狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

辺野古移設、「話せばわかる?」無理でしょ!

2015-08-19 08:14:22 | 普天間移設

 

よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします

 「狼」の画像検索結果

  お願い

 人気ブログランキングの投票が分散されるのを防ぐため、次のバナーをクリックお願いします。

よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします。
                   
 
 
本日の話題
 
1)第二回
辺野古協議
)八重山教科書選定
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

本日の沖縄タイムスの関連見出し。

■一面左トップ

5年内運用停止に難色

政府 県と再協議 なお溝

■二面トップ

遠い理解 見えぬ成果

集中協議再び「一報通行」

国、辺野古以外の選択拒む

沖縄予算の誤解訴え

■三面トップ

4閣僚 35分傾聴演出

辺野古集中協議

高まる決裂の可能性

県「進展期待」

政府「同床異夢」

■社会面トップ

特集(上)【密室裏の選定 八重山「公民」教科書】

規約改正 市民避ける

 

翁長知事、沖縄予算の「誤解」訴え 辺野古2回目協議t

 

 沖縄タイムス 2015年8月18日 19:18  
 【東京】翁長雄志知事は18日午後、首相官邸で菅義偉官房長官らと会談し、名護市辺野古への新基地建設問題や沖縄振興などについて政府側との2回目の協議に臨んだ。

 政府側は菅氏に加え、岸田文雄外相、中谷元・防衛相、山口俊一沖縄担当相が同席。翁長氏は冒頭20分間、戦後沖縄に押しつけられている基地問題の不条理や、沖縄が他府県に比べて多額の予算を得ているという振興予算をめぐる「誤解」について4閣僚へ訴えた。

 菅氏は普天間飛行場の5年以内の運用停止について「辺野古移設が条件だ。辺野古がなければ難しい」と述べ、新基地が完成しない限り普天間の5年以内の運用停止は困難との考えを伝えた。

 これに対し翁長氏は「辺野古が唯一だというのはやめてもらいたい」と反論し、新基地建設計画を見直すよう求めた。

               ☆

>翁長氏は冒頭20分間、戦後沖縄に押しつけられている基地問題の不条理

知事の発言を認めたとしても、普天間飛行場の移設先は、辺野古住民が自ら進んで基地提供を申し出たキャンプ・シュワブの中。 

何の不条理があるというのだ。

不条理があるとしたら普天間基地を移設したら軍用地主の収入がなくなるが、キャンプ・シュワブの中に移設しても新たな土地収入が発生しない。

新たな軍用地収入がないのが、不条理なのではないか。(怒)

>菅氏は普天間飛行場の5年以内の運用停止について「辺野古移設が条件だ。辺野古がなければ難しい」と述べ、新基地が完成しない限り普天間の5年以内の運用停止は困難との考えを伝えた。

そもそもの普天間移設の原点は、移設代替地が前提のはず。 

だとしたら菅氏の主張は正論である。

移設先に反対しておきながら普天間の運用停止を求めるのは子供がダダをこねるのと同じレベルだ。

普天間5年内運用停止に難色 2回目の辺野古協議

東京】翁長雄志知事は18日、首相官邸で菅義偉官房長官らと会談し、米軍普天間飛行場の返還に伴う名護市辺野古への新基地建設をめぐり政府側と2回目の協議に臨んだ。菅氏は普天間飛行場の5年以内の運用停止について「地元の協力がなければ難しい」と辺野古新基地建設が条件との考えを示し、運用停止は困難だと明言した。

 これに対し、翁長氏は「辺野古が唯一と言うのはやめてもらいたい」と批判。市民が収容所にいる間に接収された普天間飛行場の形成過程に触れ、「老朽化し、世界一危険になったから代替案を示せというのは日本政治の堕落だ」と政府を批判した。

 

 会談後、翁長氏は記者団に「政府との歩み寄りはなかった」とした上で、次回以降の事務レベル協議でも「流れがどうなるか予測はつかない」と述べた。菅氏も「歩み寄りが難しい状況に全く変わりはない。簡単に距離感は詰まらない」と述べ議論が平行線をたどっているとの認識を示した。

