夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

陶淵明 挽歌詩

2008年09月16日 21時27分37秒 |  漢詩を長崎弁で


先日の十三夜の日記に李白の詩を頂きました。
お返しに陶淵明の挽歌詩の一の一部と今日の月を;

有生必有死
早終非命促
昨暮同爲人
今旦在鬼録
・・・・・
但恨在世時
飮酒不得足

生有れば 必ず死有り
早終は 命の促さるるに非ず
昨暮 同(とも)に 人爲(た)りしに
今旦 鬼録に在り
・・・・・
但だ恨むらくは 在世の時
飮酒足るを得ず

命あれば、死がある
若くして死ぬのも天命
昨日、一緒にいた人が
今日は、もう天国におる
・・・・・
よかたい、ばってん一つだけ残念かことは
命あるときに、もう要らんちゅうほど酒ば飲みたかった






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6 コメント

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やっと拝めたお月さま (芝桜)
2008-09-16 22:23:57
なかなか雰囲気のある一枚ですね。
今夜はまん丸お月さん、ではありませんが、ほぼ満月ということで...。

やっぱり月には一種独特のしめやかさが感じられます。
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一昨日よりも (赤い風車)
2008-09-16 22:28:01
今日のほうが満月に近いはずです。
まぁ、(ア)ラウンド満月ということで、良しとしましょう。
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お見事! (芝桜)
2008-09-16 22:48:43
イヨッ、赤い風車さんに座布団一枚差し上げてくださいな。
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座布団よりも (赤い風車)
2008-09-16 23:02:50
饅頭がいいな~
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漢詩 (原村)
2008-09-16 23:59:38
こんばんは。
難しい漢詩は自分の頭の上を行きかっていますが、自分にも分かる月。

満月に掛かる雲。
風情があって良いですね。
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おはようございます (赤い風車)
2008-09-17 06:29:31
ときどき漢詩に長崎弁で訳をつけて遊んでいますけど、お気になさらないでください。
訳も、合っているかどうか、、、眉唾ですので。
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