見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/72 SWORD Fiat G.55 Centauro 2in1 (3)

2022年11月27日 | 1/72 イタリア空軍機
士の字化への準備を始めなければいけません
まずイモ付け水平尾翼の工事からです

胴体がまだ半身?のうちに、ドリルで補強用の金属製芯を入れる穴を開けます


パーティングラインの残る水平尾翼の接着面を均して胴体に接着します


一晩おいてしっかり固着させたのち、胴体内側からドリルで水平尾翼内部まで届くように穴を掘り進め
そこへ0.5㎜洋白線を差し込んで補強するというやり方です


これを2機分左右やって、水平尾翼の取付/補強工程は終了です

コンソールパネルとエンジン隔壁?も取り付けました

ここからは飛行/駐機状態に分かれての作業になっていきます

まず【飛行姿勢(モーター入れ)】から
脚収納庫扉を主翼に付け蓋します
穴の縁、扉とも結構バリがあって、しかもパーツ本体との境界があやふやな所が結構あって...
パネルの大きさ形が左右で微妙に違っているのは、擦り合わせの箇所が違っていたためです
現物合わせで擦り合わせしていたら、こうなってしまいました(汗)

向かって右側が白いのはパーツを飛ばして行方不明にしてしまい、0.5㎜プラ板で代替えしたためです(^^;
左側は間違えて表裏とも機内色を塗ってしまって...

電源コネクタとモーターの接続です
このハンダごてはどうにかしなければと思っているのですが


まぁこんな道具を使って、どうにか

モーターはエポパテで機体にくっ付けています

【駐機姿勢】
簡易インジェクションのプロペラスピナーはイボを機体に付けるだけ、基本回転出来ないようになっています
エアブラシ風で回るように、機内にプラパイプを入れ
ここにプラ棒で延長工作をしたスピナー軸を入れるよう工作をしました
何を考えていたのか、プラパイプでなくプラ棒を突っ込んで接着していてやり直したりしましたが
パイプも固定し、胴体と翼の合体...と思ったら前の部分がどうしても合いません
どうも例のレジンパーツが邪魔をしているようなのです(というかパイプ?)

しょうがない、とレジンをパイプの形に合わせて削ってみましたが状況は変わりません


これはレジンパーツを取ってみるしかないと
主翼から外した(捥ぎ取った)上で、干渉している可能性の有るサイドの角を削り
発想の転換?で機体側に付けてみました

その過程で脚収納庫の隔壁が吹っ飛んだりしています

これが功を奏して、ぴったり収まりまして何とか士の字になりました(^^;


機体側のフィレットをかなり削って入れています
幸い翼との段差が生じなかったので助かりました

【続く】

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2 コメント

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実機を知ると興味が湧きます (Choro-Poo)
2022-11-28 13:36:04
こんにちは。
Fiat G55をちょっと調べてみました。って、いつものようにWikipediaを見ただけですが(汗)。
ダイムラーベンツのエンジンを積んでるだけあってかなりな高性能でBf109を凌駕する機体だったとか。
でも量産機の配備は敗戦の3ヶ月前だったとか・・・いろんなエピソードにも事欠かないようですね。
実機の事を知ると途端に興味が湧いて来ます。よろしくお願いいたします。
ひとつは飛行姿勢、ひとつは地上姿勢という事で、これが2in1の正しい作り方ですね(笑)。
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Re:実機を知ると興味が湧きます (黒猫2号)
2022-11-28 16:43:46
こんにちは、Choro-Poo様
コメントありがとうございます(^^)

>いつものようにWikipediaを見ただけですが(汗)<
同上です(-_-;)

付け加える事があるとすれば、現存するG55そのものの機体は無く、
戦後作られたG.59を使って先祖返りさせた物しかないそうです。
この情報は、ご存じウェブモデラーズのこちらから、
https://www.webmodelers.com/201807PhotoG55.html

実機があるのは、同じエンジンを積んだそっくりさん?のマッキC202だけみたい?
因みにマッキC202についてはこんな記事も有りました。
http://majo44.sakura.ne.jp/planes/Mc202/index.html

イタリア的戦争終盤になってから、配備され始めたため、
ほぼイタリア社会共和国(RSI)、要は降伏を良しとしないファシスト政権側で戦ったようです。
「ファシストになるくらいならブタになった方がましだ」と仰ったのはポルコさんだったでしょうか?
まぁ、ここら辺の政治がらみはスルーして製作したいな、と(^^;

塗装図ではほぼ1944年の4月~6月と、暖かい時期のものになっていますので、
駐機姿勢の方も、そんな陽気を感じさせるものにしたいと思っています。
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