田布施座

演劇でつながる、役者で伝える。

変更

2010-02-09 18:08:42 | ブログ

芸能のつどいの出し物、

やっぱり短いのにすることにしました。

『鏡の中の親父』

日本昔話のひとつ、

他にもやってみたい作品がありましたが、

話しの展開のおもしろさが一番で、

5分くらいの長さ。

伝助山の金の瓦は、表現者にとって、

芸を磨くにはもってこいの作品です。

本来8人の読み手で朗読をするのですが、

そこを、あえて一人で演じることは、

無理があると言ってしまえば、そうなんですが、

挑戦してみることで新しい発見・様式が見つかるのでは・・・

などと思っていました。

そのことは置いても、

ナレーション部分の朗読で情景描写が必要になる作品。

そして、一貫してながれている海の景色。

海を見たことのない伝助は峠のススキが原を海に重ねてしまう。

金の瓦をめぐる人間の欲深いおもしろさ、

瓦は出てこなかったけれど、みんなが教訓を得て幸せになったこと。

そして、海を見たことのない村人が幸せになって海を見たこと。

要求される芸域が広いのです。

16分あまりと長いので、別の機会にとっておきます。

白い髭もだいぶ伸びてきました、

眉毛が白くありません、そして薄い。

白い眉毛にしなければと気がつきました。

これで、完ぺきに首から上は、

見た目語り部になること間違いなし。

コメント (2)
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