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昨日(31日)の沖縄タイムスのオピニオン面。
[ゼロチャンネル]
岡田外相殿
「宜野湾市長批判」
主客転倒も甚だしい
ーー沖縄県民
(豊見城 IT )
市民の危険を一刻も早く除去するのが市長の最優先業務のはずだが、逆に普天間基地を固定化しようとする宜野湾市長。
本来、これを主客転倒という。
さすがは沖縄タイムス読者のITさん、主客転倒の基準が常人とは異なる。
「反戦平和」」は、沖縄の首長の免罪符だと過去に何度も書いた。
「普天間移設」で全国にその名を知られ、今や基地撤去運動のヒーローとなった、伊波宜野湾市長。
「世界一危険な基地」を一刻も早く移設するのが最優先のはず。
ところが伊波市長は、最も実現が困難なグアム移設を主張していた。
その矛盾に満ちた言動をを岡田外務大臣が批判した。
岡田外相、宜野湾市長を批判「県内移設だめは納得できない」 2010/5/28
免罪符を全身に貼り付けた伊波市長を、沖縄紙が見殺しにするはずはない。
沖縄二紙が一斉に伊波市長をバックアップした。
5月28日の沖縄タイムスは、一面と三面を使って岡田外相への猛反撃。
三面トップにも批判の刺激的見出しが・・・。
外相発言 沖縄の心逆なで
伊波市長が質問状検討
首相しばるな/ 本音表れた/ あきれてしまった
鳩山首相は、「沖縄の心」という魔物に取り付かれ、判断を誤った。
そして混迷の果てに、「閣僚罷免」というおまけまで付け、自爆自沈してしまった。
これまで「沖縄の心」に象徴される情緒的文言に対して、鳩山内閣はまるで黄門様の印籠のように逆らう術を知らなかった。
タブーを破って国会の場で「基地反対のカリスマ」を真っ向から批判したのが岡田発言だ。
沖縄タイムスの反撃の文言に「沖縄の心逆なで」とあるのは、黄門様の印籠を盾にする常套手段。 「沖縄の心」とは、実際は「プロ市民の心」。
例え逆なでされても、本物の県民は痛くも痒くもない。
手垢の付いた「沖縄の心」はさておいて、岡田外相が「逆なで」したという発言を全文引用するとこうなる。
【岡田外務大臣の発言全文】(沖縄タイムス5月28日)
沖縄県内の今の状況というものはもちろん米軍政府も十分認識してしておりますが、日米合意をつくるにあたって、さまざま伝え、そしてそういう下で、沖縄の負担を減らすと、そのためにはどうすればよいか、ということを真剣に議論した結果としての日米合意であります。
ぜひ、明らかになった段階でご覧頂きたいと思っております。
いろいろな県民のみなさんの声、あるいは知事や市長の声、それぞれあることは十分承知しております。
ただ、私は宜野湾市長には昨年の秋の段階で申し上げたわけでありますが、普天間基地の宜野湾市、普天間の危険性の除去ということで政府をあげて努力しているところでありますから、この当該地元市長が沖縄県内移設は駄目だとか、海外だとか、もともとアメリカはグアムに持っていくつもりであるとか、いろいろ「おっしゃるのは私自身、納得できないものを感じております。
◇
鳩山内閣成立以来、首相に歩調を合わせて「普天間移設は国外・県外」を叫んでいた岡田外相は、鳩山首相と同様の国防オンチだった。
だが、一足先に目覚めたのが苦しみの始まりだった。
外相就任以来、勉強すれば勉強するほど現実が見えてきた。
「抑止力」に目覚めたたら、政府案が限りなく「現行案」に近づいていく。
その自己矛盾の焦りが顔に出た。
それが本家フランケンも裸足で逃げ出すこの人相。
昨年二度沖縄を訪問し、伊波市長のお得意の「世界一危険な小学校」の講釈を受けた。
フランケン、もとい、岡田外相は、そのときの心境をブログでこう吐露している。
岡田克也公式ブログ 2009年12月7日
この問題は、大臣就任当初から日米間で議論を続けてきました。現在、人家が密集しているなかにある普天間基地。滑走路の延長線上には、小学校もあります。この危険な状況を一刻も早く何とかしなければいけない。そのために移転をする。(略)
◇
岡田大臣は伊波市長の不可解な言動を理解できなかった。
ところが、「普天間基地が危険な状況ではない」ことを、一番承知しているのは、伊波市長自身である。 これは大方の良識ある県民は皆知っていること。
「普天間移設」は、いわば伊波市長の「基地と戦う市長」を演出する商売道具に過ぎない。
従って普天間基地が他の地域に移設されたら一番困るのは伊波市長である。
そこで一番実現しそうな「辺野古」には猛反対をし、実現不可能な「グアム」に賛成する伊波市長の不可解な言動も理解できるはず。
岡田外相の憔悴しきった顔に比べて、伊波市長の定番である「悩める市長」の生き生きしたパフォーマンスがこれだ。
「世界一危険な基地」ならば、伊波市長が一番実現性のある「辺野古」に先頭を切って反対する理由が分からない。
岡田首相の苛立ちはこの頃から始まった。↓(詳しくは文末「おまけ」に)
2009年12月6日
岡田克也外相は5日午前、那覇市内のホテルで伊波洋一宜野湾市長と意見交換した。伊波市長によると、岡田外相は「普天間飛行場を抱える市長が『(移設について)もっと十分に検討すべきだ』などと言うと、普天間飛行場(の危険性)はずっと継続するのではないか。市長が合意に合わないようなことを言うのはいかがなものか」などと述べたという。伊波市長は「米海兵隊自身が普天間飛行場の危険性をよく知っており、そんなこと(継続)はない」と否定した。