 

 協議には、岸田文雄外相、中谷元・防衛相、山口俊一沖縄担当相ら関係閣僚が初めて同席、約35分間議論した。

 

 翁長氏は冒頭の約20分間、米軍基地問題の不条理や在沖海兵隊の抑止力に関する疑問、沖縄が他府県に比べ国から多額の予算を得ているという振興予算をめぐる「誤解」についてただした。4閣僚は話し合いを継続する必要性を強調した。

 

 県、政府は安慶田光男副知事、杉田和博官房副長官による事務レベルでの作業部会を立ち上げ、3回目の協議を24日に沖縄で開催する方針を確認した。

 

                 ☆
「話せばわかる」
 
これは昭和7年5月15日、首相官邸を襲った青年将校に対し、犬養毅首相が言った言葉と言われている。
 
結局、血気にはやった青年将校は「問答無用」と、犬養首相を射殺する。
 
いわゆる5.15事件の顛末である。
 
昨日東京で行われた翁長知事と政府側四閣僚の話し合いは「話せばわかる」ようなレベルのものだったか。
 
今回の集中協議以前に行われた県と政府幹部との話し合いはすべて平行線だった。
 
沖縄タイムスの見出しが示すように今回も平行線。
 
協議の場で、安全保障や抑止力など基本的問題の議論を避けて、同じ主張を繰り返すだけでは何処まで行っても交わることのない平行線。 何度協議しても時間の無駄。
 
 
妥協点は見つからないまま、5回の集中協議で終了したらどうなる?
 
政府側は「粛々」と工事を着工するだろう。
 
一方、県側は、第三者委員会の「瑕疵あり」の結論を根拠に「辺野古移設中止」を政府に申し立てるだろう。
 
政府が行う次の段階は、法廷闘争だ。
 
>4閣僚は話し合いを継続する必要性を強調した。
 
しかし、いきなり問答無用で法廷闘争に持ち込んでは、いくら筋が通っていても印象が悪い。
 
0月の衆院補欠選挙(故町村氏)や年明けの宜野湾市長選、続く参院選を考えると、もうしばらく協議を延長戦に持ち込み様子を窺うという選択肢もある。
 
 
 
 
琉球新報 2015年8月19日 5:05 

 【東京】菅義偉官房長官は18日、政府が実施を明言してきた米軍普天間飛行場の5年以内の運用停止について「前提条件として地元の協力がなければ難しい」と述べ、辺野古に移設されない限り困難だと正式に翁長雄志知事に伝えた。普天間の辺野古移設をめぐる県と政府による集中協議の2回目の会合で、県側から進捗(しんちょく)を問われて答えた。翁長知事は「北部は素晴らしい自然環境が残っている。辺野古に基地を造れば北部を殺す」と反論した。
 会合にはほかに県から安慶田光男副知事、政府側から中谷元・防衛相、岸田文雄外相、山口俊一沖縄担当相、杉田和博官房副長官が出席した。菅氏が出席し県庁で開かれた12日の第1回会合の枠組みに関係3閣僚が加わった。
 会合後、翁長知事は「個別の歩み寄りはなかったが、私の意見を外相と沖縄担当相に初めて話した。次につながるかは予測がつかない」と述べた。菅官房長官は「簡単に距離感は詰まらない」と述べたが、協議の継続は双方が了承した。
 翁長知事は30分の会合のうち20分を使い、沖縄が予算面で優遇されているのは誤りと述べ、政府の説明する在沖米軍基地の抑止力論に納得できないと主張した。中谷防衛相に対しては「16日の会談で『(中国からの)ミサイルにはミサイルで対抗する』と発言されたが、沖縄をただ領土としか見ていない。140万人が住んでいるのに配慮がない。日本の安全保障に(沖縄は)欠落している」と批判した。
 さらに翁長知事は「『辺野古が唯一の解決策』と言うのはやめてもらいたい。普天間の原点は米軍の強制接収によるものだ」などと反論した。
 次回は24日に杉田官房副長官が来県し、安慶田副知事と作業部会を開く予定。

                ☆

 

