夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

猛暑

2019年08月10日 08時48分37秒 |  これがまあつひのすみかか我が日本
暑いですよね。
こんな日の中、涼し気な顔をして咲き誇っている足元の花々や、元気にそれにまつわっている虫たちが心底、羨ましい。
まあ、当人たちも、暑い、死にそうなんて思っているかもしれないけど、、、 


私たちの世代の人間が集まると、よく「昔は30度を超える日なんて年に何日もなかった」なんて愚痴っぽい話が出て来ます。
気になって気象庁の「日本の年平均気温」をチェックしてみると、1900年から2018年の間に(傾向の線が)2度弱も上がっている。
確かに周りを見渡しても、何度も書いてますけど、子供の頃は九州などの暑いところにしかいなかったクマゼミが、大阪でも鳴いていたって話が合ったかと思うと、今は私の住む千葉でも鳴いている。
海に行けば、熱帯魚が泳いでいるだけじゃなくって、昔は冬が越せなかったのが、今や越冬している。
サンゴもどんどん北進しているし。

ところが、人間の方は、群がって、地面や建物はコンクリートでこしらえて、地面を出さなくしているし、地面にしみこむ水も入らなくしている。
便利だからって、車はばんばん熱を出すし、暑いからって、冷房で周りを温めている。

この先、人間の世界はどうなるのでしょうね。