今まで何度も、岬の家では鳥の声で目が覚めますって書いてきていますが、今まで動画を扱ってきませんでしたので、その声をお聞かせすることができませんでした。
発起いたしまして、携帯で撮った動画を添付してみます。
うまく再生できればおなぐさみ。
動物園の鳥の檻みたいでしょう?
岬で一番優勢なのはこの子。
ゴキブリはそれほど多くはない。
カメムシや蛾や、その他もろもろの侵入者達よりもこちらが多く見かけます。
10センチくらいにもなるような大きなのもいるし、同衾しようと布団を這い登ってくるちっかいのもいる。
車を止めて、1時間も経たないうちに、巣を貼られたこともあるし、
種類によってはこの糸がかなり強く、顔や手に、べったりとくっつく。
まぁ、人の話によれば、害虫を食べてくれるのだというし、種類によっては綺麗なのもいるから、まあいいか。
きゃわいいよ~
仲良くしようね~
でな、わけないじゃない。
この時期になるとアゲハと彼岸花をよくアップします。
どういうわけか、この時期アゲハをよく見かけます。
昨年も、一昨年もその組み合わせでした。(以前の日記は、昨日の彼岸花の日記にリンクが貼ってあります。ただし、こちらは岬な日々のカテゴリーから拾ってきたもので、他にも気になる詩などにも良寛さんの詩と一緒にアップしていたと思いますが、昔々のことなので、、、お許しあれ)
ですので、今年はちょっと趣を変えて、アゲハとキバナコスモス。
アゲハの方が大きいのですね~
正面にカメラを構えた私が見えているのに、もう蜜を吸うことで他のことはどうでもいいって感じでした。
今年もがんばって、来年はこの子の子供達が見られるといいですね。
いすみ市岬町は早稲の産地です。
低温、日照不足など異常な夏、台風の襲来などで、遅れていた稲刈りもやっとほとんど終わりになってきました。
まだ残っている稲田では、コンバインの刈り取りをせかす鷺が三々五々と集まってきています。
今日も素晴らしい秋晴れ。
日差しは強いのですけど、風が涼やかで、なんともいえず秋らしい秋になりました。
あしひきの山菅の根のねもころに我れはぞ恋ふる君が姿を
詠み人知らず
万葉集 12-3051
山菅(ヤマスゲ)は今は藪蘭のことだと言われています。
でも、万葉の時代には山に生えている菅類一般を指していたともいわれています。
この詩。
あしひきは山にかかり。山菅の根はねもころ(心から)にかかるのですね。
だから私は山菅の根が蔓延るようにあなたの姿を心から恋い慕ってますって恋詩です。
三日夜餅の日記で、平安時代には人にプロポーズするときにも、プロポーズの詩、それに答える詩って、詩が作れなければ求愛もできなかったことを書いていますけど、その源はこうやってあったのです。
もっともそれよりずっと以前の国造りの時代にも、武勇一辺倒と思われている英雄が、あちこちで「名のらさね~」って騒いでいる(女性に名前を聞くということはプロポーズの一種なんです)
わが国って、、、、、
でも、それに引き換え、その麗しい伝統の中に生まれ育ったわが身は。。。。。。(泣)
今更、詩をお勉強しても始まらないしね、、、、、
いすみ市は、昨日から今朝まで雨。でも、その雨も朝のうちに上がり、昼前くらいから素晴しい青空になりました。
いつものコースを一巡。
カワセミのスポットでは今日は2羽見ましたよ。
木や草が刈り取られて、しばらく姿を見なかったので、心配していましたが、前回も一度見ていますので、戻ったのですね。よかった。
長者の駅から古堰、椎木堰と周り、シーソングで軽いお昼。東浪見の海岸を覘きましたが、風がありましたので、波はどうかと思いましたが、波はだめですね。サーファーも誰も出ていませんでした。
日在潟を覘いて、大原漁港へ。
こちらも特に面白いものがなく、大原のホースパークというのを見て、帰宅。
今日は特質すべきもの全くなし。
彼岸花だけがどこでも、綺麗に咲いていました。
この花、ほんとうに彼岸が近づくと律儀に咲いてくれますね。
ちなみに2007年、2008年。
毎年、恒例になりましたね。
追加;
白い彼岸花、うちの方では見ないってコメントを頂きました。
岬でも、白花はあることはあるのですけど、珍しいです。たまたま家へのアプローチにたくさん咲いているので、ご紹介しました。
帰宅後、ぶんぶんと草刈。アプローチから庭、家の周りをやって今日は終わり。
昨日、またまた水炊きを作りました。このところ、おでん、水炊きって続いていたのです。今日は昨日の水炊きの残りで卵オジヤ。
そして、おやすみなさい。
昨日、岬へ戻りました。
帰り着くなり、恒例の見回り、そして花を切り水にさす。
いすみ市の最高気温は今日が26度。
明日からの週間予報では25度を超える日はないのです。
日が落ちて、周りで鳴いている虫の声も、なにやら今までとは趣が違うような、、、ほんとうに秋になりました。
でも、今回の花はちょっと手抜きかな~なんて、、、
昨日は雨が降っていたのですよ。だから花を切るにも濡れてしまう、濡れないように濡れないようにって腰が引けていましたのでね。
ボクちゃん、ねずみを獲るときだって全力を出すって言われている家系、、、、
(なに、違うだろうって? そうだっけ? 記憶にございませんことよ)
こんなことではいけませんですな~
ところで「野に有る如く」って、あれは茶室があくまで人間の手による空間だから言えることですよね。人工の仕切られた空間に自然、そして季節を持ち込むための花ですからね。
トップの写真のように、野の物を、野の中においてはしゃれにもならない。
花瓶だけが異質なものですね~