>翁長知事は30分の会合のうち20分を使い、沖縄が予算面で優遇されているのは誤りと述べ、政府の説明する在沖米軍基地の抑止力論に納得できないと主張した。

確かに財務省から交付される予算では沖縄が必ずしも優遇されているとはいえない。

だが内閣府から交付される一括交付金を、沖縄優遇といわずに何と説明するのか。

財務省と内閣府。

金の出所は違っていても国民の血税が沖縄に流れているのは同じだ。

2013年12月、仲井真前知事が内閣府から約束を取り付けた沖縄への優遇策である7年間の3000億余の一括交付金についてはひと言も触れていないし、沖縄2紙も見て見ぬふりにの偏向報道である。

 

 
なかむら まさなおさんの写真
 

翁長知事殿、お言葉を返すようですが沖縄はやはり優遇されています

 

 

参考:官房長官「知事が協力すれば普天間5年内停止」(2015.1.12)

 

話せばわかる?

無理でしょう!

世の中にはいくら話てもわからない人たちがいる。

翁長沖縄県知事とその仲間たちのことだ。

 

八重山日報8月18日

中学校教科書、来週採択へ 情報漏れ防ぎ「戦略勝ち」 石垣・与那国

 教科用図書八重山採択地区協議会(会長・石垣朝子教育長)は来週予定されている石垣市、与那国町の臨時教育委員会に、2016年度から使用する中学校教科書を答申する方針を示している。教科書を選定する会議は非公開で、日時も公表していない。育鵬社の公民教科書採択をめぐり、住民団体の反対運動やマスコミ報道で混乱した4年前の経緯を「教訓」に、採択が終了するまでは秘密主義を貫く構え。現在のところ反対運動や報道も抑制的で「静謐(せいひつ)な環境の確保」を求める協議会側の戦略勝ちという見方もできそうだ。

 育鵬社、自由社の教科書採択に反対する「子どもと教科書を考える八重山地区住民の会」は15日に記者会見し、協議会を非公開とする運営に抗議したが、協議会は方針を変えなかった

                 ☆

 四年前の教科書選定時に協議会は「静ひつな協議」をするため協議を非公開にしたがメディアが暴露したため「ゾンビの会」などの左翼団体が介入し大混乱になった。

今回はその経験を生かして非公開にしたが、このまま育鵬社版「公民」が採択されるのは悔しくてしょうがない沖縄タイムス。

協議は原則公開、などと強弁しているが公開に出来ないほど協議を大混乱させた張本人が何を言っても説得力はない。

挙句の果てに安全保障関連法案や集団的自衛権の行使まで持ち出して育鵬社を罵倒、地団太踏んで悔しがる沖縄タイムスの気持ちが垣間見れる社説である。

社悦[八重山教科書選定]透明性は確保された

 

沖縄タイムス 2015年8月19日 05:30 
 
垣市と与那国町の教育長ら8人でつくる教科用図書八重山採択地区協議会は、来春から両市町の中学生が使う公民教科書に育鵬社版を再び選択した.

 育鵬社は「新しい歴史教科書をつくる会」の流れをくむ会社で、従来の教科書を「自虐史観」と批判する人たちが編集に関わっている。憲法や家族観をめぐる記述が他の教科書と異なることから、全国で採択、不採択のせめぎ合いが表面化している。

 教科書選定にあたって、八重山採択地区協議会は「原則公開」とする規約があったにもかかわらず、非公開とした。公職性が高い委員の顔ぶれも明かさず、開催日も場所も伏せて、密室での協議を強行した。

 「教育現場や住民の声は反映されたのか」「育鵬社のどこが優れていたのか」

 両教委が教科書を正式に採択した後、議事録を開示する方針というが、会議の持ち方に不透明な印象があるのは拭えない。

 公立の小中学校で使う教科書を決定する権限は教育委員会が持っている。複数の自治体を一つの採択地区として「採択地区協議会」をつくり決めるところも多い。

 前回2011年の教科書選定では、八重山採択地区協議会に竹富町も加わっていた。保守色の強い育鵬社の公民教科書が選ばれたことに反発した竹富町が別の教科書を採用し、協議会を離れた「八重山教科書問題」は記憶に新しい。

