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見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/72 AIRFIX HELLDIVER 製作編(4) まだ塗装出来ません💦

2024年02月20日 | 1/72 アメリカ海軍機
春の気配どころか、もうこれは春の嵐!一体どうなっているのでしょうか(^^;

フライトヘルメットのチンカップを忘れていたので、塗り重ねました

パイロットの手袋も当時のカラー写真を元に塗り変えています
チンカップはハセガワのF4F-4の時に塗っていたはずなんですがねぇ...すっかり忘れてました💦

見る度に、アレ?と色々なところが目に入ってきて、これが一々気になります...
そこで、まずは翼端灯をクリアランナーで再生することにしました
キットの該当部分を切り取り、ここに中をドリルでくり抜き色を入れたものを接着しました


これをやすりで形を整え、ペーパーとコンパウントで磨いたのがコレです

ちょっと右翼側の緑を深く掘り過ぎて、ランプが長くなり過ぎましたね(^^;

コックピットのコンソールも全いに等しい状態なので、プラ板ででっち上げました

メーターの位置、大きさ、数は適当です(^^;
実機ならメーターも黒で針と目盛りだけ白なのですが、何せ適当なもので(;'∀')

そしてスライドキャノピー...これ開放状態への工作が今回の製作の肝かも知れません
或る意味、モーター仕込みより重要です
その前に、まず固定部分を接着しました

第一風防は右側が機体側より若干出ていたので、削って磨き直しています
って、その右側を写していないという...(T T)

閉状態ならキットのクリアパーツで充分なのですが

開状態にするともうダメ(笑)

もう自作しかないです(^^;

で、途中撮り忘れてしまったのですが出来ました
このために?臨時に乗ってもらった搭乗員とまず閉状態で

ジャジャーン、オープンしましたァ~

まぁこの位なら、いいでしょうと( ̄▽ ̄;)
素材は接着剤とか軽い工具などの梱包に使われているPET材を使っています
整形はカットして形を整えてから、蒸気に当てて曲げました

色々弄っている内にガンナーの後(前?)がスッカラカンなのが気になりだしました
そこで実機写真を(あくまでも)参考に、ここも適当にそれっぽくしています

上下を分ける段に無線機や方位表示機と思しきものと、意味不明なパイプ状の物などをでっち上げました
クリアパーツが有っては邪魔で仕方ありません、取っちゃろうと思ったのですが
もうガチガチに接着してしまっていて、無理に取ろうとすると壊してしまう可能性大
またボトルシップ製作でもないですが、開いたところからパーツを差し込む事になりました(^^;

そして主翼下の懸架物(ロケット弾と増槽)ですが、これの取付穴の位置が変です💦
特に増槽の取付位置が折り畳み外翼側と云うのは明らかに間違っています(-_-;)
これが良く分かる下面を写した写真はなかなか見つからなかったのですが
maynard's garageと云うところにそれが見える画像が有りました

青い矢印のところが主翼の折り畳みラインです

また前回の(3)で紹介させて頂いた、KEY AEROにもこれが判る写真が有りますので、ご確認ください

ロケット弾の色もさっぱり分からんし...そこで全部、プラ棒を伸ばしたもので穴埋めしました(^^;

増槽だけは位置を直して付けるつもりですが
もう工作はうんざりです、あ~早く塗装してぇ~(´;ω;`)

【続く】





1/72 AIRFIX HELLDIVER 製作編(3) 飛行姿勢なら搭乗員が...

2024年02月17日 | 1/72 アメリカ海軍機
案の定、また冬になりました(^^;

さて
モーターの試運転も無事終わり、機体の目途もどうにかついたところですが
そうなると次は...搭乗員ですよね(^^;
乗せないとドローンになっちゃいますので、パイロットは必須なんですけど
WW2の艦上爆撃機なので、当然?二人乗りとなります
もう一人の後席のガンナー(ラジオオペレーター?)
これがねぇ~結構見せるポイントになっちゃうんですよ

エアフィックスに漏れなく?付いてくる搭乗員フィギュア
無論、本キットにもそれぞれのポーズのフィギュアが入っています


しかしながら如何せん20世紀キット、ソコはまぁ色々とアレでして...(^^;

これはガンナーですが、カレを(パイロットも)何とかまっとうな?搭乗員の姿にしてやりたい!
(彼の場合は特に腕廻りです、これでは中世の手枷の囚人みたいで💦)
これを21世紀的に?何とか見ることが出来るように!?
で、弄りまくった結果がコレです
パイロット

ガンナー

二人とも頭の向きや首の角度を変えて、機体の右側を向いているようにしました
気を使ったのは露出度の多い首筋でしょうか
暑い南太平洋上の感じが出るように、かなり削ってスリムにしたつもりですが
後、ガンナーはとにかく腕を削って、何とか『腕に見えるよう』にしています
キットの足元はロングブーツでこれもオカシイですが、機体に隠れるのでいいか、と(^^;

