教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

日本人男性では米飯が心血管死リスクを下げる? 岐阜大研究

2022年07月24日 12時08分28秒 | 健康・病気
 
ヘルスデーニュース
日本人男性では米飯が心血管死リスクを下げる? 岐阜大研究
2022年7月22日

 
 日本人男性では、米飯を多く摂取した方が心血管疾患による死亡リスクが有意に低いという研究結果が岐阜大学大学院医学系研究科疫学・予防医学の和田恵子氏らによって発表された。詳細は「Nutrients」に5月30日掲載された。女性ではこの関連は認められないという。
 日本人は欧米人より心血管疾患リスクが低いことが古くから知られている。日本人の主食は米であり、その消費量は欧米よりはるかに高い。これまで、米の摂取量と心血管死リスクとの関連を前向きに解析した研究では、その結果が一致していなかった。和田氏らは岐阜県高山市で行われている「高山スタディ」のデータを用いて、主食としての米の摂取量と心血管死リスクとの関連を、日本でよく食べられる他の主食であるパンや麺と比較しながら検討した。これら3つの主食と関連する食事パターンについても検討した。
 高山スタディは同市の住民対象コホート研究であり、1992年9月に35歳以上の住民(入院患者以外)3万1552人が参加した。今回の研究では、登録時に食事摂取頻度に関する質問票に回答し、心血管疾患の既往のなかった2万9079人(男性45.9%)を解析対象とした。
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コロナ抗体、もふもふのアルパカから開発…変異株に効果高く医療用の実用に期待

2022年07月24日 10時51分01秒 | 健康・病気

コロナ抗体、もふもふのアルパカから開発…変異株に効果高く医療用の実用に期待

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 新型コロナウイルスの働きを抑える小型の抗体を、南米原産のラクダの仲間「アルパカ」が持つ抗体をもとに開発したと、京都大や大阪大、新興企業「COGNANO」などのチームが発表した。今後、出現が予想される変異株に対する医療応用が期待できるという。論文が国際科学誌に掲載された。

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アルパカ
アルパカ

 抗体はY字形の免疫成分で、体内に侵入したウイルスのとげ(スパイクたんぱく質)に取り付き、増殖を防ぐ作用がある。抗体を用いた治療薬(抗体医薬)は実用化されているが、新型コロナウイルスは、変異のたびにとげの構造が変化し、抗体が結合しにくくなるという課題があった。

 チームは、とげにある くぼ みの部分は変化しにくいことに着目。人の抗体は大きすぎて入り込めないため、サイズが小さいことで知られるアルパカの抗体をもとにした小型抗体を開発し、人工的に大量合成できるようにした。開発した抗体の大きさは、人の抗体の約10分の1という。

 試験管内での実験では、デルタ株、オミクロン株などの変異株に幅広く反応し、現在使われている抗体医薬よりも効果が高かった。現在、マウスなどの動物で効果を調べている。チームの高折晃史・京大教授は「気管や肺などで増殖を抑える吸入薬として実用化を目指したい」と話す。

  北海道大の前仲勝実教授(分子ウイルス学)の話 「変異の影響を受けにくい部分をターゲットにしている点が面白い。様々な薬の開発に応用できる知見だ」

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93歳の精神科医が教える「楽に生きる」ヒントを厳選!「自分と人を比べて疲れる」「生きがいが見つからない」そんなしんどい時に思い出して

2022年07月24日 09時19分15秒 | 健康・病気

93歳の精神科医が教える「楽に生きる」ヒントを厳選!「自分と人を比べて疲れる」「生きがいが見つからない」そんなしんどい時に思い出して

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93歳の精神科医が教える「楽に生きる」ヒントを厳選!「自分と人を比べて疲れる」「生きがいが見つからない」そんなしんどい時に思い出して
93歳の恒子先生から学ぶ「なんとなく憂うつ」から抜け出すヒント(イラスト:関口ユートピア)

未来への漠然とした不安や、ままならない現実に心が疲れていませんか。著書が累計30万部突破のベストセラーとなっている中村恒子医師の人生観は、そんなあなたの参考になるはず。恒子先生の言葉の中から、「楽に生きる」ヒントを厳選しました。毎日の生活の中で役立ててください(構成=上田恵子 イラスト=関口ユートピア)

* * * * * * *

◆欲をそぎ落として心穏やかに生きる

・『「幸せでなければいけない」と思わないほうが幸せ』

「※※な状態でなければ幸せではない」と、メディアやSNSに煽られがちな昨今。恒子先生を見ていると、そんな外からの刷り込みに振り回されるのは愚かなことだと気づかされます。

若い頃は欲求不満をバネにして「もっと、もっと」と頑張るのもいいけれど、歳をとったら「欲をそぎ落としていくこと」が心穏やかでいる秘訣。

家族に対する要求や、享楽を求め続ける気持ちなど、こだわりを一つずつ捨てていきましょう。

・『「お金のために働く」でええやない』

仕事で「自己実現をしたい」とか「生きがいを見出したい」と思えば思うほど、現状に不満が出てくるもの。

恒子先生は「働くのは自分や家族が食べていくお金を稼ぐため」と割り切っていましたが、それこそが人が働く原点です。

「自分や家族が生活できているならそれで十分」と考えると、肩の力が抜けてきませんか?

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◆自分は自分、人は人の精神で生きよう

・『他人さんを変えることにエネルギーを使わない』

「なぜあの人はああなんだろう」「こうしてくれたらいいのに」。人間関係の悩みは尽きることはありません。100%満足できる環境を手に入れるのはまず不可能。

大事なのは、相手を変えることではなく、どうしたら自分が快適に過ごせるかを考えることです。

自分の行動にフォーカスしましょう。恒子先生いわく、「自分は自分、人は人」の精神です

・『老いることは、当たり前で、自然なことなんや』

最新の医療や技術を使っても、老化を止めることはできません。過度に抗うことは、自ら苦しみを生み出すことに。

恒子先生は、「鏡の中の自分はシワクチャだけど、普通だと思っているから悲しくない」と言います。

歳を重ねることへの不安や恐れを手放して、心の平穏を手に入れていきましょう。

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◆他人と比べることをやめる

・『夜に疲れた頭でいくら考えても、ええ考えは浮かんでこない』

恒子先生は、たとえ心配事があっても「明日考えよう」と、さっさと眠ることにしているそうです。眠りは睡眠医学的にも重要で、しっかり寝て脳の疲れを取ることで、人は再び前向きな気持ちになれます。

悩みがある時こそ「考えるのはストップ! 」と自分に号令をかけ、大好きな音楽やドラマを楽しみ、リラックスしてベッドに入りましょう。

・『自分と人とを比べて落ち込んでも意味がない。まったくムダですわ』

恒子先生は「『人というのはついつい比べてしまうもの』という前提のうえで、自分の中で『これは比べなくていいこと』と線引きすることが重要」と言っていました。

どんなに恵まれた立場でも悩みのない人はいません。

「自分の人生と他人の人生は違って当たり前」と腹を決め、他人と比べて悩むことにエネルギーをついやすのはもったいないと自覚して、ほかのことに向けましょう。

・『「孤独はいいもの」と受け入れると楽になる』

恒子先生は息子さん一家と同じ敷地内に住んでいましたが、一切干渉しない独立した生活を貫いていました。友達付き合いも最小限で、誘われたら会う程度。

恒子先生は「人間とは基本的に一人であり孤独なもの」と言いきります。

一所懸命他人とつながろうとした結果、本意ではない付き合いに振り回されて疲れたことはありませんか? 一度「孤独はいいもの」と受け入れてみてください。

(構成=上田恵子)

奥田弘美

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