夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

秋は夕暮れ、、、

2009年08月17日 16時15分46秒 |  気になる詩、言葉


秋は夕暮
夕日のさして山の端いと近うなりたるに
からすの寝どころへ行くとて 三つ四つ 二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり
まいて雁などのつらねたるが いと小さく見ゆるはいとをかし
                枕草子
                清少納言

いいですね、彼女の感性。
山の端いと近うなりたるに、、、
秋が来て、湿度が下がってきて、山が近く見え始めるのですよね、、、
この繊細さが枕草子が時代を経て好まれてきた証なのでしょうね。

なに、まだ夏だって?
何を暢気なことを言っているのですか、世の中、もう立秋を過ぎて、立派な秋なのですよ。
暑い?
それは気のせい。
気をちゃんともてば、ほれ、、、、
でも、暑いね~


いすみ市では今日からカラスの駆除をやるとアナウンスしておりました。
春には害獣駆除とかで、鉄砲をもってワッペンをつけた人がうろうろしていましたけど、今回は烏の受難。
でも、カラスが増えすぎて、あちこちで鳥が減ってきているのだそうです。
カラスって攻撃的な鳥ですからね。自分と同じものを食べるような鳥には群れで攻撃を加えます。群れがいなくっても、一羽だけでも大きな鳥に向かっていきます。
ましてや、子育ての時期などには、人間にだって攻撃を加える。
嫌われるのも分かりますけど、カラスにとっては自分と仲間、そして子供たちの安全を守る必死の行動なのですけど。
とっても利口だし、物まねなんかも上手い鳥ですよね。
都会では真夜中でも鳴きながら飛んでいますよ。
「よう~し、今度は歌舞伎町だ~」なんて、人間の社会の発展を先取りしているようですね。

人間にとってはサギやカワウ、アレチウリなんかもそうだけど、増えすぎるのも困りますよね。
自然に手を加えることをあまり好きではない私としては、どう考えていいのか、、、、
なんて、殊勝なことをいいながら、昨日は草刈に精を出しておりました。
だって、やらなきゃ家に入れないくらいに草が生い茂るんですから。
それはそれ、これはこれよ。



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2 コメント

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苦手な鳥 (さち)
2009-08-18 08:53:38
昔カラスに襲われて怖い思いをしました。

鳥の中でも大の苦手です。最近のカラスは、ビニール袋をくわえて悠々と空を飛んでいるのでかわいげが無いし・・・

ところでカラスが絶滅危惧種になる時はくるのでしょうか?
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それは (赤い風車)
2009-08-18 09:14:50
さちさん次第ではないでしょうか。
鴎を主食にすることをやめて、明日からはカラスを主食になさると、あっというまに絶滅します。
勲章も来るかもしれませんよ。
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