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狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

【木原誠二氏】妻の前夫「怪死」事件を大手メディアが黙殺する理由!?メディアの「客観報道主義」は建前!!政府高官・警察・検察といった「権威」「権力」の

2023-07-31 12:03:41 | 政治

 

 

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メモ 11:50 大商

「木原事件」をマスコミが報じない本当の理由【サンデイブレイク315】

 

 

「木原事件」は、「警察庁幹部の事件性なし」vs「元現場警部補の事件性あり」で対立した。 結局「疑わしきは罰せず」の原則で、今後の再捜査は望めない。

だが、「事件の真相」は一体何だったのか。 

仮に殺人事件だとしたら「真犯人は誰か」。

このように複雑怪奇な「事件」を、このまま国民の記憶から消し去ってしまっても良いのか。

ちなみに、木原官房副長官が「事実無根」と言い張っている点は、「捜査に圧力を加えた」の一点に絞られている。

つまり「捜査に圧力を加えた」以外は否定も肯定もしていない。

 

【木原事件】文春会見不発でキーマン2人の新情報あり!?木原氏は説明責任を果たさず!!文春は上っ面だけで真相にまだ届いていなかっ

【木原誠二氏】1ヶ月取材から逃亡し政務に支障!!記者会見で説明しケジメをつけないと収束は難しい!!岸田政権はスルーで「隠蔽」

 

 

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百田砲炸裂 第2弾!週刊文春 木原妻事件 ボクサーZ氏の正体判明?「Z氏VS文春記者」百田劇場で再現!【公式】百田尚樹切り抜き

2023-07-31 09:59:41 | 政治

 

 

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メモ 11:50 大商

百田砲炸裂 第2弾!週刊文春 木原妻事件 ボクサーZ氏の正体判明?「Z氏VS文春記者」百田劇場で再現!【公式】百田尚樹切り抜き

2023年7月27日 週刊文春 発売日の生ライブ 『あ、そうだったのか!ライブ「文春が報じた『謎の男Z氏』の正体がみえてしまった(かもしれない)」』を切り抜きました。 今日発売の週刊文春が早くもコンビニやキオスクえで品切れ状態だと言う。 それほど衝撃的な記事だったが、その記事の中に登場する「謎の男Z氏』が、多くの読者の関心を引いているが、記事を読み直していくうちに、その正体が見えてきた!! それは強烈な発見だった!

               ★

佐藤誠元警部補記者会見直前 現場魂が大爆発 政権への影響は如何に

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高橋洋一「木原官房副長官VS週刊文春、木原氏不在で岸田政権が迷走?」「日銀、長期金利の上昇を事実上1%まで容認」「ビッグモータ

2023-07-31 09:43:50 | 政治
 

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うなぎのタレだけ弁当! 『土用のたれめし』198円、大学生協で販売

2023-07-31 07:14:05 | 政治
 

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昨日は土用の丑の日ということで、昼飯は久しぶりに鰻丼で豪遊した。

鰻丼と言っても、ささやかなホットモットの「うな重」900円である。ほっともっと「うな重」

ほっともっと「うな重」

 

ところが落語のように鰻抜きの「タレだけ弁当」が人気を呼んでいるという。

落語の「ウナギの匂い」で飯を食う話があるが、落語に負けないドケチが居るのには驚いた。(落語は【おまけ】参照)

うなぎのタレだけ弁当! 『土用のたれめし』198円、大学生協で販売

「ウナギなしのウナギ弁当」が発売されてネット上で注目を集めています。

これが「土用のたれめし」。価格は198円
これが「土用のたれめし」。価格は198円出典: 大学生協東京事業連合提供

若松 真平withnews編集部

twitterFacebook聞いてみたネットで話題ふりかえりこれはすごい
 
  • 「これがあればウナギ復活まで待ってられる」
  • 関東・甲信越エリアの大学生協で販売
  • とにかくタレにこだわりました

 今日は土用の丑の日。ウナギの価格高騰や、稚魚シラスウナギの不漁などが話題になるなか、「ウナギなしのウナギ弁当」が発売されてネット上で注目を集めています。関東・甲信越の大学生協約80店舗で販売されている「土用のたれめし」(198円)です。この商品を企画した担当者に話を聞きました。