 当時、混乱が起こったのも選定過程の不透明さからだ。

    ■    ■

 安全保障関連法案をめぐり憲法学者のほとんどが違憲性を指摘する集団的自衛権の行使について、育鵬社の公民はこう記述している。「日本と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生した場合に、日本が必要最小限度の範囲で実力を行使することは、憲法上許されるのではないかとの指摘があります

 政権の主張をなぞった一面的な解釈である。

 国民の意識の項では「愛国心が、多様な人々をひとつの国民へとまとめる重要な役割を果たしています」と記述。男女共同参画社会の課題では「性差と男女差別を混同し、男らしさ、女らしさや日本の伝統的な価値観まで否定している」と書く。

 愛国心を前面に掲げ、伝統的家族観を重視する姿勢が強く感じられる内容だ。

 一方、沖縄の基地問題では日米安保の重要性が強調される中、住民の反対については触れられていない。 

    ■    ■

 安倍晋三首相の下で愛国心を重視した教育改革や、道徳の教科化が進む。

 文部科学省は、今回の検定から新しいルールを用い、領土や近現代史を扱う場合、政府見解に基づく記述を求めてきた。

 国の関与が強まれば、時の政権によって教育の内容が左右される恐れがあり、教育と政治は一線を画すべきである。

 政権に都合のいい価値観を、子どもたちに押し付けるようなことがあってはならない。

 

 この社説をひと言で評せばこうなる。

負け犬の遠吠え(涙)

よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします

コメント (10)    この記事についてブログを書く
« 八重山教科書、育鵬社選定 ... | トップ | 沖縄メディアの「ミス・イン... »

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (東子)
2015-08-19 09:29:26
>安全保障や抑止力など基本的問題の議論を避けて

たとえ避けなくても、海兵隊が抑止力になるかならないかは、「なると“思う”」と「ならないと“思う”」と互いに感覚でしか言い合えない。
だから、どこまでも平行線。

相手の兵力を図れないないから「抑止力」になるのであって、正確な数字がわかれば、相手は対策を立てるだけ。
所詮、抑止力は虚仮威し(こけおどし)だからねぇ。
軍事パレードや合同演習は、そのため。
で、ときどきぶっ放して見せて、「やる時は、やるよ」「こんなにやれるよ」を見せる。

結局、安保についてよく理解しているが安保に関心がない(国がなんとかするだろうという甘えもある)ので、国が公けにできないことを知っていて、「抑止力」について“本当”に効果があるか言えと、翁長知事は迫っている。
まぁ、いつもの国の足元を見て、というヤツだ。

足元を見られた国は、従来なら懐柔作戦として振興(金)を言い出すが、今回は、一切無し。
国が協議に入ると言ったとき、県(翁長知事)は、期待したでしょうねぇ。

官房長官からUSJ、コリドー、キンザーの話があったらしいが、「具体的というほどではまったくない」と知事が言うほどで、「魚心、水心」にもなれないほどなのだろう。



【参考】
「辺野古協議:翁長知事との一問一答(全文) 2015年8月12日」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=128361

>記者 官房長官からUSJ、コリドー、キンザーの話があったということだが、具体的には。
>知事 具体的というほどではまったくないですね。向こうが説明をしたものに、ご苦労様と一言、私が申し上げただけです。
返信する
Unknown (東子)
2015-08-19 09:29:45
>沖縄タイムスの見出しが示すように今回も平行線。

タイムス「普天間5年内運用停止に難色 2回目の辺野古協議 2015年8月19日」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=129165


タイムス「運用停止は辺野古移設前提 普天間問題で菅長官 2015年8月18日」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=129139


新報「普天間5年以内停止、辺野古移設が前提 第2回協議で菅氏 知事反発「北部殺す」 2015年8月19日」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-247483-storytopic-3.html


新報「辺野古移設なければ困難 5年以内閉鎖で官房長官 2015年8月18日」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-247474-storytopic-4.html


