「旅の坊主」の道中記:常葉大学社会環境学部・小村隆史の防災・危機管理ブログ

日本唯一の防災学部はなくなっても、DIGと防災・危機管理を伝える旅は今日も続いています。

「旅の坊主」、西へ

2015-05-22 23:54:54 | 日常の一コマ
オマージュという言葉がある。
拙ブログ読者の誰も知らないだろうなぁ、と思うのだが、その昔、「県立地球防衛軍」というマンガがあった。
で、そのマンガのタイトルはすべて、かの「ウルトラセブン」のタイトルからとられていた。
先達に敬意を表し、その作品の一部を拝借すること。それがオマージュ。

今日の更新のタイトルは、特撮の最高傑作(と「旅の坊主」が思っている)「ウルトラセブン」へのオマージュ。
(ネタ元はもちろん「ウルトラ警備隊 西へ」。でも、本学の学生は誰も知らないだろうなぁ……。)

と、西へと向かう新幹線の酔客が訳のわからないことを言っているが、それはそれとして。

今宵、京都大学吉田キャンパスで、防災・危機管理についてのささやかな勉強会があった。
20名ほどの勉強会であるが、2~3ヶ月に一度開催される、かなり濃いぃ勉強会。

行政の風水害対応と、行政によるメディアへの情報提供and/orそれを受けたメディアの役割、
NBC対応DIGを仕掛けるにあたってのポイント、等々、
防災・危機管理に関心のない方々には単なる「マニアックな集団」であろうが、
こういう、刺激的な場が与えられているということは、本当に嬉しい。

静岡から京都に向かう旅の途中、『近代消防』に連載中の原稿を書いていた。
連載も2年目に入る。現在執筆中のテーマは、「やはり、継続は力なり」と。

京都の研究会は、今回で5回目。概ね定期的に開催出来ている。
静岡県地震防災センターで行っている「ふじのくにDIGセミナー」は、
毎月第2土曜日開催で、4年目に入った。
先週土曜日、本学(常葉大学富士キャンパス/旧称:富士常葉大学)で始めた「富士市DIGセミナー」も、
「始めたからには5年は続けないと!」であり、毎月第3土曜日には他の仕事は入れないようにした。

定期的にセミナーを開催していく中で、固定客も出てくるだろうし、
噂を聞きつけて顔を出す人もいるだろう。
特にDIGのように、ファシリテーターの腕次第で天と地ほどの差が出るノウハウについては、
定例開催をして、で、何回も顔を出してもらうようにして、ノウハウの伝授を図るしかあるまい。

まぁ、そんなこんなを、西に向かう酔客は、考えていたりしたのでした。


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