教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

エヌビディア創業者兼CEOジェンスン・フアンの素顔、永遠に新たなビジョンを持つ夢想家

2024年07月02日 17時27分17秒 | ニュース
2023/08/07 — 30年後、エヌビディアは画像処理半導体会社からAI界のリーダーへと生まれ変わった。この変化は、フアン氏自身と大きく関係している。彼は“烈火”のような ...
医師や弁護士、会計士も?
AIが役割を担うことで淘汰される職業
 米オープンAIによるChatGPTの公開をきっかけに、世界中でAI利用が飛躍的に増えた。今もAIの役割、使用分野は拡大中だ。例えば、中国ではバイドゥが生成AI、「文心一言」(アーニーボット)を公開した。また、米国のメタが大規模言語モデル、LLaMA(ラマ)を開発してもいる。エヌビディアが設計、開発するGPUでAIは学習し、世界に破壊的創造をもたらしている。
 AIのインパクトは、一種の革命と考えたほうが良い。18世紀に英国で起きた産業革命に匹敵する可能性が高い。
 産業革命では、蒸気機関が発達し生産活動の形態はがらりと変わった。それによって、物流や生産の効率性が高まり、人々の生活水準も飛躍した。特に、工場労働者の生き方が大きく変化した。英国では、紡績機械を使った大量生産体制が確立された。

ドイツの自動車大手アウディは、エヌビディアのGPUを使い、プログラムの書き込みの劇的な短縮化に成功したという(写真はイメージです) Photo:PIXTA
 生産体制は、家内制手工業から工場制機械工業になった。手工業の時代は、糸をつむぐ手作業の熟練度合いで賃金が決まっていた。それが、大量生産への移行で、工場長の指示に従い、機械を正確に操作する人材の重要性が高まった。大量生産に従順に取り組む人を育てるため、政府や地方自治体は教育制度を整備した。
 機械や工場向けの基礎資材として鉄鋼業も成長した。英国は自由貿易を推進し、経済を成長させた。19世紀半ばから20世紀初め、世界経済は「パクス=ブリタニカ」(英国による平和)を迎えた。
 そうした英国の産業革命を、AIによる21世紀型産業革命のインパクトが凌駕するとの見方は多い。オープンAIやマイクロソフトなどで、AI関連ビジネスは急成長している。また、エヌビディアのGPUを使い、ドイツの自動車大手アウディは、2年かかったプログラムの書き込みを4時間で済ませることができたという。
 一方、AIで淘汰される職業は増えるだろう。すでに、コールセンターのオペレーターの役割はチャットボットが代替するようになってきた。医師や弁護士、会計士の役割をAIが担うとの見方が、今後は増えることも想定される。
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