最初に飛行機に乗ったのは、大学3年、20歳の時だった。“かの有名な”パキスタン航空で、成田=バンコク=マニラ=成田で79,000円だったのを鮮明に覚えている。23時にドンムアン空港についても、その夜のホテルは決まっていない。デイパック1つ、ジーンズ2本、Tシャツ3枚で1ヶ月。マニラのスラムで一週間のホームステイ付き。そんな風にして僕の旅は始まった。
それから20余年。今、僕は「旅の坊主」を名乗っている。“ある業界”では少しは知られた名前だが、他には知る人もいまい。
いつの間にか男の厄年も過ぎてしまった。いつまで「旅の坊主」でいられるか、それは僕にもわからない。いつか、どこかで野垂れ死ぬのだろうが(どこかで客死する予感がしている)、それまでの間、徒然にではあろうが、この「道中記」を書き続けたいと思う。
ある人が僕に送ってくれた詩がある。ブログ版「旅の坊主の道中記」を、その詩の引用から始めたい。
『風と土の歌』
風は遠くから 理想を含んでやってくるもの
土はそこにあって 生命を生み出し育むもの
君風性の人ならば 土を求めて吹く風になれ
君が土性の人ならば 風を呼び込む土になれ
土は風の軽さをわらい 風は土の重さをさげすむ
愚かなことだ
風は軽く涼やかに 土は重く温かく
和して文化を生むものを
風土舎 長谷部三弘
それから20余年。今、僕は「旅の坊主」を名乗っている。“ある業界”では少しは知られた名前だが、他には知る人もいまい。
いつの間にか男の厄年も過ぎてしまった。いつまで「旅の坊主」でいられるか、それは僕にもわからない。いつか、どこかで野垂れ死ぬのだろうが(どこかで客死する予感がしている)、それまでの間、徒然にではあろうが、この「道中記」を書き続けたいと思う。
ある人が僕に送ってくれた詩がある。ブログ版「旅の坊主の道中記」を、その詩の引用から始めたい。
『風と土の歌』
風は遠くから 理想を含んでやってくるもの
土はそこにあって 生命を生み出し育むもの
君風性の人ならば 土を求めて吹く風になれ
君が土性の人ならば 風を呼び込む土になれ
土は風の軽さをわらい 風は土の重さをさげすむ
愚かなことだ
風は軽く涼やかに 土は重く温かく
和して文化を生むものを
風土舎 長谷部三弘
車窓からの風景に物思いをふける、そんよい時間を使うことなく、移動に専念してしまう。
味気ないことです。
6月末間kら7月にかけて、珍しく尼崎・東京・高山を転戦しました。でも結果的にいつもの机で仕事しているのと変わりませんでした。
旅らしい旅をしてみたい・・・・
せめて武生のそばが食べたいな~
いつもは旅ではなく、単なる移動で、たまった仕事をしているような感すらあります。本当は、そうでない旅であればこそ、なんでしょうね。