夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

いすみ市岬町  トンボ沼  残り物 070703

2007年07月04日 12時39分38秒 |  岬な日々


ところで、2日の散歩でも残り物をアップしましたけど、今日もトンボ沼の蓮以外の花々を追加しておきます。



沼のあちこちで密やかなウシガエルの声がしていました。
でも、沼は静寂をキープしていました。



今にも雨が降るような空でしたけど、そのおかげで暑くもなく、しっとりとした午後を楽しむことができました。



本来はもっと花やかに写るはずの花も、ここではむしろ儚さを演出しているようで、



全てのものが静寂、清涼。
素晴らしい午後のひと時でした。






いすみ市岬町  トンボ沼  蓮 070703

2007年07月04日 12時02分02秒 |  岬な日々


いすみ市にはトンボ沼という水生公園があります。



この手の公園、例えば箱根なんかに比べますと確かに設備は悪い、でも必要充分な設備はあるし、自然ははるかにこちらが素晴らしい。

春にはこちらで鷺や鴨がたくさん泳いでいました。
実はこの下の写真でも水のところに鴨が泳いでいるのですけど、リサイズして小さくしていますので見えませんね。



昨日、風炉の灰を篩いに行ったついでに、ちょっとこのトンボ沼に立ち寄りました。
今は蓮の花が満開になっています。



少しでも蒸し暑い梅雨の日を忘れてくだされば、とても嬉しいです。





蓮の花っていうと、私はすぐに
「蓮の葉にたまりし水は釈迦の涙かありがたや、
ところへ蛙がピョコト出て、それはわたしの尿(しい)じゃいな」
なんて、品格を落としてしまいますけど、、、



でも、蓮は泥の中から生まれてこの綺麗な花を咲かせるので、昔から尊ばれてきたという説もあります。






灰篩

2007年07月04日 11時48分18秒 |  非・常識的茶道

長年の懸案の灰篩。
どうにもならなくなって、ついに今日から始めました。

灰さまには100均のポリバケツにに移動をお願いして、

お茶を差し上げ、

後は次週までお休み願うということにしました。



写真 トップ
茶道口で出番を待つ筆者
頭はぼさぼさでも、ちゃんと紗の袴をつけておりますって。。。


ついでに灰をあけた風炉。
どなたかの冠り物にどうぞ



多摩川散歩 070702 植物  残り物には福があるか?

2007年07月04日 09時26分25秒 |  多摩川散歩


2日の散歩の残りですけど、さて、福はあるのでしょうか。
「ある」っていえるほど自信がないのが悲しいですね。

やはり、ヒルガオは雨露を受け、曇り空にひっそりと咲いているのが相応しいのでしょうか、それとも単に私が自己を同化しているだけ?



こんな空だとヤマハギの紫も違和感なく心に入ってきます。
(でもヤマハギですよね?)




葉っぱを見ていると、自信がなくなります。
「白露もこぼさぬ萩のうねり哉」
芭蕉のこの句ほどにはしなやかさがないですよね~




キョウチクトウはブルーシートの邸宅の花壇の傍で咲き乱れていました。



でも、こちらは河川敷を管理している事務所の管轄みたいですね
なぜって??手入れが行き届いていないから。



それでも、時期を忘れないで、精一杯咲き誇っています



ワルナスビは白花が優勢なのかと思っていましたら、知人のブログには薄紫とありました。一月ほど前に咲き始めたときには白花だけでしたけど、最近はこの薄紫もよく見るようになりました。一株の中で白と薄紫の両方の花をつけています。



若芽が食べられるのですか?
でも、飢饉でもない限り、食べる気はしませんけど?
美味しいのかな?



どうしても、ツメクサに目が行ってしまいます。
私の棺にもこれを詰めてもらってもいいかななんて思ったりして、、、



だって、こちらだと体が痒くなりそうでしょう?



失敗作品。もうちょっと角度を変えて、水玉を光らせてあげればよかったのに、、
なんて、心の動揺を見透かされないようにプロテクトしていますけど、



綺麗。
こんなものを楽しめるのなら、生きていてもいいですね、、
もう何にも言うことはありません。