見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/72 タミヤ  Spitfire MkⅠa 映画のスチールシーンを作る(3)

2024年06月03日 | 1/72 スピットファイア(マーリン搭載)
やっと熱が下がって日常生活に復帰、と行きたいところなのですがまだ体がだるいです
モチベもダダ下がりになってしまい、机に座っても手が動きません
キットのデカール選択にも失敗し、ちょっと手詰まり状態です

映画でケネス・モアさん演ずるベイカー大佐は、RAF Duxfordの基地司令です
当然、Spitもここの基地所属でなければいけません
そこでRAF Duxfordについて調べてみると
何と!パークさんの第11飛行集団の基地ではなく、マロリー(呼び捨て)の第12飛行集団の基地だったのです
映画の中でも、ドイツ空軍にボカスカ爆弾落とされて大変な被害を出している風だったのに?

確かに第12飛行集団の基地の中でも最も南寄りで
第11飛行集団エリアのすぐ傍には位置していたのですが...
何故、第11飛行集団の基地で爆弾をボコボコ落とされた、タングメア(RAF Tangmere)や
ケンリー(RAF Kenley )、ビッギンヒル(RAF Biggin Hill)等では無かったのか!?
またここに何やら怪し気な気配を感じてしまうのは、ワタシの考え過ぎでしょうか

まぁ、ケネス・モアさんがダクスフォードの基地司令役で有る事は動かしようが無いので、
BoB当時、この基地に配備されていた戦闘機の飛行隊はどれか探すことにします

結果、分かった飛行隊は以下の通りです
No19Sqn  部隊コード”QV” 使用機 Spitfire
No242Sqn 部隊コード”LE” 使用機 Hurricane
No310Sqn 部隊コード”NN” 使用機 Hurricane
No616Sqn 部隊コード”QJ” 使用機 Spitfire
調べたのはWikiの英語版ですが、No616Sqnについては配属先がダクスフォードではなく
リコンフィールド(Leconfield)から40年8/19にケンリー(RAF Kenley)に移動したと云う資料もあり、そうなると消去法でNo19Sqnしか残らなくなりました
もっともNo19も、BoB時はダックスフォードからファウルミア(Fowlmere)に派遣されているんですけどね(^^;
そんな訳で、No19Sqn”QV”に決定で~す

ところが
部隊コードは”QV”、機体コードは映画のシーンでも”U”が見えなかったので
”J”で決まり~となったはずだったのですが
ここでまた問題が(^^;
今更なのですが、この識別コードに合う字体が手元にないのです💦
そう今更( ̄▽ ̄;)
キットには”Q”と”J”、手持ちのXTRADECALのHurricaneBoB記念版には、”Q”と”V”が有ります
さてどうするか!? 
字体はいずれも少々違っていますが、ソコは承知のうえで
別売はもったいないから、キットの物を使う事にしました
”V”は”W”を切り貼りしてでっち上げたのですが、やっぱり全くイメージが違います
(写真撮り忘れました)

そうこうしている間に、このQV◎Jは実機写真が残っている事が判明

しかし機体がMkⅡaなのです(ハズレ...だぁ)
1941年以降の写真ですが、大日本絵画版『スピットファイアMkⅠ/Ⅱのエース1939-1941』のP61に
この機の同じ写真が載っています
塗装イラストにもなっていて、シリアルNoで検索すると結構ヒットするんですよ

タイプについては、BoB時はMkⅠを使っていたのだ!で押し通せるかも知れませんが
このNo19Sqn、機体右側の識別コードの書き方が通常と違っている!?

『I◎QV』の順になっています、肝心のコックピット下が”QV”になり”J”にも”U”にも見えません
この機体だけなのかも知れませんが、これでQV◎Jを使う気力が失せました

ここで実際の飛行隊は諦めて、映画の中の架空飛行隊にしようと方針変更したのですが...
泥縄で残りを使い”BO”に変えてみてもこの通り


やっぱり違うよなぁ~(-_-;)

一晩寝て考えましたが、納得できず撤去します


完全に引っ付いていましたが、爪楊枝の先をヘラ状にカットしたもので
ゴシゴシと慎重に擦り取りました

病み上がりで頭がおかしくなっているのか?、この辺り完全に迷走状態です( ̄▽ ̄;)
その場しのぎの対応ではもう無理と云うか、根本的に構想自体から再検討しなければ...

【続く】

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