教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

何が大事かプーチン戦争<本澤二郎の「日本の風景」(4378)

2022年03月08日 15時13分32秒 | 国際・政治

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何が大事かプーチン戦争<本澤二郎の「日本の風景」(4378)
2022/03/08 09:17コメント4117
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何が大事かプーチン戦争<本澤二郎の「日本の風景」(4378)

<戦争は争いの根源を分析して手を打て=ロシアとウクライナに問題>より、転載させて頂きました。

 7時前に起きてカーテンを開けると、満開の梅が歓迎してくれた。小雨がぱらついていたが、古く大陸からやってきたという白い花は、辺りを照らしてくれている。しかし、一転してプーチン戦争について考察しようとすると、心は暗い。昨日の買い物で驚いたことは、大好きな納豆が20円も高騰していた。水戸納豆も食べられなくなるかも。

 プーチン戦争は、各国の経済を直撃している。ロシアの経済破綻で済むわけではない。原油・ガスの高騰で、人々に塗炭の苦しみを与え始めた。すぐにもプーチン戦争を止めることが、地球に住む人類最大の課題である。

 仲裁国は、ロシアとウクライナにしかと足場を構築している中国しかない。そう叫んでいたら、昨日北京で外交部長が「国際社会と協力して仲裁する」と言明した。直ちに、モスクワとキエフに飛べ、と厳しく要請したい。

 日本政府もワシントンの言いなり外交ではなく、プーチン戦争を煽るワシントン策略に踊るウクライナ政策を改めさせる、そしてプーチンとの対話を強力に推進するように働きかけることが重要だ。戦闘の現場の様子から、プーチンの恐ろしい非人道的な攻撃に息をのむばかりだが、プーチンをテーブルにつかせるためには、そもそもの根源にメスを入れるしか、妥協させる道はない。

 客観的に見て双方に非がある。ワシントンのNATO戦略に呑み込まれ過ぎた、ウクライナのゼレンスキーに非がある。ウクライナのNATO化は、過去におけるキューバのソ連化に反撃した、アメリカのケネディ大統領を想起させる。

 喉元に突き付けられた匕首を喜ぶような国は、この地球に存在しない。ゼレンスキーとワシントンの暴走を食い止める自立した日本外交でありたい。

<誰が見てもワシントンの罠にかかった旧ソ連圏同士のいがみ合い>

 国際関係を学んだ人間であれば、今回のCIAの手口は大英帝国・ロンドン流であることが分かる。自ら直接、手を下すことはしない。漁夫の利作戦である。今回の戦闘で被害を受けたのは、ロシアとウクライナと欧米どころか、アジア諸国など地球規模の国と大衆である。

 そこには大義はない。不条理だらけで、評価するようなことは何もない。しかも、最悪の場合、地球が破滅する危険さえも予感できる。旧ソ連圏内のいがみ合いで終わらない。日本の大衆も大きな被害を受ける。ガソリン車にも乗れない。高騰する電気やガスで、生活が破壊される。死の商人はひとり笑っている。こんなことを長引かせていいわけがない。

 国際紛争には必ずワシントンが関与する。情報はCIAから流布する。日本では、アメリカ的情報の氾濫になる。無知な人間は、ウクライナの正義のみを信じ込む。結果的に戦争を泥沼化させて、被害を受けるのは決まって大衆である。 

<プーチンはKGBの人間、追い詰め過ぎると核のボタン?>

 不勉強だったためだが、プーチンはやはりただ者ではない。KGBを知らないが、おそらくCIA顔負けの野蛮すぎる行動を平然とやるような組織だった?彼の核の脅しは、張り子の虎ではないという。追い詰め過ぎると、核のボタンを押すかもしれない。この点が、ワシントンの心臓を凍らせている。

 仲裁できるのは、北京とワシントンも、ということになる。ワシントンと北京がゼレンスキーにブレーキを踏む。同時に、プーチンを説得するのである。トルコが賢明に仲介の労をとっているが、まず成功しないだろう。

<地球と人類が滅ぶ可能性がゼロではない>

 ゼレンスキーの狂気じみた発言は、第三次世界大戦を招き寄せようとしているようで、相手が相手だけに、とても危険で怖い。核戦争で人類は生き延びることはできないだろう。ヒロシマ・ナガサキ・フクシマの比ではなくなる。

 ゼレンスキーとプーチンを説得できるのは、いまやバイデンと習近平だろう。

<ウクライナは中立国が最善=CIAに騙されて地球を滅ぼしたいのか>

 いえることは、ゼレンスキーはアメリカのドナルド・レーガンと似ている。テレビが作り上げた大統領で、まともな政治を理解しているとは、その発言と対応から、到底思えない。

 NATOに入ることではなく、ロシアとNATOの緩衝地帯、すなわち中立国が最善である。日本と同じように9条憲法は安全を約束する。片足をロシア、もう一方の足をNATOに突っ込んで、争いを許さない平和国家がいい。スイスのような国になれば、人類と地球に貢献できるだろう。

 人類救済のために中国が、真っ先にモスクワとキエフを説得し、そこにワシントンを巻き込むことが賢明であろう。早く早く、行動を起こすべきだ。

2022年3月8日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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コメント(4件)
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 コメント 4
1.
唐澤辰巳
2022年03月08日 09:44
 随分と中国に期待されていますが、まあ0.1%ぐらいの期待値で中国のお手並み拝見といきましょう。ロシアと同じ穴のムジナの中国に如何ほどの期待が持てましょうか。
 かつてアントニオ猪木が参議院議員だった頃に単身イラクに乗り込み日本人人質を全員連れて帰国しました。当時の日本政府が嫉妬して罵詈雑言を猪木議員に浴びせていました。私は猪木議員を支持していませんでしたが、この件については大絶賛しています。嗚呼今の政治家でこのような気概溢れる人物は残念ながら我が国は勿論世界を見渡しても皆無です。

 0
2.
桃子
2022年03月08日 10:07

311の真実は世界でも有名です。
今年の311に、ウクライナの原発を使って
福島の再来を計画していたのは、ウクライナと
資金提供していたアメリカです。
これを阻止したのは、プーチンです。

 0
3.
ワタン
2022年03月08日 11:59
ほら案の定、ネオナチは遣りはじめました。ロシアが戦つてゐるのは、第二次
世界大戦のときと同じ、ファッシスト達ですよ。こんな簡単な道理がわからないとは、「常識に還れ」(福田恆存)と言ひたいです。

ロシア国防省「ウクライナの民族主義者は、民間人を人間の盾として使用」
https://parstoday.com/ja/news/world-i94324

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