◇
今回の福島解任劇で一番喜んだのは他ならぬ伊波宜野湾市長だ。
11月の沖縄県知事選に立候補を目論む伊波市長にとっては福島解任劇はまさしく追い風だ。
これで「沖縄の心」は社民党が完全に手中にした。
「沖縄の心」を逆なでされた沖縄紙は、「福島罷免」で民主党批判の立場に回った。 当然「沖縄を裏切らなかった」社民党を全面に応援するだろう。
これで県知事選では「米軍基地撤去のカリスマ」伊波洋一氏を応援することが明白になった。
伊波沖縄県知事が誕生したらどうなるか。
沖縄は、社民党の最後の楽園、「東洋のガラパゴス」になる。
で、沖縄観光の目玉は、絶滅危惧種観光ツアー、ということになりかねない。
沖縄を「東洋のガラパゴス」にしてはいけない、と思う方、
プチッとお願いします。
関連:
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【付録】
■伊波市長の妄想プレゼンテーション■
琉球新報 透視鏡
岡田外相来県 県外一色苦悩濃く2009年12月6日
岡田克也外相は5日、駆け足で全島を回り、市町長や市民、各界の代表者らと会談した。米軍普天間飛行場移設問題で米国が日米合意の履行を迫っていると繰り返し、現行案以外の移設先を探すことの難しさを強調した。だが沖縄で岡田氏が探し求めた「現行案賛成」の声は見つからず、あったのは「県外・国外移設の実現」の1点だった。「なかなか胸中を明かさない」とされる岡田氏の口から、初めて「ジレンマにいる」と苦悩が漏れた。
「米国は辺野古以外の選択肢はないと言っている。非常に厳しい状況だ」。岡田氏は伊波洋一宜野湾市長との会談で、対米交渉が緊迫していることを切り出した。「このままでは普天間は動かず、危険性が続いてしまう」
険しい表情の裏には、沖縄入りする直前、東京での日米閣僚級作業グループで受けた、米国の強い圧力があった。
いら立ち
作業グループでルース駐日米大使は、普天間問題の決着が越年することに強い不満感を示した。関係者によると、ルース氏はかなり厳しい調子で日本側の不履行を責めたという。
米国の怒りを目の当たりにした岡田氏は、沖縄にその怒りの様子を伝えた。だが沖縄側から返ってきたのもまた、怒りだった。
伊波市長は「普天間の部隊はグアムに移るのに辺野古を造る必要はあるのか」と現行案に明確に反対した。伊波氏によると、岡田氏は「普天間を抱える市長が危険性除去より日米合意と違うことを言うのはいかがなものか」と詰問口調で、「相当いら立っていた」という。
連合沖縄は「県外移設をすべきだ」と訴え、経済界も「ほとんどの人は県外を望んでいる」と伝え、身内の民主党議員からは「政権交代への期待を裏切らないでほしい」と懇願された。(略)(与那嶺路代)
◇
>伊波市長は「普天間の部隊はグアムに移るのに辺野古を造る必要はあるのか」と現行案に明確に反対した。
伊波市長のパフォーマンスの一つがこれだ。
国家の上層部も外交当局者も知らない「外交機密」を、市長という一地域の首長が握っていると、本気で考えているのか。
伊波市長は、007でも抱えているのか。
この伊波市長の妄想プレゼンテーションが2チャンネルを駆け巡っている。
岡田外相も、当初はこれに引っ掻き回された様子である。
⇒週刊オブイェクト http://obiekt.seesaa.net/article/146978904.html
昨夜のテレ朝「TVタックル」でも、川内博史民主党議員が「伊波文書」をかざして、いきまいていたが「永田メールの反省がない」と、みんなの党の江田議員に切り返されていた。
ただ、「鳩山首相は参院選に負けても連立の可能
性のある相手はいくらでもいる」とも語り、民主党
が参院選後に新たな連立を模索する可能性を
指摘した。
民主党を打倒するためには、民主党と公明党の
議席の合計を過半数以下に激減させなければ成
らない。
次期参議院戦はたちあがれ日本を中心とする
愛国保守勢力を集めて、日本る守る為の厳しい
選挙戦となる。
自民党にも売国者はいるが、しかし売国政党
民主党にも人権擁護法案に反対する愛国者が
少しは居る。
【経済・政治の掲示板】
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自民党政権時代には、余り顔を出さなかったと記憶している伊波市長が、現政権になってから、ここぞとばかりに前面に出てきて「国外、県外」を訴える姿を見ていて、違和感がありましたが「沖縄の世論」が作られる過程をここで勉強させていただいてから、納得できるようになりました。
今年初めに産経が報じた、沖縄の左翼達が普天間第二小学校の移設を邪魔して、基地反対の材料に使ってきた経緯を考えると、全ての事が繋がります。
本土に住む我々にとっては、沖縄のメディアが発する情報しか沖縄の声を知る事が出来ない中で、狼魔人さまのような声も有る、というのは、大変に貴重です。知り合いにはこのブログの存在を紹介しています。
サヨクに乗っ取られている沖縄の言論界に風穴が空く日は来るのでしょうか?