安倍総理と仲井真前知事が交わした「普天間の閉鎖5年以内」のところだけとって、移設と切り離して5年以内の閉鎖を主張できると、昨年の知事選から翁長知事は言っている。
翁長知事は「辺野古への移設無し&普天間の閉鎖」に加えて、「移設先が決まらなければ普天間固定」の声に対抗するために政府の「5年以内の普天間閉鎖」を捉えて「(移設と切り離して)普天間の5年以内閉鎖」を政府に要求する権利がある(要求するではなく、要求する“権利”がある)と言っている。
タイムス、新報は、米軍が「辺野古ができなければ普天間閉鎖はできない」と必ずセットで「5年以内の閉鎖は難しい」と言っているのを、「辺野古ができなければ普天間閉鎖はできない」を落として「5年以内の閉鎖は難しい」だけ強調する記事を繰り返し書き、「政府はできもしないことを県民に言って辺野古賛成に導こうとしている。国は嘘つきだ」のイメージを創出している。

この「国は嘘つきだ」は、なかなか効果がある。
国がどんなに努力しようが、資料を提供しようが、すべて「国は嘘つきだ」で論破できる。
疑心暗鬼に陥らせておけば、冷静に資料を分析しなくなる。

溝を埋めたくなければ、「国は嘘つきだ」を連呼すれば良い。
返信する
Unknown (東子)
2015-08-19 09:30:46
「運用停止は辺野古移設前提  2015年08月18日」
http://jp.reuters.com/article/2015/08/18/idJP2015081801001890

>菅氏は2019年2月までに普天間飛行場の運用停止を目指す政府方針について「地元の協力がなければなかなか難しい」と述べ、名護市辺野古移設を前提とする考えを示した。
>翁長氏は、普天間飛行場の無条件返還を求める姿勢を強調した。

「普天間を5年以内に閉鎖しろ! 米軍も難しいと言っているのに閉鎖せすると言ったのだから閉鎖しろ!」

辺野古移設阻止に全力を挙げてきたから、当然、必死に辺野古への移設を妨害してきた。
それは、5年以内の移設を難しくする。
そして、「国は嘘つきだ」の種にできる。

だが、しかし、それは、国に弱点にならず、逆に国に5年以内に普天間閉鎖できなくても大丈夫な言い訳を手に入れさせてしまった。

沖縄の移設への妨害という事実。
またしても、沖縄は事実に裏切られた。
というより、嘘に裏切られたのかもしれない。

否、「『国は嘘つきだ』とことが嘘だ」という事実に裏切られたのだ。
やっぱり、沖縄は事実に裏切られたのだ。
返信する
Unknown (東子)
2015-08-19 09:31:02
「辺野古移設「地元の意向を聞きながら進めてきた」 2015/4/17」
http://www.j-cast.com/2015/04/17233373.html

>辺野古移設をめぐっては、1996年に日米が合意し、99年に稲嶺恵一知事、岸本建男名護市長が受け入れた。
>これを受けて政府は辺野古案を閣議決定している。
>政府はこの合意を根拠に移設作業を進めているが、沖縄県側からは「99年合意は生きていない」といった主張が相次いでいる。
>この理由はこうだ。
>99年合意では「15年使用期限」「軍民共用化」といった条件がついていた。
>その後、政府は06年に工法をV字滑走路に変更し、改めて閣議決定。
>99年に稲嶺氏や岸本氏がつけた条件のとは全く異なる案で、沖縄側からすれば「06年案には合意していない」という訳だ。
>こういった批判に対して、菅氏は
>「まったくおかしくない。(平成)11年(1999年)の閣議決定をもとに18年(2006年)のさらなる閣議決定をしたということ。これは地元の意向を聞きながら進めてきて、計画を変更した。当初と(工法が)違ってきた」
>などと反論。
>「合意は生きている」という立場を強調した。
返信する
Unknown (東子)
2015-08-19 10:05:49
>政権に都合のいい価値観を、子どもたちに押し付けるようなことがあってはならない。

「教科書採択、教員推薦の1、2社から教委が選ぶ「絞り込み」禁止 文科省、採択適正化へ初通知 2015.4.9」
http://www.sankei.com/life/news/150409/lif1504090004-n1.html

