「旅の坊主」の道中記:常葉大学社会環境学部・小村隆史の防災・危機管理ブログ

日本唯一の防災学部はなくなっても、DIGと防災・危機管理を伝える旅は今日も続いています。

沼津市社協で災害ボランティア・コーディネーター養成講座のプログラムを考える(その2)

2015-03-25 23:29:23 | 防災ボランティア
拙ブログ「『旅の坊主』の道中記」は、facebookにも投稿を知らせるようにしてあるのだが、
FB仲間の何人かが、昨日の更新をネタに議論をして下さった。
この仲間達の反応があっただけでも、毎日ブログを更新している甲斐があったというもの。

やはり、「初心者どん引き~~~」とのコメントがついたか(^^ゞ
(端からわかっている話ではありますが(^^ゞ

ボランティア・コーディネーター養成講座のプログラム多くが、
ボラセンのスタッフ養成プログラム、というのは、もちろん容易に想像できる話。
ただ、それは、スタッフに指示を出来る人がいての話、ではなくて?と思う。

目の前の被災状況を見てモノを考えるのみならず、
目の前の状況を「鳥の目」でも見る力を身につけさせること。

ニーズとして出てきたもの(明文化された被災者ニーズ)に対応するのみならず、
その背景までをも想像した上でのニーズの先取りも(ニーズの先取り「が」かな?)求められる、
ということ。

もちろん、ノウハウ(ハウツー)としての、受付業務や安全管理業務についても、
しっかりと身につけておいてもらいたい、という思いはある。

等々、やりたいことは幾つもある。
ではあるが、どれか一つに焦点を絞れ、というのであれば!
やはり考えたいのは、「予防に勝る防災なし」ということ。

地震防災の超ビッグネームによれば、2038年前後の発災では、とのこと。
とすれば、この約20年の準備期間を用いての、災害に強いまちづくりをしっかり担ってくれる人、
その意味では、「災害」ボランティア・コーディネーター養成講座ではなく、
「防災」ボランティア・コーディネーター養成講座としてまとめたい、という思いがある。

まぁ……。
そこまでは盛り込み過ぎ、ということ、とは思いますが……。

というので、沼津市社協のYさんの感覚をモノサシにして、
中身の濃さを半分に?1/3に?1/4に?するような、
そういうプログラムに調整してもらうのが現実的なのだろうなぁ、とは思っている。

ということで、これから3ヶ月ほどの仕込み期間がありますので、
その辺りの舵取り、よろしくお願いしますね>Yさん。


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