昨日、東京でも入梅したそうです。
そして、今日は晴れ。でも夜半から雨の予報。
昨日の21度から、今日は28度まで上がりました。
むしむしする梅雨の一日。
ベランダの花で不快感を忘れてください。
バラ。
この前の日記のバジルが「期待される小国民」(なんて古い、カビのはえた日本語!)ならば、こちらは、我がベランダの健康優良児。
おいちゃんは、その力強さにほとほとまいっておりますよ。
特に使う用もなかったのですけど、お店でこの苗を見て、面白がって一つ買ったのは、もう「いずれの御時か」でございます。
なんて、源氏物語の時代ではないですけどね~
おいちゃん、そんなには歳をくっていない。
でも、あの光源氏さんの末裔さんは九州にちゃんといらっしゃるのですけど。
って、ローラースケートとは関係がないですけど。
それが、プランターに一つ植えたら、あっというまにプランターを全部占領してしまいました。翌年には上の写真のような調子で花を付けたと思ったら、その翌年からは、周りのプランターや、植木鉢から、子孫が続々。
ベランダ中がこの子の、侵略を受けておりました。
家のベランダのような半日陰でも問題ない。
夏の暑さも、冬の寒さも関係なし。
おまけに、なんかの本には冬に種を付けるって書いてあったけど、この花いつ、種になるのかな、なんだか、あの本とは違うみたい。
大本のプランターの、元祖、本家イタリアン・パセリちゃんを、引っこ抜いて棄てるのも、可哀想って、博愛主義のおいちゃんは、そのままにして置いているのですけど、毎年毎年、対外侵略している部分に関しては、退治しております。
それでも、あらバラの鉢にも、デュランタの鉢にも、紫陽花の鉢にも、、、、
どこにでも、顔を出してきております。
バジルソースを作ろうというので、プランターにバジルを植えました。
これは東京のベランダに植えたものですけど、岬にも同じものを植えています。
さて、そろそろ葉を摘んでなんて思っていたら、あっというまに花を咲かせました。どうしたもんでしょうか。
バジルは強い植物なので、少し大きくなってきたら(15センチくらい)どんどん葉っぱを採って使っていけばいいのです(後から、後から新しい葉を出してきます)けど、岬との往復で間が空いてしまっているうちにこのざまになりました。
花がついてきたら、葉っぱが硬くなって、匂いも心なしか薄くなります。
花の部分を切ってしまうと、新しい茎を出してくるのですけど、なんとなくそれも可哀想。
今年はこのまま種を採って、来年に備えましょうか、、、、
バジル(Basilは英語);バジリコ(Basilico)という名前でも知られていますけど、こちらはイタリア語ですね。
ところで、バジルとスィートバジルの違いがよく分からなくってあちこち調べたことがありました。確定的なものがでないのですけど、もしかしたらバジルは総称でそのなかにスィートバジルという種があるのでしょうか。
バジルには、そのほかにも、ホーリーバジル(東南アジアで使われている)、ブッシュバジル、レモンバジル等々、いろんな種類があるみたいですね。
日本語では シソ科、メボウキ属、メボウキ
これはバジルの種を目の汚れを取るために使ったことからその名前がついたようです。
種は植物繊維を多く含み、水を含むと大きくなることから、ダイエット食品にも使われているそうです。
バジルは、スパゲッティなどにも入れられるし、そのほかいろんなものに使えるので、一つプランターに植えておくと重宝しますよ。
60センチ幅のプランターに、私は3株ほど植えています。どんどん育ちますので、それくらいで十分。
バジルは種からも育てられるのですけど、私は苗を使います。
その方が楽。種から育てるとなると、植え付けが桜の開花時期よりちょっと後くらいでしょうか。でも、この時期、寒い日がありますよね。寒さに弱いので枯らすことがあるのです。
そのため園芸店などでも、ある程度暖かくならないと苗は並びません。
苗は東京あたりだと、5月の連休明けくらいになってから園芸店に並びます。
水を切らさないように、また育成が早いので、養分の多い土を使うか、元肥をちゃんとやっておくこと。それさえ守っていれば、まず失敗はないと思います。
やったことはありませんが、トマトなどの間に植えておくとトマトに虫がつきにくくなるとか、ヨーロッパの友人の家では虫を防ぐのにバジルを窓際に植えるということも聞いたことがあります。
上に書いた、バジルソースや、スパゲッティなどのほかに、典型的な調理法として、生の葉と、モッツァレッラチーズ、トマトを会わせたものは定番ですよね。ピザが焼けるのであれば、その組み合わせのピザ・マルゲリータも日本でもポピュラーなものになってきていますね。