>公立小中学校の教科書採択で、採択権限を持つ市町村教育委員会が、現場の教員らが推薦する1、2社程度の中から選ぶ悪弊が行われているとして、文部科学省が、この「絞り込み」と呼ばれる行為を禁止する通知を出したことが8日、分かった。
>文科省はこれまで通知などで教委の責任が不明確とならないよう再三指導してきたが、具体的に絞り込み禁止に言及するのは初めて。
>今夏に実施される中学教科書の採択で、公正確保と採択手続きの適正化の徹底を促す。
>教科書の採択権は地方教育行政法で各市町村教委にあると定められているが、戦後長く、「学校票方式」と呼ばれる教職員の投票によって採択されるケースが続いてきた。
>このため、旧文部省は平成2年に投票を禁止する通知を出した。
>だが、その後も採択にあたり、教員らが「教科書調査員」となって各社の特徴を調査研究する段階で採択させたい教科書を絞り込み、各教委が追認するという「採択権の形骸化」が続けられてきた。

教師に都合のいい価値観を、子どもたちに押し付けるようなことがあってはならない。
[日教組 調査員]で検索すれば、どれほど日教組が思うまま教科書を選択してきたか、ザクザク見つかる。

タイムス、新報が八重山のことを騒ぐのを見れば、ここでは、教員らが「教科書調査員」になった「絞り込み」と呼ばれる行為が行われず、コントロールできなかったということが、わかる。

八重山地区の教科書採択だけでなく、沖縄県全地域の協議会の議事録を公開すべし。
どのくらい教員らが「教科書調査員」になった「絞り込み」と呼ばれる行為で採択されているか、調べたいからだ。


文科省は「『絞り込み』と呼ばれる行為を禁止する通知」したのだから、それがどのくらい実効が上がったか、調査すべし。
言い放しは、もっとも教員たちが好むこと。



官邸、各省庁へ意見
http://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
返信する
Unknown (東子)
2015-08-19 11:05:04
「天津爆発事故 中国は情報開示を前向きに 2015年08月19日」
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20150818-OYT1T50146.html

>疑問なのは、当局が情報統制を強めていることだ。
>社会不安を警戒してメディアの独自報道を抑え、ネット情報も厳しく管理している。
>発生から1週間近く経過したのに、爆発に至る経緯や被害の全容は明らかにされていない。
>これでは、日系企業などが、操業の再開時期の決定や部品調達先の変更など重要な経営判断を下すのは困難だ。
>物流を含めた経済活動の正常化に支障をきたそう。
>中国経済の成長と発展には、国外からの投資が欠かせない。
>国際標準に適った事故対応ができないと評価されれば、中国から外資の足は遠のく。

天安門、中国新幹線、四川大地震など、これまでも情報統制を批判する声は多くある。
が、経済と結びつけたものは、記憶にない。

中国が情報統制をするのは、「社会不安を警戒して」だ。
それは、いつも政府に情報が隠蔽され不信が蔓延している中国だからこそ、治安維持には、さらに情報の隠蔽が大事になる。
負のスパイラル。

中国は資本主義の良いとこ取りして経済を発展させ、「中原」の再現のために軍事費を稼いできた。
今、中国にとって「経済」は軍事のために必須事項。

情報統制が経済の発展阻害になるとは、考えてもいないだろう。
なぜなら、彼らは「共産主義」であり、「管理経済」なのだから。
「資本主義経済」は、所詮、借り物であるのだ。

資本主義が長年培ってきた規則の都合の良い部分だけ切り取って自国に適用し、他国には管理経済であることを盾に自国ルールを押し付けた。
これを、アメリカは怒っている。
全ての国を敵にするのは良策でないから、中国はEUに表面的なにこやかさで目晦ましをくらわせている。


民主主義、資本主義、情報流通、法治主義は、密接に繋がっている。
返信する
Unknown (東子)
2015-08-19 12:34:14
岸壁が少なくてクルーズ船がさばききれない。

「那覇港、過密理由にクルーズ船の寄港43件断る 2015~17年 2015年8月12日」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=128222

