薬物依存者の回復を支援する民間施設「ダルク」の創設者で、日本ダルク代表の近藤恒夫(こんどう・つねお)さんが2月27日午前7時21分、大腸がんのため東京都の自宅で死去した。80歳。秋田県出身。葬儀は近親者で行った。

 30歳の時に覚醒剤を使用して依存症になり、1980年に覚醒剤取締法違反罪で執行猶予付きの有罪判決を受けた。その後、アルコール依存症の回復施設のスタッフを経て、85年7月に薬物依存者が共同生活などを通じて回復を目指す日本初の民間施設「ダルク」を東京に設立した。』

ご冥福をお祈り申し上げます。