7月20日は土用の丑の日です
7月20日は土用の丑の日です出典: PIXTA

「これがあればウナギ復活まで待ってられる」


 先日、ツイッターに投稿された画像。生協のお弁当コーナーが写っており、おすすめマークがついた「土用のたれめし」が並んでいます。

 この投稿以外にも、駄菓子「蒲焼さん太郎」と並べて、「総額210円で気分だけ味わうってなんか粋」と書かれたPOPとともに写っているツイートもあります。

 このウナギなしのウナギ弁当に対して、「こういうのでいいんだよ」「これがあればウナギ復活まで待ってられる」といったコメントが寄せられています。

「土用のたれめし」の企画書
「土用のたれめし」の企画書出典: 大学生協東京事業連合提供

関東・甲信越エリアの大学生協で販売


 土用のたれめしを企画したのは大学生協東京事業連合で、関東・甲信越エリアの大学生協で販売されているようです。

 どういった経緯で発売されたのか? 第2事業部食品商品課の居藤治さんに話を聞きました。

 ――土用のたれめしは、大学生協東京事業連合で企画した商品ですか

 はい。2018年5月に第1弾「たれめし」(焼肉のたれ味)、第2弾として「土用のたれめし」を販売しました。

 ――どこの生協で販売されているのでしょうか

 関東・甲信越エリアの大学生協は約150店舗ありますが、取り扱いのない店舗もありますので、実際には80店舗ほどで販売しています。7月16日から8月3日までの限定販売です。

価格高騰やシラスウナギの不漁などが話題になるウナギ
価格高騰やシラスウナギの不漁などが話題になるウナギ出典: PIXTA

とにかくタレにこだわりました


 ――企画したきっかけは

 ウナギ高騰で高くて使えない、絶滅危惧種であることから扱いは慎重に、という思いがあり、「うな丼って店の前のあの臭いだけでも飯食えるよね」「おいしい蒲焼のタレが出来れば、たれめし第2弾を販売しよう」となり、米飯ベンダーさんと開発を進めて、旨いタレが出来たので販売しました。

 ――商品化するにあたってこだわった点は

 とにかくタレにこだわりました。というかココしかこだわるところがなかったので。今回の商品のために開発してもらったもので、ウナギを焼いた時のにおいが頭に浮かぶほどおいしいタレに仕上がったと思っています。一般的な蒲焼のタレに「炭火風味」と「油分」を加えています。

 ――利用者からの反応や売れ行きは

 「蒲焼さん太郎」という駄菓子と一緒に陳列して販売したり、店舗によっては山椒を付けて売ったりと、店舗でも工夫をしながら完成度を高めて販売しています。学生さんが楽しそうに商品を手に取ったり、スマホ撮影したりしているようです。爆発的に売れているとは言えませんが、ネットがざわついているので今後が楽しみですね。

 ――注目を集めていることについては

 とてもありがたいことです。コンビニエンスストアでは出来ないことが、大学生協では出来ちゃったりするんです。これも学生主役の組織だからこそです。

【おまけ】

落語「しわい屋」

※「しわい屋」とはケチの意味

 

 
★あらすじ ”倹約・もったいない”が過ぎた、ドケチ、吝嗇(りんしょく)のお噺。

旦那「定吉、雨戸を修繕するからお隣から金槌を借りておいで」、定吉が隣へ借りに行くと、主人「貸さないこともないが、打つのは鉄の釘か竹の釘か」、「たぶん鉄の釘でしょう」、「それなら金槌が減ってしまうから貸せない」、戻って定吉「金槌が減るから貸せないということで」、旦那「回り近所はケチばかりだな。そんならうちのを出して使おう」

 この旦那は梅干しをにらんで、口の中に酸っぱい水を溜めてご飯を食べ、隣の鰻屋で焼く鰻のにおいをおかずにして飯を食っている。月末に鰻屋が鰻のにおいかぎ賃を取りに来た。旦那「うーん、なかなかやるなと」思ったが、懐(ふところ)から財布を出して振って、「かぎ賃だから、音だけ聞いて帰れ」と、ひるむことはない。扇子なんぞは気前よく?全開して一生使うと言う。扇子は振らずに首を振るというから恐れ入る。
 