>那覇港管理組合は過密を理由にクルーズ船43件の寄港を断っている
>需要は高まっているが、若狭の専用バースは1隻しか接岸できない
>クルーズ船は乗員乗客数が多く、沖縄経済への波及効果も大きい


「岸壁不足でクルーズ拒否 那覇港管理組合 2015年8月12日」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-247179-storytopic-4.html

>那覇港管理組合(管理者・翁長雄志知事)は新たなクルーズ船専用岸壁を那覇市域に整備する方針を固め、年度内の取りまとめが困難となっている次期港湾計画の改定作業からクルーズ船岸壁の増設部分を切り離し、先行して整備する手法が取れないか国土交通省との調整に入った。
>委員からクルーズ船第2バースの整備を急ぐよう求める意見が相次ぎ、金城勉副管理者は「泊港から新港ふ頭にかけての那覇市域に第2バースを展開する」と答弁。
>既設のクルーズ船ターミナルビルがある泊港若狭地区か、新港ふ頭地区の2カ所から、新たなクルーズ船専用岸壁の候補地を絞り込む考えを示した。
>一方、新たな岸壁整備については港湾計画に盛り込む必要があるが、浦添市が那覇港浦添ふ頭地区の現行埋め立て計画を見直す案を提示したことで、「(浦添市の見直し案は)那覇軍港移設位置の変更が支障になっている。改定時期は関係機関と協議する中で判断していきたい」(金城副管理者)と予定していた15年度中の改定は困難となっている。
>その上で管理組合側は「新たなクルーズ船岸壁は、港湾全体の施設整備計画とは切り離し、港湾計画の『一部改定』か『軽微な変更』の形で早期対応ができないか国に照会している」と対応を説明した。


第2滑走路に続いておねだり
  →辺野古移設と引き換え?

「泊港若狭地区か、新港ふ頭地区の2カ所から、新たなクルーズ船専用岸壁の候補地を絞り込む考え」
  →「新港ふ頭地区を入り口」にするとすれば、歓迎のための龍柱計画されている泊港若狭地区はメインでなくなる
  →龍注を建てる意味を失う
  →新しい開発事業を手に入れと同時に龍柱を葬れる。
  →万歳~~。

(浦添市の見直し案は)那覇軍港移設位置の変更が支障になっている
  →軍港建設を受け入れた松本浦添市長非難と松本市長案潰しと軍港を早く作りたい一派の攻撃


「那覇軍港移設位置、浦添市案に難色「変更は支障ある」 2015年8月12日」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=128237

>那覇港管理組合は浦添市が提示した那覇軍港移設案に難色を示した
>浦添市案は「第3ステージを含む那覇市寄りの海域に位置を変更」
>組合側は第3ステージを国際物流ゾーンとして整備する計画と強調

辺野古移設は反対しつつ、こっそり浦添への「新基地」建設は推進して、工事を受注するつもりだったのが、松本市長が公式に軍港受け入れを発表して、「えっ! 新基地作るの?」と耳目を集めただけでもワジーワジーなのに、違う計画を国に申し出て、早期の建設への決着に阻害になっているので、ワジーワジー×2。


さて、当面の窮余の策として貨物ターミナルを利用し、そこにシャトルバスを設けて(儲けるもして)凌ぐ。

「那覇港 物流エリアにバス運行 旅客増で安全確保 2015年8月18日」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-247451-storytopic-4.html

>那覇港管理組合は今月から、貨物ターミナルへのタクシー入構を制限し、旅客待合所のタクシー乗り場までシャトルバスで移動する運用を始めた。
>急増するクルーズ船への対応で物流エリアを使わざるを得ない中で、荷役作業と乗客の安全確保を図る措置。
>一方で、本年度に寄港予定のクルーズ船については那覇港管理組合がシャトルバスの運行費用を肩代わりするが、4月以降の費用負担のめどは立っておらず、県観光部局や関係機関との協議を急ぐ方針だ。

だが、「義務化で代理店「赤字』」なら、資本主義の原理で、遠のく。


「那覇新港クルーズ船、バス手配が重荷 義務化で代理店「赤字」 2015年8月4日」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=127076

>那覇新港でクルーズ船の客を待合所まで運ぶバスが義務化された
>船舶代理店は「赤字になる」と悲鳴。船会社に請求できず板挟み
>寄港数全国一の博多港では管理者の福岡市港湾局が負担している
>那覇港管理組合は7月27日、那覇新港の貨物専用ターミナルに接岸するクルーズ船の受け入れでタクシーの入域を制限、ツアーバス以外の乗客の新港埠頭(ふとう)船客待合室への移動にシャトルバスの運行を義務...


