狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

百田発言、言論の自由の意味が分からぬ議員先生

2015-07-02 07:05:11 | マスコミ批判

 

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沖縄タイムスの病的百田叩きは、本日で一週間を迎える。

よくも紙面を埋めるネタがあるものと、記者たちの偏執性には感動を覚えるくらいだ。

言うまでもなく渦中の百田氏は民間人である。

憲法が保障する言論の自由を有しており、何を言おうとも勝手である。

議員の主催とはいえ一会合に講師として招かれた民間人が何を発言しても、第4の権力といわれる新聞がその発言を連日狂ったように叩くのは、それ自体が言論弾圧に相当する。


批判されるべきは、会合の主催者である公人である議員達の言動である。

自民党はすばやい動きで、関連した議員を処分しており、その後民間人の百田氏が沖縄2紙の「抗議声明」に逆切れして「本気で潰れて欲しい」と発言しても百田氏の言論の自由である。

ところが言論の自由、報道の自由を盾に百田バッシングを続ける沖縄2紙に媚を売る自民党の国会議員が、沖縄には依然として存在する。

弁護士資格を持つくせに言論の自由の意味を履き違えた宮崎政久衆議院議員が沖縄タイムスのカメラの前でこんな安っぽいパフォーマンスを演じている。 沖縄保守の恥さらしである。

百田尚樹氏の発言を受けて、主催した「文化芸術懇話会」代表の木原稔衆院議員に抗議文を手渡す宮崎政久衆院議員=衆院議員会館

百田尚樹氏の発言を受けて、主催した「文化芸術懇話会」代表の木原稔衆院議員に抗議文を手渡す宮崎政久衆院議員=衆院議員会館

 

百田氏発言「看過できない」自民の宮崎政久議員が抗議文 沖縄タイムス 2015年6月27日

宮崎議員は百田尚樹という民間人の発言に抗議して沖縄2紙に媚を売った。

沖縄2紙が宮崎議員を支援してくれるとでも考えているのだろうか。

本気でそんなことを考えているとしたらとんだ勘違いだ。

沖縄2紙は、仲井真前知事が指摘した通り、「特定勢力のコマーシャルペーパー」であることは今では全国国民が周知の事実である。 

宮崎議員が沖縄2紙の支援を得たいのなら、姑息なパフォーマンスなど止めて、即刻自民党を離党し、共産党か社民党に入党することをお勧めする。

そうなれば、沖縄2紙は「オール沖縄」勢力が増えたと泣いて喜び、宮崎議員の支援に回ること間違いない。

弁護士資格を持つ宮崎議員の恥さらしなパフォーマンスもそうだが、宜野湾市議会が、百田発言に対し、抗議決議を採択し、宜野湾市の恥を全国に晒した。

だが、その一方で、豊見城市議会が、百田発言への抗議声明を、「百田氏にも言論の自由がある」として否決し、市議会議員の見識の高さを示した。

 

ところがである。

沖縄もまだ捨てたものではないと喜んだのは、ぬか喜びだった。

 

今朝の沖縄タイムスの一面にはこんな大見出しが。

 

県議会 抗議決議へ

 

報道圧力 与党5会派

 

きょう提出 自民は難色

 

知事「遺憾」県議会答弁

 

沖縄県議会与党会派が報道圧力抗議決議へ 自民は難色

 

沖縄タイムス 2015年7月2日 05:25  
 
 沖縄県議会与党5会派は2日、米軍普天間飛行場の成り立ちに関する事実誤認や県内2紙への批判と圧力が指摘される作家の百田尚樹氏の発言と、自民党の若手国会議員による報道圧力発言などに抗議する決議案を6月定例会に提出する。あて先は自民党の安倍晋三総裁(首相)。中立会派の公明県民無所属、維新も賛同し可決される見通し。野党の自民は難色を示しており全会一致は不透明な状況だ。

 

 与党側は6月30日に決議の文案を野党、中立に手渡し、全会一致への協力を求めた。抗議のあて先が安倍総裁とあることで自民は賛同を困難視、各会派による共同声明を提案した。与党は県議会での決議は不可欠として提案に踏み切る。

 

 抗議決議案は「自民党勉強会での報道機関への言論圧力、および沖縄県民侮辱発言への抗議決議」との題名で、安倍総裁に発言の撤回と県民への謝罪を求めている。

 

 文中では「政府の意に沿わない言論機関を許さない態度は日本全国の報道機関への圧力だ」「普天間は土地を強奪して造られた。事実無根の話の喧伝(けんでん)は県民を愚弄(ぐろう)している」など厳しく批判している。

 

 百田氏発言をめぐっては、宜野湾市議会が6月29日に百田氏に発言の撤回と謝罪を求める抗議決議を全会一致で可決した。那覇市議会でも抗議決議案が提案され、8日の最終本会議で可決される見通し。西原町議会や浦添市議会でも百田氏の発言に抗議をする動きがあるという。県議会で抗議決議が可決されれば、報道圧力に抗議する決議が県内の市町村議会でさらに広がる可能性がある。

