あしひきの山菅の根のねもころに我れはぞ恋ふる君が姿を
詠み人知らず
万葉集 12-3051
山菅(ヤマスゲ)は今は藪蘭のことだと言われています。
でも、万葉の時代には山に生えている菅類一般を指していたともいわれています。
この詩。
あしひきは山にかかり。山菅の根はねもころ(心から)にかかるのですね。
だから私は山菅の根が蔓延るようにあなたの姿を心から恋い慕ってますって恋詩です。
三日夜餅の日記で、平安時代には人にプロポーズするときにも、プロポーズの詩、それに答える詩って、詩が作れなければ求愛もできなかったことを書いていますけど、その源はこうやってあったのです。
もっともそれよりずっと以前の国造りの時代にも、武勇一辺倒と思われている英雄が、あちこちで「名のらさね~」って騒いでいる(女性に名前を聞くということはプロポーズの一種なんです)
わが国って、、、、、
でも、それに引き換え、その麗しい伝統の中に生まれ育ったわが身は。。。。。。(泣)
今更、詩をお勉強しても始まらないしね、、、、、
なにを仰いますかと思ったら・・・
博学な貴方様が・・・もったいない!!
無学ゆえ受講料なくて学べる場所見つけて
夜更け狙って( -ノェ-)コッソリと・・はしたなくも
立ち寄らせて頂いております。
おとこもすなるという・・・おんなもよろしゅう
なぁんて。
意味通じますでしょうか?
十分に詩的です。なんちゃって。