結局、那覇港の全体を俯瞰して、沖縄の観光と貨物港としての役割を兼ね備えるには、どうするかを考えないと、駄目なところにきている。
眼の前の利権で継ぎはぎで過ごせる時代は、去ったのだ。
翁長知事の軍港移設と辺野古移設の矛盾を翁長知事は隠そうとしても、こうやって一点に集まってくる。

皮肉なことに、翁長知事が望まなくても、翁長知事の矛盾が、沖縄を稼げる沖縄へ脱皮させようとしている。
稼げる沖縄→沖縄要石であり、沖縄捨石から卒業である。
国の足元を見ての「恫喝、お強請り」の終焉。
まさに「地方創生」。
返信する
Unknown (東子)
2015-08-19 12:34:43
「81年普天間で「有毒物質と接触」 米元将校の健康被害を補償 退役軍人省 2015年8月19日」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-247486-storytopic-1.html

>1981年に米軍普天間飛行場内に埋められたドラム缶約100本を撤去する作業に携わったことが原因で、前立腺がんを患った
>クリス・ロバーツ氏(61)

61歳まで生きられて、良かったと安堵しています。
「有毒物質と接触」したと思われる人の疫学調査が必要だろう。
新報の記事にはないが、ジャパンタイムスの記事には「普天間周辺の住民の健康調査の必要性」をクリス・ロバーツ氏は言っているが、米軍人の調査の必要性について触れていない。
なぜ?



【参考】
「U.S. marine wins compensation for Okinawa toxin exposure and calls for tests on residents near Futenma
by Jon Mitchell」
http://www.japantimes.co.jp/community/2015/08/17/issues/u-s-marine-wins-compensation-okinawa-toxin-exposure-calls-tests-residents-near-futenma/#.VdJvi33LLTp

>“The base’s drainage pipes distributed the contaminated water all around the civilian communities near Futenma ― not only in Ginowan city. USFJ needs to warn them of the dangers, and doctors need to look for clusters of diseases similar to the ones I have,” he said.
返信する
本日の沖縄タイムス投稿欄 (カウンター58)
2015-08-19 21:26:43

オピニオン面に一般投稿6本(児童生徒限定の「ぼくも私も」除く)。

「国民理解得て 政権運営して」の八重瀬町・幸地忍さん(70)は1月1、9、16日、2月16日、3月6、22日、4月4、28日、5月11、16日、6月12、24日、7月3、16日、8月6日に続き今年16回目の掲載。
「論理おかしい 第三者行為論」の沖縄市・金城明男さん(69)は1月24日、2月19日、3月20、31日、4月9日、5月31日、6月1日、16、26日、7月16日、8月2日に続き今年12回目の掲載。
「スイカが豊作 販売協力に汗」の浦添市・国吉シズ子さん(64)は7月28日に続き今年2回目の掲載。
「沖縄から援助 岩手M氏に力」の恩納村・東江義昭さん(62)は1月7、14、23日、2月3、13日、3月1、13、26日、4月5、27日、5月10日、6月7日、7月4日、8月3日に続き今年15回目の掲載。
「虐待死を救えぬ不条理」の浦添市・神田雪枝さん(63)は今年初掲載。
「高齢社会の体験」のシドニー在住・当山寛さん(83)は7月16日に続き今年2回目の掲載。

カギカッコは投稿欄における見出し。 

返信する
カウンター58様 (無言の読者)
2015-08-20 00:24:51
凄いですね
この的確な情報
毎回、感心させられます
返信する

コメントを投稿