 

■翁長知事「遺憾」 県議会答弁

 

 自民党勉強会での報道機関に対する圧力発言問題で、翁長雄志知事は1日、「憲法で言論、出版、その他一切の表現の自由は保障され、いかなる党においても報道の自由を尊重することは当然であることから、今回の議員の発言はまことに遺憾である。百田氏の発言も民主主義の根幹である表現の自由を、ないがしろにしかねない発言であり、大変残念である」と述べた。

 

 県議会一般質問で渡久地修氏(共産)に答えた

 

       ☆

これで沖縄県議会は翁長県知事を筆頭にバカの集団であることが判明した。

今回のメディアによる一連の「百田叩き」は、それこそ憲法で保障されている「表現の自由」、「言論の自由」を否定するものである。

県議会で抗議決議など、天に向かって唾をつるようなものである。

議会制民主主義社会の基本は言論の自由と公正な選挙制度にある。

民主種意義社会の一端をになう言論の自由を大手メディアや県議会が一斉に攻撃する現状こそ民主主義の根幹を揺るがす由々しき事態だと危ぐせざるを得ない。

宮崎議員のような法律の専門家が陥りやすい過ちは、「(一般的に言う)報道機関に対する攻撃」と「(沖縄2紙のような)クズ紙(特定の勢力のコマーシャルペーパー)に対する攻撃」とを同じ次元で論ずることにある。

 

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コメント (23)    この記事についてブログを書く
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23 コメント

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Unknown (通りすがり)
2015-07-02 08:28:20
>宮崎議員のような法律の専門家が陥りやすい過ちは、「(一般的に言う)報道機関に対する攻撃」と「(沖縄2紙のような)クズ紙(特定の勢力のコマーシャルペーパーに対する攻撃」とを同じ次元で論ずることにある。


宮崎議員は国会議員で現役の弁護士。

しかも沖縄県選出議員なので、沖縄2紙が新聞の名に相応しくないクズ紙であることを誰よりも知っている立場のはず。

にもかかわらず、百田発言を抗議する理由は何故でしょうか。

返信する
Unknown (東子)
2015-07-02 08:53:47
次の選挙で、攻撃(落選)しないでね。
私は、こんなにタイムス、新報の立場で発言しているのだから。
タイムス、新報への忠誠度の競い合い。

忠誠度の競い合いは、タイムス、新報の影響力に怯えているからと言えるが、逆を言えば、沖縄県民は、乗せられやすいから、正論を言っても聞く能力無しと、県民を馬鹿にしているとも言える。
それに引き替え、島尻議員は、正論を分かる人がいると沖縄県民を信頼しているから、正論で臨んでいる。
返信する
Unknown (東子)
2015-07-02 09:01:25
政府(権力者)は、“無知”な大衆を戦争へと導く。
だから、“無知”な大衆に代わって、政府を監視し、糾弾する。
と、弁護士には、正義の味方、弱者の味方と気負っているのが、多い。
知識階級が陥る、選民意識の一つ。


「「政治的な声明は違法だ」 弁護士が日弁連などを提訴 2015.7.1」
http://www.sankei.com/affairs/news/150701/afr1507010030-n1.html

>日本弁護士連合会や弁護士会による特定の政治的な主張について「弁護士自治とは全く無縁な『目的外行為』であり違法だ」
>原告側は訴状で、弁護士法で弁護士は日弁連と弁護士会への強制加入が義務づけられているとした上で、「(声明として出される)文書は正規の機関決議を経たものではなく、文章を作成して発信する権限は日弁連や京都弁護士会にはない」と主張している。
>提訴後に会見した南出弁護士は「日弁連は特定の意見を表明する政治団体になっている。主張したいならば強制加入の団体ではなく、賛同者を集めて任意団体を作ってやるべきだ」と訴えた。

日本弁護士連合会や弁護士会が敗訴すれば、労組や日教組の政治的主張の表明も全く無縁な「目的外行為」となるだろう。



【参考】
弁護士同様、教員も大衆より頭一つ高いという意識がある。

「「教育の中立性」を嫌う民主党の本音は「日教組の手足を縛るな」 2015.6.25」
http://www.sankei.com/politics/news/150625/plt1506250006-n1.html

>「教職員に対して、既存の法令以上の制限を課す必要はない」
>一見もっともらしいが、民主党の幹事長を務めた日教組のドン、輿石東参院副議長がかつて、こう述べていたことを連想させる。
>「(日教組は)政権交代にも手を貸す。教育の政治的中立などといわれても、そんなものはありえない」(平成21年の日教組「新春の集い」あいさつ)
>大阪府・市は懲戒処分として「免職」も可能とする条例を制定した
>本心では選挙運動に積極的ではなかった職員や教師らに、『もう活動しなくていい』というお墨付き
>「この法改正はやらないとダメだ」
>安倍晋三首相も周囲にこう話すなど、首相官邸は法改正に前向きだとされる。
>教育正常化を進める上で、避けては通れない問題である。
返信する
Unknown (東子)
2015-07-02 09:05:09
「「百田氏にも言論の自由ある」豊見城市議会が抗議案否決 2015年7月1日」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=122242