どうか頑張って発信を続けて下さい。微力ながら応援しています。
相手の出身母体も知らない、普段の言動も知らない、無い無い尽しの中で「0べース」AHOUが大事な仕事に関わると碌な事が無い。
党首のボキャブラリーの無さは致命的だし、未来の国家観が全く見えてこない。
大人しく市井の市民派弁護士やってりゃよかったのに…。
彼女を見ていると嘗ての自民党の長老の一人、三木武夫と同じイライラを感じます。
全く発言に対する責任感がない。少なくとも与党議員の発言が、どれほど社会的に影響があるかを理解していたら、あのようにハイテンションで珍説を訴えたりしないものです。テレビに出れば出るほど、アホさ加減が鮮明になってくるような気がします。
そもそも国防問題は国の専管事項なので、地方に対して配慮はするものの、地元の同意がなければ云々はおかしいとおもいますが。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/100601/trl1006011349007-n1.htm
昨年8月の衆院選で当選した民主党の小林千
代美衆院議員(41)=北海道5区=陣営の選
挙違反事件で、公選法違反(買収約束、事前
運動)の罪に問われた連合北海道札幌地区
連合会元会長、山本広和被告(61)の控訴審
判決公判が1日、札幌高裁で開かれた。
小川育央裁判長は懲役2年、執行猶予5年とし
た1審札幌地裁判決を支持、弁護側の控訴を
棄却した。
この判決に習い小沢一郎、鳩山由紀夫など
日教組や民団、総連の外国人の選挙応援を
受けた民主党候補の選挙違反者が続出して
当選無効による民主党議席が激減する事を
期待する。
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ps:
参考記事
社民党(旧社会党残渣)の正体
http://qazx.blog.eonet.jp/docdoc/2010/06/post-7725.html
かねてから心配していたのですが、石垣島で、「肉用牛1頭がよだれを流すなど口蹄疫に似た症状を発症し、ウイルス検査の結果を待っている」という報道がありました(読売新聞)。市長を叩いている場合ではありませんね。
また、別件ですが、私が住んでいるところに近くに国立歴史民俗博物館があります。ここに関連するニュースなのですが、沖縄戦の「集団自決」(強制集団死)に関するパネル展示の説明文で日本軍関与の記述を削除したことが問題になり、リニューアル委員会が日本軍関与を復活させようと画策しているようです。是非、歴史民族学博物館に沖縄からの「正しい声」を届けていただきたいと思います。
何しろ「国立」ですから、ここで軍関与が復活すると「定説」になってしまいます。
これで、アメリカが言う三つの条件の内、二つはクリアーしました。最後に一番難解な地元の同意が残りました。
伊波市長のように左翼系知事では、イデオロギー優先でまったく纏まりません。かといって比較的協力的だった、仲井真知事まで身動きが取れなくなってしまった。そうさせたのはは他ならぬ鳩山総理です。私は思うのですが、沖縄の保守層の真意はまだ辺野古だと思います。
でも、沖縄県議会で多数を占める左翼議員が絶対反対する。このまままた膠着状態が続いて、アメリカがイライラする。民主党政権はどんどん追い詰められていく。アリ地獄の第二幕の幕開けです。やれやれいつまで続くやら。
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2010060102000033.html
日本と中国は首脳会談で東シナ海ガス田の
共同開発に向け条約交渉を始めることで合意
した。
両国には反対の声が強く、合意達成には
環境・省エネなどの協力で条件を整えること
が欠かせない。
日本の海洋資源を日本の資金と日本の技術で
開発生産してその、90%を支那が持ち去り、
10%を日本がとる白樺ガス田。支那の理屈は
人口に比例して配分する、鳩山は友愛の海で
は当然の話。
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