の集団自決で、宮城初江、晴美親娘が2代に渡って証言をコロコロ変えても、その度に沖縄の有識者達は後追いするよう自己の主張を変えて来た。

これらを見ても、沖縄の特殊な言論空間が推して知ることができる。

『うらそえ文藝』で星雅彦、上原正稔両氏が沖縄二紙を告発したとき、両氏の沖縄での文筆活動が二紙によって締め出しを食うことは容易に予想できた。

「集団自決訴訟」の一審、二審で被告側が勝訴している現在、沖縄の識者たちが自説を曲げても沖縄二紙におもねるのは生活のためには止むを得ぬことかもしれない。

星氏と上原氏が沖縄二紙を告発したとき、次のようなことを書いた。

《勝ち馬に乗るという言葉には、 優勢側につくとか、時流に乗るという意味がある。

その伝で言えば「集団自決訴訟」で一審、二審とも原告側の全面敗訴で、残された最高裁では事実審議はしないという現状で、勝ち馬は大江・岩波という被告側であろう。

星、上原両氏も勝ち馬に乗って時流におもねるなら被告側の応援をした方が文筆家としては稼げただろう。 

そうすれば上原氏も琉球新報に連載中の記事を突然掲載中止させられるような屈辱的仕打ちを受けなくても済む。

ウソまみれの勝ち馬を拒否した両氏は、裁判の結果に関係なく、あえて茨の道を選んだ。

『うらそえ文藝』(4号)の集団自決特集を読むと、星、上原両氏は裁判の勝ち負けにはそれほど関心を示しておらず、事実審議が一審、二審と原告側の敗訴に終わった現在、最高裁でも原告敗訴を予想したような節が例えば次のようなくだりからも垣間見れる。

 それでね、この裁判は最高裁までもっていかれても現在の動向では、結果は同じになるだろうと思う。ただね、ここには厳しい教訓があると思うんです。
  ・・・・・・・・・・              
 この裁判によって勝った沖縄側の心の傷は深まるばかりでなく、本当の反省資料を見失うことになりそうだ。沖縄側はこの問題に対して真剣に取り組んだかどうかというと、私にほ疑問が残るんです。要するに、怒りで一丸となったというのはおかしいけど、驚くほど多数が賛同している。県民総決起大集会とマスコミの力で裁判も国も動かしたわけね。一一万人の県民が集まって。しかし、あの人数は眉唾だと思います。実際は半分以下でしょうね。(『うらそえ文藝』より)


そして、両氏は早い時期に集団自決の現地調査に関わった者としての責任感から裁判の結果はともかく、

沖縄県民が沖縄タイムスを先頭にした左翼グループに扇動され、歪曲された歴史を沖縄の歴史として刻むことに良心が耐えられなかったのだろう。

その意味で言えば両氏は「大江・岩波」という勝ち馬に乗るどころか、火傷も覚悟で火中の栗を拾う役目を買って出たのである。》

勇気ある記者会見!産経と世界日報が報道!

 

以下の引用は目取真俊氏の星、上原両氏への批判らしいが、沖縄二紙に「異例の厚遇」されているのに、原稿を拒否されたのを不服に思い、その「恨み辛み」で両氏が今回沖縄二紙に反旗を翻したと言いたいらしい。

さすがは護送船団の沖縄二紙で護られた方の意見。

見当違いもはなはだしいと、逆に感心させられる。

星、上原両氏は沖縄文壇から締め出されるのを覚悟の上で、真相を告白した。

その覚悟の告発を本当にご存知ないのだろうか。

上原氏ほど沖縄の県内紙に厚遇されてきた書き手も少ないと思います。
星氏にしても、『週刊新潮』7月16日号の桜井良子氏の記事に「私はこの三十数年来、琉球新報で3ヶ月に1回、『美術月報』を執筆してきました」という発言があります。
三十数年にも渡って「美術月報」を書けるということは、異例の厚遇ではないでしょうか。
そういう人たちが、原稿掲載を拒否されたことをもって、琉球新報、沖縄タイムスを潰す云々とまで言っているのですから呆れます。
それにしてもこのお二人は、太田良博氏や牧港篤三氏をはじめ、渡嘉敷島の元村長らが健在の時に、どうして議論を起こさなかったのでしょうか。
関係者が故人となって反論できなくなってから、言いたい放題しゃべっている姿を見ると情けないですね。》
 コメント欄
 
宮城初江さん、晴美さん親娘の2代に渡る心変わりで、
 
「集団自決」の「定説」がコロコロ変わったことは、目取真氏もご存知だと思うのですがね。
 
ご存知なかったらここを⇒女心と沖縄戦の「定説」
 
 
 
【おまけ】
 
NHKの捏造報道」
 
沖縄集団自決の問題、軍命令はあったのか? あったとは言わないが、あったとほのめかす朝日的方法。番組を見 れば 軍による自決命令はあったと思い込みますね。編集でいかようにも なるテレビ報道、見るほうの知的レベルも要求されます。
 
