夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

ハイビスカスは一日花?

2011年10月20日 07時41分13秒 | 芸術・文化


トップの写真は昨日ご紹介したベランダのハイビスカス、同じ花です。
今朝の6時ころに撮影しました。

以前、槿は一日花じゃないって、やはりベランダに咲いている槿の花をご紹介したことがありますが、槿の仲間のハイビスカス。これもまた、一日花ではなかったですね。

「ハイビスカス 一日花」で検索をかけるとたくさんのページがヒットします。ハイビスカスは一日花って通念が広まっているんですね。
確かに、一日でしぼむものも少なくないけど、翌日も咲き続けている花もあるんです。

こんなことを書くと、図鑑にはそんなことは書いていないから間違いだって言われそうですね。
自分の目で間違いの証拠を見ても、自分の目を信じない。まして他人が何を言おうと、権威ある人の言っていることが正しいのだっていうのが、日本では普通ですから。
一分近くも潜っているカルガモを見ても、あるいはその映像を見せられても、カルガモは潜水鴨ではないって言い張る人が多いのです。
そんなの周りに一杯ありますね。自分の目すら信じられないのかな~
そのうち、土砂降りにあっても、気象庁の予報は今日は快晴だから、自分が濡れているのは間違いだ、自分の勘違いだって思うのかしらね?



昔々、コンサートや展覧会に行って、あるいはそんなのを企画して密かに思っていました。ちっとも上手じゃない、楽しくないものを、素晴らしいって言っている人のなんと多いことか。
なに、友達の、名前のある批評家に頼んで、いいって書いてもらうのですよ。
そうすると、あの人が素晴らしいと言っているから、分からないのは自分が至らないせいだ、ほんとうは素晴らしいのだって、、、、、
自分の目、感性を信じられないのですかね?
つまらないですね、、、、




この花が証拠です。
お年寄りが認知症がはいって、しぼむのを忘れて、気がついたら気息奄々で咲いていた、なんて咲き方じゃない。
今咲き始めたみたいにぴちぴちしています。
図鑑がどう言おうとね。


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6 コメント

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たしかに。 (サッチー)
2011-10-20 09:21:52
今日も「おはよう」ってオレンジ色のハイビスカスが咲いてくれましたね。明るい色でいとおしい。

「虎の威を借る・・」と言う言葉のように自分に自信がない人がそのようなことするのでしょうか?

芸術家もそのようなことが?・・・

花を自分の目で見て、穏やかに過ごせる日々は平和でよいですね。
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でも (赤い風車)
2011-10-20 10:48:06
けっこうそんな人が多いのですよね。
訳の分からないもの、でもあの人が好いって言っているから、いいはず、、、ってね。
訳の分からないものは、分からないでいいじゃないですかね。

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「一日花」の意味が、 (yota)
2011-10-20 16:45:04
判らないので、調べてみたのですが、1日で咲いて、その日に萎んで終わり、と言う意味みたいですが、一旦、萎んだのが、翌日、また開く場合と、複数日、開き続ける場合では、呼び方が違うのかどうか。

この頃、毎日、アサガオを撮っているのですが、「アレ?この花、昨日も咲いてたよ」という事が、最近あります。
ネットで調べると、アサガオも一日花だそうですが、今の時季みたいに涼しくなると、咲き続けるようですね。今(夕方4時半)だって、シッカリ咲いてます。「朝顔」なのに。

図鑑は、あくまで「参考書」でしょう。なので、複数の図鑑を使うし、ネット検索の場合は、複数のサイトを目を通します。あくまで、参考として。
意外と「丸ごと引用」というのが、横行してるのを発見したりしますが・・・本も、webも。

以前、"Nobody is perfect"と言う、映画のセリフに感動して、イー言葉だなー、と大事にしております。

自分の目で見て、感じるのが、一番ですよね。
ここ数日、鳥や魚が「こんな所にまで来るんだぁ」と感激しています。今日も、出くわしましたが、空も海も、つながっているので、可能性は、ゼロではない、と言うのを、あらためて感じています。
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一日花 (赤い風車)
2011-10-20 18:00:37
そうなんですよね、咲き続けるのは別にして、一日で終わるのと、一度しぼんで翌朝また咲いてくるのと、いろんな咲き方がありますよね。
槿もハイビスカスも、夜はしぼむかと思いましたら、そのまま咲き続けていました。
今晩もまだ咲き続けています。明日になれば三日花ですね。

それにしても、状況の変化に専門家の本や情報が間に合わないというのは分かるとしても、あまりにも長い間間違った情報が正しいとして言われているのは困りますね。

津波は千年、万年に一度というようにスケールを上げていけば、予防はできたかもしれないけど、お金とのバランスですかね。
でも、原発神話なんて、原発を最初に作るときには学者が、絶対に危険ではないので、事故を想定した準備は必要ないとまで言っていたのです。
これって、学者ではないですね。
ただのプラカード担ぎ。

やっぱり、最後は自分で判断するしかない。でも、情報も知識もなくってどうするってのはまた、別問題でありますけど。


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Unknown (ume)
2011-10-20 21:53:57
日本人は直接ものをいうことは不謹慎なんですね、きっと。
http://www.youtube.com/watch?v=kH00psyB4lc&feature=youtu.be
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あっはっは (赤い風車)
2011-10-20 22:59:12
このYouTube、面白いですね~
馬鹿らしいけど、日本人の一面を突いていますよ。

以前、若い学芸員たちの間でメールのやり取りをしていた時に、陰で、ある学芸員が私のことを「誰だか分からないから、返信できない」なんて言っておりました。
確かに確かに、ヴァーチャルな環境で、相手が誰だか分からない人へ反論するなんて怖くってできないでしょうかね~
でも、相手が誰だろうと自分の意見は言うくらいの覇気が若い人には欲しいですよね。
むしろ、学生の方が、未熟でも意見を言ってきていましたよ。まあ、この場合私が見えるってこともあるでしょうけど。
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