見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/72 AZ Model Curtiss Hawk H-75C1 ”French Aces" (3)

2024年10月31日 | 1/72 フランス空軍機
ノンストックの会展示会に、突然参戦を思い立ったのですが
何を持って行こうかって悩んでます(^^;

フランス特集かぁ...イギリス物ならけっこうあるんだけどな~(笑)
なのでまず、このフレンチHAWKを持って行けばいいだろう、と思いますが
これが小さいながらなかなかシワイ(手強い)キットでして
合わせるフィギュアも作り、で間に合うかいな?な世界です

まぁ、悩む暇が有ったら手を動かせ、が模型作りの基本です(半分ウソです)
とにかく形にしなければ、その先も無いという事でまい進!

ところで
前回、胴体を貼り合わせた際の写真を載せ忘れていました(;'∀')
と云う訳で、今更ですがご覧下さい

ハイバックの背の部分は高さが合わなかったので、低い方にプラ板を足して擦り合わせています

例の歪んでいるような床は全く問題有りませんでした

で、あの前から見たら直線翼?なのですが、胴体のフィレット部分をガシガシ削りました

で、主翼をフィレットに押し当て瞬着で強制接着です(^^;


角度はこんなものでしょうか?

雰囲気です!

削り過ぎたので、これから穴埋め作業をしなければなりません
隙間の両側をマスキングしプラ板の細切れをメインに、後はパテなどで埋めていきます

下側のカウリングに出来た隙間も同様に埋めていきました


膝の具合は大分良くなってきました
イチゴ植え替えをまだやっていませんので、これから猫の額畑に行ってきます。

【続く】

1/72 AZ Model Curtiss Hawk H-75C1 ”French Aces" (2)

2024年10月29日 | 1/72 フランス空軍機
ねんりんピックの準備で痛めた膝の痛みが治りません💦
11月のお江戸行き(ノンストック展示会参戦)が心配です
空港から会場まで、そしてホテルへ帰りまた空港へと
乗り継ぎにつぐ乗り継ぎの、徒歩移動に耐える事が出来るのかぁ~(;'∀')

で、おフランスホークです
着々・粛々と進めよう...と思ったのですが
ところがドッコイ、さすが簡易キットですこれがなかなかの強者で(笑)

これは一例ですが、この様にバリが(右)、いやこれはバリと云えるのかと云う程凄いですし

(左)空気抜きの痕も接着をまるで無視した位置に有ります
ここ隔壁側のホゾと合わせるくぼみなのですがねぇ~

まぁ、しゃあねえや(仕方ないや)と深く考えずに後回し(笑)
まず定石のコックピット内から手を付けます

床と背部を合わせたところ
床が若干、湾曲して見えますが、これは組説でもそんな風に描かれてあって問題なさそうです
色はMR.COLOR特色セットのC351:ジンククロメイト タイプ1を使いました
組説では、ハンブロールのH226インテリアグリーンと云う色の指示が有るのですが
そんなん持ってないし、で組説の色に雰囲気が似た?これを使ったのです
フライアブル機のカラー写真を見てみると、エアクラフトグレーグリーンとの中間みたいな感じですが
面倒臭いのでビン生でそのままです( ̄▽ ̄;)

因みに以前作ったハセガワのMS406ではNo13:ニュートラルグレーが指定してありましたが
あちらはメイド・イン・フランス、このH75ホークは全てアメリカからの輸入です
注文仕様でコックピット内の色まで指定されていたのなら別ですが
これでいいのかと考えています

組説に印刷してあったシートベルトを切り取って付けたのですが

(左)これが短い!
(右)ので、結局プリンタ用紙を切って継ぎ足す羽目になりました

エンジン隔壁にP&W R1830-13 ツイン・ワスプエンジン(のはず)を収めるのですが
胴体左右のパーツを合わせると、この様に隙間が空いてしまうのです


ところが、この状態でカウル前端のパーツを付けてみると


あら不思議、ピッタリ...でもないけど違和感なし(;'∀')
しかし下側は盛大に隙間が開いた状態になるので、あとからプラ板を挿入しておきます
(写真なし)

そんなこんなで胴体側は、左右合体(接着)を待つだけになりました

当然の事ながら、尾輪の取付も調整は必須です

主翼の上下を接着し胴体側にはめ込んでみたのですが、この通り(;'∀')

上反角がまるで有りません、これじゃ飛ばないよ、です

因みに主翼上下のずれは有りませんでしたが、上下の接着面はかなりの擦り合わせが必要です
いや、擦り合わせと云うより削り合わせと云った方がいいかも
そうしないと、主翼後縁が浮いたままになってしまうのです
ワタシは180番のサンドペーパーで、上下の接着面をガシガシ削りまくりました