 
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8 コメント

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縁側さんへ (義挙人)
2009-07-29 17:01:11
縁側さんのコメント欄がないので、
浪さんのお借りします。
iza4713への反論、素晴らしいです。
あなたような人がいるだけで、すっきりします。これからも、明快、すっきりな 反論お願いします。熱烈なファンより。
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義挙人さまへ (縁側)
2009-07-29 20:23:28
狼魔人さま こんばんは

 義挙人さま

>iza4713への反論

:お越しいただいたのですね。ありがとうございます。昭和47年の復帰までに、義務教育や高等教育を済まされた方の中には、この方のような「本土憎し」の亡霊に取り憑かれた者がわりと多いように感じます。大人になってからでも書籍等で修正できますが、沖縄人のほとんどが本を読まないのが常識ですからね~。

ちなみに、沖縄経済界の重鎮(故人)の自宅書斎に本が一冊もないことに、本土から来られた方が驚かれた、という逸話があるくらいですからね。
またこちらでお会いしましょう。
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Unknown (涼太)
2009-07-29 20:24:39
狼魔人様

>>この裁判によって勝った沖縄側の心の傷は深まるばかりでなく、本当の反省資料を見失うことになりそうだ。

星さんの一言が沖縄問題の全てを表現しています。一人でも多くの県民の方が、星さんの言葉の意味を噛み締めて欲しいと思います。
返信する
本当に勇気ある行動です (Surnivers)
2009-07-29 21:28:04
沖縄県で、風穴が開きつつある、証拠ですね。
素晴らしいと思います。
両氏がもっと取り上げられて、どんどん議論が活発になっていけばなぁ、と切に願います。
とは言うものの、中々こちらのマスコミは取り上げようとしないのでしょうけれども。
産経には頑張ってもらいませんとね♪
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久しぶりです (茨城県民)
2009-07-29 21:38:28
こんにちは狼魔人さん。高校の演劇部の合宿から帰ってきました。

それはさておき、緑側さんのブログ見させてもらいました。やっぱり凄いですね!
私以上によくお調べになっていてとても参考になりました。最前線でファシズムと戦っている人と傍観者である私とは全然違いますね。

目取真氏のブログにコメントしましたが
見事に封殺されました(笑)
高一の私にも反論してもらいたかったのに・・・残念です。

書いた内容は緑側さんのとよく似ていましたが
赤松隊長の事についてこう書きました

「赤松隊長のことについても書かせていただきます。元自衛官であった恵氏が言っていた事ですが仮に集団自決を命令した残虐な指揮官なら
戦後渡嘉敷島の慰霊祭に出席し、さらには
当時行動を共にした住民と抱き合って記念撮影もしています。残虐な指揮官とそんなことしますか?誰もしないと思います」

以上です、勝手に書きましたすみません(笑)
返信する
沖縄は目を覚まして欲しい (ayataro04)
2009-07-29 22:58:08
狼魔人さま

関西で高い視聴率ですが
東京と沖縄では放映されていないそうです。
ユーチューブですが・・・
http://www.youtube.com/watch?v=vcr7N5PZHzg&feature=related
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Unknown (涼太)
2009-07-30 00:24:52
狼魔人様失礼します。

ayataro04様、動画の紹介ありがとうございます。実際に尖閣列島での中国の動き、今の台湾の状況などを見ても、全くありえない話ではないと思います。それに呼応するかの様な、沖縄の左翼団体の動きも不可解です。
日本のある新聞社にも、中国の工作資金は流れているといいます。その新聞社と深い中にある沖縄のマスコミも同様でしょう。
過去、南京、慰安婦、集団自決とどちらかというと、マスコミ誘導で世論が形成され、それが既成事実化されると、くつがえすのは難儀です。そういう意味でも、NHKの台湾に関する偏向報道に、いち早くネットユーザーが立ち上がったのはいい事だと思います。
それにしても、何故今のタイミングでNHKが偏向報道をするのか、不可解です。まさかNHKにも、中国の資金が流れているのでしょうか。
返信する
Unknown (狼魔人)
2009-07-30 07:28:43
涼太さん

漏れ聞くところによりますと、5月の告発いらい、星さん上原さん御両人には沖縄県内の、文筆の依頼は皆無だそうです。

沖縄二紙は黙殺しながら、各方面に手を廻して、兵糧攻めという卑劣な手段でご両人言論を封じようとしている模様です。



Surniversさん

産経、世界日報、週刊新潮、サピオ
、チャンネル桜、と本土メディアがご両人は報道し始めましたので、ネットで支援すれば更に大きなうねりとなって行くでしょう。

応援お願いします。


茨城県民さん

言論封殺されましたか。(笑)

答えられないのでしょう。

佐藤優に続いて「沖縄の言論封殺魔」という称号を献上してもよいですね。


ayataro04さん

情報ありがとうございます。

問題提起された井上和彦さんは集団自決問題で何度も沖縄取材をしている方ですね。

それだけに説得力があります。


涼太さん

>過去、南京、慰安婦、集団自決とどちらかというと、マスコミ誘導で世論が形成され、それが既成事実化されると、くつがえすのは難儀です。そういう意味でも、NHKの台湾に関する偏向報道に、いち早くネットユーザーが立ち上がったのはいい事だと思います。

NHKの渡嘉敷島集団自決報道も充分集団訴訟の対象になる番組ですね。

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