芸能のつどいの出し物、
やっぱり短いのにすることにしました。
『鏡の中の親父』
日本昔話のひとつ、
他にもやってみたい作品がありましたが、
話しの展開のおもしろさが一番で、
5分くらいの長さ。
伝助山の金の瓦は、表現者にとって、
芸を磨くにはもってこいの作品です。
本来8人の読み手で朗読をするのですが、
そこを、あえて一人で演じることは、
無理があると言ってしまえば、そうなんですが、
挑戦してみることで新しい発見・様式が見つかるのでは・・・
などと思っていました。
そのことは置いても、
ナレーション部分の朗読で情景描写が必要になる作品。
そして、一貫してながれている海の景色。
海を見たことのない伝助は峠のススキが原を海に重ねてしまう。
金の瓦をめぐる人間の欲深いおもしろさ、
瓦は出てこなかったけれど、みんなが教訓を得て幸せになったこと。
そして、海を見たことのない村人が幸せになって海を見たこと。
要求される芸域が広いのです。
16分あまりと長いので、別の機会にとっておきます。
白い髭もだいぶ伸びてきました、
眉毛が白くありません、そして薄い。
白い眉毛にしなければと気がつきました。
これで、完ぺきに首から上は、
見た目語り部になること間違いなし。