
君が行き日長くなりぬ山尋ね
迎へか行かむ待ちにか待たむ
磐姫皇后
万葉集 2-85
90には
君が行き日長くなりぬ山たづの
迎へを行かむ待つには待たじ
という詩が載せられています。完全なパクリですな~
日はたぶんここでは「け」と読むのではないかと思いますけど、、、
自信なし。
山たずはニワトコのことだそうです。神様を迎えるために供えられたので、迎えるという言葉の枕詞として使われたそうですね。
いやまったく、人を恋う気持ちって洋の東西に関わらず同じようなもの、、、
Since you went away
the days grow long
この後は
And soon I'll hear
old winter song
って、続きますが、枯葉の英訳の歌詞ですね。
ただし、万葉のは、あなたが行ってしまってから、ずいぶん長く経ってしまいましたってことだけど、こちらはあなたが去ってから、日の暮れるのが長くなったって毎日のもんもんがこめられているのですね。
とはいいながら、「行き」の後にポーズをとったら、「日長くなりぬ」って、枯葉に似てくるけど、はてどちらなのでしょうね~
その辺の西洋と東洋の美意識の差を述べれば、一大作になるのでしょうね~
私には、どちらがどちらともいえませんけど、、、、
まだ、秋には早すぎるけど、夏が終われば、もう秋。
夏の盛りにも、秋の予感を感じるのは歳をとった証拠なのでしょうか。
見習わなくては。。。
おまけに、考えて行動しようにも、残り火がいつ消えるかと、、、、、
まだ、文月。
来週、葉月・八月に突入ですもん。
猛暑・入道雲・夕立・雷そして花火。
これからが夏本番!
秋なんて思っただけでヘタレそうなので気張ってみました..
花火が終わると夏は終わり。。。。
そういえば、来週末あたり花火のところも多いのじゃないかな~
ねまき風着こなしのU20の浴衣姿を楽しみにしております。。。。。
って、それくらいしか残されていないのを発見してしまいましたので、はい。
どんなに暑くても、夏はスカッと晴れるのがいいな。この頃はあまり先回りして物事を考えないように、つまり出来るだけ「今」を楽しむように心がけています。まあそれだって裏を返せば時計を早周りさせたくない、つまり年を取ることへのささやかな抵抗なんですね。
まあ、芝桜さんくらいのご高齢になると、、、
まだうら若き貴婦人をつかまえて「ご高齢」とは、喝!
いえ、まったくその通りで、、、、
あれは、私の思い違いでございました。
どこか、別な世界の芝桜さんのことでした。
ということにしておきませんか?