これからまた調整作業に入るのですが、進捗が...💦

【続く】


1/72 AZ Model Curtiss Hawk H-75C1 ”French Aces" (1)

2024年10月26日 | 1/72 フランス空軍機
BoB(Buttle of Britain)記念?制作から久しぶりだなぁ~、のWW2レシプロ機です

ヘタすると直ぐ蛇の目(英国機)になってしまうので、気を付けてぇ~~
フランス機にしました(笑)
と云ってもタイトル通り、元はカーチス社製のアメリカ機なのですけどね(^^;
これもお江戸土産のキット、たぶんこれで全部作った事になるのかなぁ~(把握していない💦)
※後で確認したら、SWOEDの1/72 Re-2000 Falcoと、ブロンコの1/35 T142履帯が残っていました(^^;

まずはキット紹介です、お箱


キャラメル箱です

そして中身
ランナーは2枚


デカールとクリアパーツです

デカールは良さげ、クリアパーツはキャノピーだけです

組説は1枚、見開きです



AZ-Modelのキットは、過去にブレダ Ba-65A-80ニッビオに始まり、仮空機Junkers EF 128E/N-1
OS2-Uキングフィッシャーと、3機ほど2019年から2020年にかけて作っていました

皆さんもご存じだと思いますが、いずれも簡易キットの俗称に恥じない?なかなかの内容で
特にニッビオやキングフィッシャーには本当に苦労させられたです(笑)

今回も期待(悪い予想?)を裏切らない内容なのか!?
いや是非裏切って欲しい、と切に願うものであります(笑)

【近況】
今日明日は秋の新人戦があるので、また審判業務で出動します
先週、先々週は『ねんりんピック』開催に伴う準備・運営などで、平日も含めかなり重労働があり
そのためか膝故障が再発し、整形外科で処方薬を貰うハメになりました(;'∀')
家庭菜園もちょっと手を付けられていないので、こっちも気になっているのですが...

【続く】



こんな本読んでました その一 『忘れられた兵士』

2024年10月24日 | 1/35 フィギュア ドラゴン 
涼しくと云うより、酷暑に慣れた?体には朝晩寒さを感じる位になってきました
ところで秋と云えば皆さんはどんな秋を思い浮かべられますか?
芸術、行楽、食欲、etrc、色々有るでしょうが、当ブログは模型製作をメインにしていますので、
それに関係する”読書”でお話をさせて頂きたいと思います。
ハイ、早い話が読後感想文です(笑)

昔は結構本を買っていた方かな?と
もっともノンフィクションと歴史ものがほとんどでしたけど
当然、模型絡みで戦記物も大好き(笑)
フジ出版などから出ていたパウル・カレルもの、
そして早川書房、後には大日本絵画などからのものも結構購入していました。
しかし50代になってから特に戦記物を中心に処分して行くようになり、
それらは今ではほとんど残っていません。

それでも処分せず手元に置いていた本の中で、
ナチス時代真っただ中のドイツ絡みの話だけど一般的な戦記物でない、
でも、参考にはなるような(どっちだ!?)本が有りまして(^^;
これからボチボチですが、そんな本を紹介させて頂きますのでよろしくお願い致します。


トップバッターは『忘れられた兵士』(邦題)です


原題 ”LE SOLDAT OUBLIE”
邦題 『忘れられた兵士』
副題 ドイツ少年兵の手記
著者 GUI Sajer(ギュイ・サジェール)
出版社 早川書房
昭和55年9月15日 初版

【あらすじ】
あのアルザス地方で、フランス人の父とドイツ人の母の間に生まれた著者が
フランス敗北時、避難中に遭遇したドイツ軍兵士の力強さに憧れ、
故郷の家に戻されてから、何と17歳でドイツ軍に志願してしまうのが話の始まり。

1943年1月に補給部隊に配属されて過酷な東部戦線の冬を生き延び、
歩兵としての訓練を受けた後、あのGD(グロスドイッチェランド)師団に配属されます。
文字通りの”泥沼と苦闘の東部戦線”を体験した挙句、命からがらメーメルから海路ドイツ本国まで撤退した後、
そこで息つく間もなく西部戦線!?に送られ、
最後にキール南方のラウエンブルグで英軍に降伏するまでの体験がメイン。

捕虜になってからは父がフランス人だという事で、なんと即時釈放となって家に帰る事が出来たと云う体験談です。
※補足(父がドイツ人の場合は捕虜のまま、著者のケースは規定がないため釈放になったのそうです)

