朝、ようやく白みかけてきたころ、なんとなく気配を感じて目を覚ましましたら、チビ太がベッドサイドで「起きろ」の信号を出してます。別に手を出すわけでも、声を出すわけでも、ましてベッドに飛び乗るわけでもないのですけど、以心伝心、なんとなく分かっちゃうんですね。
目を開けて、チビ太を見て、「どうした?」って顔をしましたら、脱兎のごとく部屋を出て、玄関のドアまで走っていくんです。
いつもは、私が起きてくるのを待って、隣の部屋へ行き、水を飲み、、、それから彼だけ二度寝に入るのですけど、起き上がるのを待たないで、それも階段を下りて玄関まで走っていくって言うのはとても珍しいこと、たぶん初めてのことじゃないかな。
あれっ?って考えましたけど、もしかしたら、昨日の夜の散歩、チビ太、落とし物をしなかったのですね。それで我慢できなくなっちゃったか、そりゃ大変とばかりにとるものをとりあえず、散歩に出ました。
いつもよりもぐっと、強く引くのは分かったのですけど、寄り道が多すぎる。ここのドア、あっちののれんとばかりに野菜サラダの試食のはしごばかりしています。
それにしても雲は多いけど、周りが薄暗い。時間を見るとまだ4時半。やっと日の出の時間くらいなのですね。起こされたのは4時ごろなんでしょうか、、、
いつもよりも行きたい所がはっきりしていて、いつもとは違うルートを選んで、強くリードして行きましたけど、そんなに「落とし物への欲求」が強かったわけじゃないみたい。
満足したのか、帰宅して、今は、私のベッドで二度寝。
おいちゃんは、不眠気味だから、起こされると二度寝がなかなかできないんだよね。
3時間、いやせめて2時間でもいいから遅く起こしてくれると嬉しいのですけどね~
こちとら、朝の6時に何すりゃいいんだですよね。