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続・大江健三郎批判 天皇は拒否で国王には土下座 

2023-07-31 04:19:33 | 政治
 

 

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読者の皆様へ

8月15日発売を目途に皆様に献金をお願いした『沖縄「集団自決」の大ウソ』(仮題)の編集作業が現在進行中です。資金難により最低限の出版数400冊で調整中ですが、出来れば市場に出回る出版数も800冊~1000冊と一冊でも多い方が目立ちますし、本の体裁もより目立つ体裁にしたいと考えています。

そこで再度皆様の献金ご協力お願いいたします。

■出版費用の献金のご協力願い

出版費用が不足しています。

皆様の献金ご協力を伏してお願い申し上げます。

献金額の多寡は問いませんが、一口3000円以上にして頂けると幸いです。

まことに勝手なお願いですが、宜しくお願いいたします。

狼魔人日記

江崎 孝

お振込先

  • 金融機関:ゆうちょ銀行
  • 名義:江崎 孝
  • 記号:17050
  • 番号:05557981

 

ゆうちょ銀行以外からお振り込む場合の振込先

  • 金融機関:ゆうちょ銀行
  • 金融機関コード:9900
  • 預金種目:普通預金
  • 名義:江崎 孝
  • 店名:708(読み ナナゼロハチ)
  • 店番:708
  • 口座番号:0555798

★すでに御献金賜った方には、出版本を贈呈したいと思いますので、下記メルアドに贈呈本の送り先、住所氏名をご一報いただければ幸いです。

管理人への連絡⇒ezaki0222@ybb.ne.jp

                 ★

「八月や六日九日十五日」詠み人多数。

米軍の民間人大量虐殺がなければ「沖縄・集団自決」も起きていない。

 

続・大江健三郎批判 天皇は拒否で国王には土下座 2008-11-15

元戦隊長側が上告/「集団自決」訴訟【社会】  
太平洋戦争末期の沖縄戦で旧日本軍が「集団自決(強制集団死)」を命じたとする作家大江健三郎さんの「沖縄ノート」などの記述をめぐり、慶良間諸島の当時の戦隊長らが出版差し止めなどを求めた訴訟で、元隊長ら側は十一日、一審に続き訴えを退けた大阪高裁判決を不服として上告した。

 上告について、元隊長ら側弁護団は「控訴審判決は一定評価できるものの、名誉棄損の最高裁判例を変え、人格権を著しく後退させた」と説明した。

 一方、大江さんは弁護士を通じて「この訴訟が、高校教科書から『軍の強制』が削除されるきっかけとなった。最高裁判決が元に戻す力となることを信じる」とのコメントを出した。

                                            ◇

大阪高裁の小田裁判長は、「老い先短い元戦隊長の人権侵害は我慢せよ!」

としてノーベル賞作家と大手出版社の人権蹂躙を看過し、表現の自由を認めた。

被告の一人であるノーベル賞作家大江健三郎が、いかにいかがわしい人物であるか。

以下、評論家渡辺望氏の「大江批判」の続編です。

 

参照:ノーベル賞作家という虚像!大江健三郎


 

 

 '08.10.18 ●渡辺 望氏 「ノーベル賞作家」という虚構 -大江健三郎への再批判- 

(承前)

文学賞というのは、どんな国のどんな文学賞であっても、選考委員会の文学観によって、意外な受賞者や候補者を生む。たとえば純文学に対しての我が国最大の文学賞である芥川賞は、選考委員の作家の文学観の対立が、選考委員会上の激しい議論や選考委員の辞任といったエピソードをさまざまに生んできた。石原慎太郎や田中康夫の受賞をめぐっての選考委員会の荒れぶりは特によく知られている(後者は受賞に至らなかった)。だが、徳岡が伝えるところによるノーベル文学賞委員会の日本文学に対しての状況は、委員どうしの対立を生む以前の状態にあったことを示している。対立もなにも、日本文学への文学観そのものが、選考委員会に存在していないのである。