【読みどころ】
何と言っても自分の体験を自分で書いたもので、しかもそれが東部戦線のGD師団!となれば。
実際の戦闘体験記として、一兵士目線で書かれたその内容は、
ちょっと比較するものが無い位リアルな描写の連続で本当に圧倒されます。
しかしながら、戦闘シーンは防御しては退却の全編ほぼ負け戦状態(^^;
ドイツ軍ファンの方には、ちょっと模型作りには向きそうにも無いところ多々かと(;'∀')

捕虜収容者から釈放され帰宅後、過去を清算するためフランス軍に勤務したのですが、
そこでの話は東部戦線での体験から比べれば、まぁ付けたしにもならない程度、
量も1ページにも満たないもので、再建初期のフランス軍のアレコレについては
参考になるような事は一切描かれていませんでした。

ほぼ負け戦描写なので、そこここに野戦憲兵が登場していますが、
やっぱりお世辞にも好意的でないキビシイ描かれ方してますね。

因みにドイツ軍時代のものも含め写真は一切載っていません
SNSなど無い時代の事で炎上とかの心配はなくても、
家族にもドイツ軍当時の事は一切沈黙を守る様に言われていたそうですし、
色々と差しさわりが有って載せなかったのでしょうね。


【感想とか色々】
物語の前半と終盤に登場した二人の老兵士が印象に残っています。
(一人目)
スターリングラードでの敗北(全滅)を、整列して告げられたその際、一人の兵士が泣きじゃくりながら列から離れ、
その凶報を読み上げた伝令の大尉に歩み寄ります。
二人の息子が第6軍に配属されていたと云う、その白髪交じりの老兵士は
息子たちを失った絶望の余り大尉を非難し、列に戻れと云う軍曹の命令に逆らって
どうなってもいい殺してくれと泣いて叫ぶのです。

この本を購入したのは昭和55~56年頃、ワタシはまだ20代で結婚もしていませんでした。
当時、この老兵士をかわいそうだなとは思いましたが、それ以上の感情は抱かなかった様に記憶しています。
しかし齢を重ね家族を持つようになるにつれ、時たま本書とこのエピソードを思い出すごとに、
息子を失った老兵士の、絶望的な悲しみが痛い程判っていくようになってきたのでした。

(二人目)
まさに命からがらメーメルから逃れたボロボロのドイツ兵士たちは
息つく間もなく<ドイツ本土内の>西部戦線へと送られます。
今度は英軍と、そして著者にとってはフランス軍とも闘わなければならないと云う絶望的な状況に置かれ、
頭が混乱してしまった著者に対してその老兵士は落ち着いて言うのです。
『いいかね、わしらは捕虜になるのさ。
楽しい事じゃないが、爆弾や飢えよりはましさ。
いいかね、相手はソ連兵じゃない。悪い連中じゃないよ』
英軍の偵察車輛に発砲した下士官に、そのような不用意な行動はこちらが対抗できない攻撃を招くと説明!し
更に本隊が迫ってくると、英軍に降伏するよう著者を促し、部隊の先頭に立って白旗を揚げて投降し、
それに倣って他の兵士たちも投降したので、不要な犠牲を出さずに済みます。

セリフの最後の『悪い連中じゃないよ』と云うところが妙に気になりますね、
彼は個人的にイギリス人を知っていたのでしょうか?
それともそう信じようと自分に言い聞かせていたのでしょうか?

上官の発砲行為に一兵士が意見する!
それが何のペナルティ(上官反抗とか不服従とかの罪)に問われることもなく、そのまま通る!
そして先頭に立って降伏!!
話に聞く、シェルナー元帥の悪名高き命令など糞くらえ状態です(;'∀')
西部戦線では適用されなかったのか、もう守る気が無かったか、野戦憲兵がいなかったからなのか。
具体的な事が書かれた資料が見つけ出せなくて分かりませんでした。

過酷な時代をどう体験し感じ考えながら生き抜いたのか、
戦争で運命を翻弄されながら何とか生き残り、
その自分の稀有な体験を一人称で書き残した貴重な記録だと思います。

1/35 OCEAN COSMOS FEMALE OFFICER(女军官) (3)とり完しました

2024年10月21日 | 1/35 フィギュア OCEAN COSMOS
オーシャンコスモスの女性将校、復帰してとり完しました
いや、既にそれ以外のものになっていますけど(^^;

前回も書きましたが、出がらしは嫌なのでナイトクラブのショーダンサー風に改造しました(笑)

360度ぐるりと





お顔、と云うより上半身アップです

ワタシ好みのシュッとしたお顔になったかと

最後にこちらもお馴染み、手乗りフィギュア写真です(^^;


次回は久しぶりにプロペラヒコーキにしようかな~っと...

【終了】