昨日NHKで藤田まことさんの追悼番組を見ました。
フランク永井さんとの長い交友を軸にして放送されていました。
藤田さんはコメディアン・歌手・俳優、また落語もお好きだったようです。
そんな藤田さんが歌うフランクさんの歌。
聴いていて涙が出てきました。
「てなもんや三度笠」は日曜日の夕方に放送だったと思いますが、
欠かさず見ていたと思い出します。
その後、藤田さんはキャバレー回りをされるわけですが、
テレビで一躍有名になった知名度のおかげで、
登場の時は拍手喝采だったそうです。
しかし、ものの五分もすると舞台がもたなくなり、
客席から、帰れの野次が飛んだそうです。
その時藤田さんは自分の芸の未熟さを実感されたそうです。
『よし、これからは出るときは拍手がなくても、終わったとき拍手で送られる芸人になろう。』
こう決意されたそうです。
わたしも、藤田さんのテレビはずーっと見ていました。
まだまだ見ていたいと思っていましたが、
人生の終幕を迎えられた藤田まことさんに、
限りない拍手を送らせて頂きます。