>「民主主義根幹の表現の自由、報道の自由を否定する暴論に抗議し、発言の撤回と謝罪を求める決議案」を賛成少数(賛成10、反対12、退席1)で否決した。
>瀬長美佐雄氏(共産)が提案したが、与党市議から「百田氏にも言論の自由がある」「慎重に事実確認を行う必要がある」などの反対意見があった。
>瀬長氏は否決について「自民党政権を批判できない与党の状況もあり、

本音がでた!
自民党政権批判なのね。
「表現の自由、報道の自由」を守る闘いじゃないんだ。
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Unknown (東子)
2015-07-02 09:06:58
「翁長知事「作業中止決断し話し合いを」 2015年7月1日」
http://www.qab.co.jp/news/2015070167779.html

>翁長知事は「作業の中止を決断し話し合いを」と牽制しました。

相変わらず、国の自主的な作業の中断を望み、自分の責任は回避。
10もの知事権限があると豪語しているのだから、それの一つでも使ったら?
返信する
Unknown (東子)
2015-07-02 09:07:16
「名護市議会 安全保障関連法案廃案求める意見書可決 2015年7月1日」
http://www.qab.co.jp/news/2015070167782.html

>「国会で審議されている「安全保障関連法案」の廃案を求め、30日名護市議会で意見書が可決されました。
>意見書案を提出した岸本洋平議員は「未来の子どもたちに、今の私たち大人が戦争へと戦場へと赴く、そういう法案を今通すわけにはいかない」と提案理由を説明。
>意見書案では「沖縄戦を経験をした県民は、再び戦争に加担する法案の成立を許してはならない」としています。

「安全保障関連法案」の廃案を求めるということは、反基地運動しておいて沖縄の安保は米軍に任せよになるという関係すら理解していないのでしょうねぇ(呆れ)
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訂正 (東子)
2015-07-02 09:11:57
× 自分の責任は回避。
○ 自分の決断は回避。
返信する
Unknown ()
2015-07-02 09:53:07
通りすがり様

宮崎議員の件、

いろいろ言い訳もあるでしょうが、結論を言えば本物のバカということでしょう。

弁護士にもバカは多いですよ。
返信する
本日の沖縄タイムス投稿欄 (カウンター58)
2015-07-02 10:56:50

オピニオン面に一般投稿9本。

「本人を招いて 公開討論提案」の糸満市・岸本定政さん(67)は1月4、12、17日、2月12、19日、3月1、11、22日、4月12、24日、5月9、15、24日、6月7、24日に続き今年16回目の掲載。
「誤った歴史観 自民に巣くう」の那覇市・普久原裕子さん(49)は2013年4月21日以来の掲載。
「言論への圧力 数のおごりか」の金武町・新里均さん(60)は2月3日、5月19日に続き今年3回目の掲載。
「笑顔とは裏腹 沖縄への暴言」の那覇市・大城良司さん(48)は1月5、19日、3月22日、4月1、18、26、28日、5月15、24日、6月9、24日に続き今年12回目の掲載。
「見解聞きたい 自民沖縄県連」の宜野湾市・仲村直樹(44)さんは1月6、18、28日、2月4、12、21日、3月4日、4月28日、5月9、21、29日、6月3、17、25日に続き今年15回目の掲載。
「首相と百田氏 沖縄は差別的」の那覇市・知念公代さん(60)は5月25日、6月11日に続き今年3回目の掲載。
「百田氏と対談 紙面にしては」の高知市・小松憲司さん(56)は5月17日に続き今年2回目の掲載。
「世論操作狙い誤情報か」の本部町・原田みき子さん(66)は1月24日、5月25日に続き今年3回目の掲載。
「弾圧に屈するな県紙」の宜野湾市・仲村元惟さん(78)は5月29日、6月12日に続き今年3回目の掲載。

カギカッコは投稿欄における見出し。


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Unknown (ウチナー鬼女)
2015-07-02 13:06:40
昨日エントリー記事より

>表現の自由を巡る自民党と百田尚樹氏周辺の倒錯、大西議員のさらなる問題発言
渡辺輝人 | 弁護士(京都弁護士会所属)
2015年6月30日 17時26分

こんなんありますけどwww

保守速報
弁護士が日弁連などを提訴「政治的な声明は違法だ」
2015.07.01
「政治的な声明は違法だ」 弁護士が日弁連などを提訴
日本弁護士連合会や弁護士会による特定の政治的な主張について「弁護士自治とは全く無縁な『目的外行為』であり違法だ」などとして、南出喜久治弁護士が1日、日弁連や所属する京都弁護士会、それぞれの会長などを相手取り、ホームページ上の意見書や会長談話の削除と100万円の慰謝料を求める訴訟を東京地裁に起こした。
以上引用終わり

京都弁護士会www
渡辺弁護士は、この件につき、何か「発言」した?www
相変わらずのサヨク、二重基準発動中!
返信する

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