 このエピソードはノーベル文学賞受賞に近づくために、まず、翻訳された小説が委員たちの身近になければならない、という条件が存在している、ということを意味している。しかしこのことは、日本文学が国際的・普遍的に読まれているのか、ということとはまったく無縁である。アメリカや中国、アフリカで大ベストセラーになっても、スウェーデンあるいは北欧という限られた地域で翻訳されていなければノーベル文学賞としては話にならないからである。

 受賞候補になった後の大江が急にいたるところの国内・海外講演会で、スウェーデンの文化・文学を褒め称える「おべっか」をつかったということは、大江がこのノーベル文学賞というものが、日本の世評に反して、おそるべきダークゾーンを抱えていることに大江が気づき、彼の戦略を実行に移した、ということに他ならない。そして大江は、川端や三島や安部がおこなわなかったような範囲の行為に及ぶ。単にスウェーデンの書店に並ぶだけでなく、スウェーデン人の日本人への無知を逆手にとって、「自分は日本において数少ない、これほどスウェーデン文化の精通者であるのですよ」という巧みな営業行為をおこなう。

 しかもこのノーベル文学賞選考委員会の日本への無知は、21世紀になった現在もまったく変わっていないのである。たとえば現在、日本人作家で毎年のようにノーベル文学賞候補になり、受賞にもっとも近いポジションにいるのは村上春樹である。作品内容的に、村上春樹とノーベル賞の結びつきを意外に思う日本人も多いだろうが、しかし、海外翻訳ということからすれば、村上の小説は日本人作家でもっとも外国語に訳されている小説家なのである。村上自身も外国語で執筆したり翻訳する能力を兼ね備えている作家である。当然、村上の小説はスウェーデン語でも多く読まれている。すなわち、ノーベル文学賞受賞のための重要な第一段階を楽々クリアしているのだ。「翻訳が多い」ということがただちにその作品がインターナショナルであることを意味 するわけではもちろんないはずである。しかし、こんなことだけが、候補作になる重要な理由の一つである。もちろん村上は大江のように営業をしているわけではないのであるが。
 
 それではこの問題多きノーベル文学賞の選考委員会とは、いったいどのような背景をもつ組織なのであろうか?

 漫画や演劇を通じてよく知られている『ベルサイユのばら』の物語の中で、マリー・アントワネットと、ヴェルサイユ宮に出入りするスウェーデンの貴族フェルセン(フェルゼン)との間の不倫のロマンスに胸をときめかした日本人は少なくないであろう。フェルセンは実在の人物で、マリー・アントワネットとの情事も歴史上の実話である。彼はスウェーデン国王グスタフ3世の命令を受けて、フランス革命の妨害工作を託された政治的スパイであり、アントワネットとの情事も、グスタフ3世の意図命令によるものだった。
 
 このグスタフ3世という人物は、このフェルセンの派遣にみられるように、当時、ヨーロッパに高まりつつあった民衆革命の風潮に対して激しく反発し、その殲滅をはかった絶対専制君主の一人である。対外的にも、フランス、オーストリア、ロシアと肩を並べるスウェーデンの強国化を目指し、ロシア・エカチェリーナ2世と、フィンランドその他の領有を巡り、激しい戦争を繰り返した。グスタフ3世はデンマークにも触手を伸ばし領有化を目論んでいる。フランス革命潰しの政治的謀略といい、大国化への志向といい、グスタフ3世という国王は現在のスウェーデンのイメージと異なる方向性を導こうとした人物であったと言えよう。彼はその強引な絶対君主主義・大国化路線に反発する政治勢力の策謀により、46歳で暗殺の憂き目に遭うが、彼こそ、ノーベル文学賞にたいへんゆかりのある人物なのである。

 ノーベル賞という賞はそもそも、スウェーデンの公的機関が複雑に絡み合いながら存在する、スウェーデンという国の対外的な文化勲章という性格を有する賞である。受賞賞金をはじめとする資金面を提供するのは周知のように基本的にノーベル財団であるが(経済学賞だけ別)選考その他、受賞の実権を握っているのは主にスウェーデンの公的機関の幾つかである。ただし、平和賞についての決定権限はスウェーデンの隣国ノルウェー国会が有している。その他の賞については、物理学・化学・経済学賞についてはスウェーデン科学アカデミー、医学・生理学賞についてはカロンリスカ医科大学が決定権限を有している。

