『静岡県藤枝市の駐車場建物6階から市立中学2年で13歳の女子生徒2人が転落死した問題で、うち1人が所有する携帯電話のメールに「いじめられている」との記述があったことが31日、県警藤枝署への取材で分かった。自宅には「生きるのに疲れた」と書かれた紙も残されていたという。同署はいずれもこの生徒が自ら書き込み、2人が飛び降り自殺を図ったとみて調べている。 同署によると、生徒はメールのほか、自宅にA4判1枚の紙に「遺書」と題し、生活への不満や人間関係に触れた手書きの文章を残していたという。 また、同中学の校長が同日記者会見し、学校側がこの生徒から、いじめに関する相談を受けていたことを明らかにした。 校長によると、この生徒1人については、卒業した小学校から「小学5年ごろからいじめを受けていた」と連絡を受けていたという。 中学1年時の1学期、同校が実施したいじめ調査で、生徒から「悪口を言われている」と相談があり、担任教諭やスクールカウンセラーらが対応。いじめたとされる生徒に指導したとしている。』 時事通信
携帯電話を中学生が持つの良く無いと言われますが、女子中学生がの持つ携帯電話メールいじめられている と言う書き込みが有り、藤枝市立中学2年で13歳の女子生徒2人が転落死した原因の証拠になったと思います。卒業した小学校からいじめの連絡を受けていたので有れば中学校として、学級担任や生活指導の先生が連携して、学校としていじめ問題に取り組むべきではなかったのでしょうか。スクールカウンセラーのカウンセリングも大切ですが。毎日生徒ときょういく現場指導している学級担任の先生や生活指導担当の先生の協力なしには解決しない問題です。いじめもいじめられている子供達が、今度はいじめる側に回ったり、入れ替わり立ち代りいじめているのが現実です。いじめも一人の生徒を、多数の生徒がいじめているのです。昔とはいじめの形態が違うと言うことを認識していなければなりません。小学校を退職した有る女性の先生が、いじめられる子供は精神的に弱いとか言われますが。昔のいじめとは今のいじめの形態が違っています。多数の子供達が、一人の子供をいじめるのは本当に卑怯ですし、弱い者をいじめることは良く無いと学校で教えるべきです。それが人間としての道理では有りませんか。スーパーマンでないと一人では多数相手にて勝てませんよ。多勢に無勢では無理です。有名なラバウル航空隊の歌の２番に有りますように「数をば恃(たの)んで 寄せ来る只中(ただなか) 必ず勝つぞと 飛び込む時は歌詞のように命がけで、戦争ではないのですからいじめられても今の子供達は飛び込むことは出来ません。自らの命を絶って、中学校や先生、いじめた同級生に一種の仕返し、見せしめ、死を持つて訴えたかったことが自殺した２人の女子中学生に有ったと思います。私は、決して自殺肯定論者では有りませんが。この２人には、勇気が無かったとは言えません。今の平和な日本で、子供達が、死を覚悟するのは大変なことです。鬱症状だけでは、解明出来ない心の問題です。私は、これから将来性有る２人なのにと悔しくて、惜しい気持ちになります。まだまだ80年の長い人生が有るのに本当に残念に思います。 諺の『死んで花見が咲くもの』かですよ。残された御両親やご家族のことを思いますと胸が痛みます。本当は、いじめ集団も一人では何にも出来ない弱虫人間の集まりかも分かりませんが。同級生を自殺に追い込んだら、自分達は将来幸せになれませんよ。因果応報、人に恨まれたら今度は、自分達に恨みが帰って来ますよ。人間は悪い因縁を自ら作るべきでは無いと思います。一生十字架を背負わなくてはなりませんよ。いじめた行為に対する責任の十字架です。この頃友情も希薄になって来ているのでしょうか。いじめによる自殺者が出てから学校が、いじめを認めても後の祭りです。教育者として、教え子が自殺したことは、不名誉なことでは有りませんか。教育者としての良心が有るか無いかの問題です。多数で、一人の子供達をいじめるような卑怯な子供達が、小学校から高等学校までなぜ日本に増えたのでしょうか。学校における教育力の問題です。小さいときが友達同士外で遊んだり、友達関係にも今の子供達は問題があるのでは無いでしょうか。小さい時から喧嘩の仕方』も知らない子供達が多いからと思います。数を頼んで多数で、一人に喧嘩を売るような卑怯な喧嘩の仕方は、以前は少なかったと思います。弱い男がする喧嘩で、皆に軽蔑されていたと思います。今、スーバーマケットに日本男子という名前の豆腐が、京都の男前豆腐から全国的に販売されています。男としての本当の男らしさ!日本男子にここに有りと大和撫子、やまとなでしこの清く、美しい心を持った本来の日本女性の姿を取り戻して欲しいと思います。人間として、多数で一人をいじめるのは卑怯者で最低の人間です。人間として弱虫のすることでは有りませんか。心理カウンセラーのカウンセリングだけでは、いじめは無くならないと思います。いじめは、カウンセラーとクライエントだけで解決出来るものではないと思います。教育現場の先生方のいじめに対する一致団結した真摯な取り組み無しには、「いじめ」も「いじめによる自殺」も無くならないと思います。現代文明の利器の優れた携帯電話も使い方一つで 、良くも悪くも使えると思います。 子供達の通学や塾通いの安全確保や緊急時の連絡にも役立つと思います。悪い点を取り上げるのではなく、役立つ利点も考えるべきです。悪い点ばかり注目するのではなく良い点を見つけることも教育としては大切です。子供に携帯電話は持たすな!子供達に携帯電話は悪いと言いますが、大人もメールを使い性的事件や猥褻事件ばかり起こしていては、子供達は皆笑っていますよ。大人も悪いと言いますよ。大人の醜態をニュースや新聞を見て知っている子供達が良くなる筈が有りません。この前の四川大地震の時にお母さんが自分の赤ちゃんに残した携帯電話のの声の遺言は涙をそそりました。国は変わってもわが子へのお母さんの思いは皆同じですね。いじめを問題を学校の管理職の勤務評定や教員の勤務評価が下げられるとして、出世管理主義の為に隠蔽するのではなく、学校として真剣に取り組むことが学校教育の一番忘れてはならない大切な使命では有りませんか。子供達の「命の貴さ」を忘れて、学校教育の人格形成の目標は達成されないと思います。