 このスウェーデン科学アカデミーとは別個にスウェーデンアカデミーという学士院的機関が存在しているのだが、このスウェーデンアカデミーが文学賞についての全権をもっているのである。スウェーデンアカデミーは18人の終身身分の委員の文化人によって構成されているのであるが、このスウェーデンアカデミーを創設した人物がグスタフ3世である。

 このスウェーデンアカデミーは、グスタフ3世の創設の精神の国語方面からの維持、すなわちスウェーデン語の徹底的な明確化、国民教育化ということをこなすことをそもそもの目的としている。文学についての機関でなく、国語についての機関なのである。スウェーデンアカデミーのこの目的は現代においても継続しており、スウェーデン国内の文学にかかわる出版や宣伝でさえ、スウェーデン語に関係する事業に比べれば二次的な仕事とされている。しかし様々な事情を経由してノーベル賞の設定と同時に、ノーベル文学賞についての権限をあたえられることになった。

 すなわち、スウェーデンアカデミーという組織は、ノーベル文学賞のために設置された組織でもなければ、現実的にノーベル文学賞に携わることを第一義にしている組織でもない。絶対専制君主によって創立された王立組織ということ、スウェーデンの国民国家化をスウェーデンの国語の確立という面から推進維持する組織であるということがその大きな性格なのである。こうしたことを考えれば、スウェーデンアカデミーに、日本文化や日本文学に精通している人間がほとんどいないのは至極当然のことであろう。

 あれほど日本の皇室や日本の対外戦争について喧しい発言を続けてきた大江は、こうしたスウェーデンおよびスウェーデンアカデミーの背景については、批判的発言はただの一言もない。グスタフ3世と昭和天皇を比較して、どちらが「民主主義」的で、どちらが「反民主主義」的かは、誰が考えてもあまりにも明白なことであるというべきであるにもかかわらず、である。

 しかし、そもそも大江という人間はこうした公平な歴史的判断ができる人間ではない。大江の言葉の世界の観念構造は、公平を志向するようにはできていない。私は前回人形町サロンに寄稿した論文で、大江の言葉の世界とは、「選ばれた読者」を絶えず見極め、その「読者」に巧みに媚びることである、と言った。大江にとっては、現実的に存在したグスタフ3世も昭和天皇も二の次の問題なのである。つまり大江は彼にとってはごく自然に、「選ばれた読者」を、スウェーデンアカデミーおよびスウェーデンというものに定め、その「選ばれた読者」との一体化を実践していくという彼の本領を如何なく発揮していくのだ。大江にしてみれば、ノーベル文学賞を巡ってのさまざまな営業は、彼にとって得意中の得意のゲームを演じるといいような認識であったに違いない。

 ここでスウェーデンアカデミーをはじめ、スウェーデンの諸氏にむかっての大江のノーベル賞受賞講演『あいまいな日本の私』の、「戦後民主主義」者としての大江の自覚にあたると思われる箇所を引いてみよう。

1)日本近代の文学において、もっとも自覚的で、かつ誠実だった「戦後文学者」、つまりあの大戦直後の、破壊に傷つきつつも、新生への希求を抱いて現れた作家たちの努力は、西欧先進国のみならず、アフリカ、
 ラテン・アメリカとの深い溝を埋め、アジアにおいて日本の軍隊が犯した非人間的な行為を痛苦とともに償
 い、その上での和解を、心貧しくもとめることでした。かれらの記憶されるべき表現の姿勢の最後尾につら
 なることを、私は志願し続けてきたのです。

2)現在、日本という国家が、国連をつうじての軍事的役割で、世界の平和の維持と回復のため積極的でない」という、国際的な批判があります。それはわれわれの耳に、痛みとともに届いています。しかし日本は、再出発のための憲法の核心に、不戦の誓いをおく必要があったのです。痛苦とともに、日本人は新生のモラルの基本として、不戦の原理を選んだのです。それは、良心的徴兵拒否者の寛容において、永い伝統をもつ、西欧において、もっともよく理解されうる思想ではないでしょうか?(続く)
                                           
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