やれやれ出来た出来た、と思ったのもつかの間
ここにきて重大な失敗に気付く事に...💦
アメリカ軍(海軍、陸軍航空軍)のライフジャケットはB3 life preserveというタイプではないかと
これは頭から被って着用するもので、前合わせタイプでは無いんですよね
キットの造形はイギリス軍(RAF、FAA)タイプのもので前止めになっています
あちゃ~、またやってしまいました( ̄▽ ̄;)

その上、KEY AEROというところで、こんな写真に出っくわしまして

ガンナーの服装に『ビビビッ』(笑)ときちゃいました
その他にも見どころ満載なのですが、如何せん再現能力がゼロなモノで
今回は(も)その辺の工作はパスさせて頂きます(;'∀')

で、ライフジャケットの変更と併せ、ガンナーの服装も変更する事にします
パラシュートハーネス(ガンナー)やら、シートベルト(パイロット)やらも追加して
こうなりました
パイロット

ガンナー

ハーネスやベルトの金具は、ロイヤルモデル製PEの1/35ドイツ野戦憲兵用チェーンを切って使いました
お二人とも機体に入って見えないところは、徹底的に無視して工作/塗装しています(^^;


【続く】


1/72 AIRFIX HELLDIVER 製作編(2)飛行姿勢決定!

2024年02月14日 | 1/72 アメリカ海軍機
二月中旬なのにかすかな気配どころか『これってモロ春でしょ!』の陽気(^^♪
温暖化仕様のワタシにとって、この暖気は有難い限りなのですが
マイハウスから遠望出来る、秀峰の麓にあるスキー場の雪(営業)は大丈夫か!?と
気にかかってしまうのです

ところで、あっそうでした
タイトル通り、本ヘルダイバーは飛行姿勢に決定したのです
このブログの掟?としてプロペラ機を『飛行姿勢にする』と云う事は
モーターをブッ込むという事と同義というかそのまんま(笑)
その前段と云いますか『折り畳み姿勢も出来まっせぇ~』の主翼を
ガッツリ展張状態に固定する事から始めなければいけません


写真は撮っていないのですが、パーツをそのままくっ付けると軽い逆ガル気味になってしまいます
正面から見て胴体付け根から翼端まで直線になるように削り合わせが必要でした

で、いよいよ本番です
このモーターブッ込み作業はマイクロモーターを使う事もあり
そのセッテイング(軸線固定)と、ハンダごてを使った配線関係の作業に神経毎回を使いますが
今回のパターンは空冷エンジンと云う事で、また面倒臭さ(むずかしさ)がアップするんですよね
なんで液冷に比べ空冷が面倒くさいかと云うと、皆さんもご存じの通りそのエンジンの搭載方法と云うか
空冷である、そのものに問題が有るんですよね

シリンダーを冷やすのは主に空気、その空気に当てるため
空冷はド正面のギアケースまでモロ見えで、しかもアメリカ機なんかスピナーも小ぶりで何も隠せない状態!?
その点、液冷は別に設けたラジエターで冷却液を冷やす構造なので
機首からはシリンダーもギアケースも全く見えず、モーター仕込みに合っているのです
おまけにスピナーもデカいので、工作の粗が隠れて見えなくなるというところもある(笑)

もう一点挙げると、上記の構成からモーターの軸とプロペラパーツの距離が
液冷に比べ空冷は長くなってしまうので、同じ延長するのでも工作が面倒になるという事も有ります

まぁそんなこと言っても決めてしまったし、初めてでもないので
モータ―軸の延長が出来るだけ少なくても済むように、ギアケースの中をグリグリ抉っていきます
プロペラパーツまでの延長軸はタミヤの2mm径プラ棒を使います


モーター~電源コネクタ間のルートを開設しなければなりません
開いている機首方向から、爆弾倉の隔壁をドレメルドリルでぶち抜きます(^^;


そして爆弾倉にピンコネクタ用とネオジム磁石用の穴を開孔、これは流石にぶち抜きとは行かず(^^;

デザインナイフと手回しドリルで慎重に作業しています

機首側からモーターのコードを入れていき、ピンセットでコネクタ用開口部から引っ張り上げます

マイクロモーターに相応しくリード線も極細、傷つけないように細心の注意が...

やっと取り出したリード線をピンコネクタにハンダ付けしました

折損防止とショート予防を兼ね、端子にテープを巻いておきました

モーターの軸線を最新の注意を払いながら、タミヤエポキシパテでエンジンカウリングに固定し
(これかなり時間が掛かります)

リード線が引っ掛かったりしないよう留めます
コイル状に巻くのが一番簡単なのですが、そうすると発熱する危険が有るので
カーブがなだらかになるよう注意しながら、ランダム?な感じに固定します

ピンコネクタを穴に戻し、ネオジム磁石も取り付けました

主脚も取付ました、ピッタリで擦り合わせ無し、ラッキ~♪なんですけど
この脚カバーは着陸姿勢の時の物なんですよね
離陸すると脚が油圧で伸びるなずなのに、この位置関係でいいのか?
と素朴な疑問が頭に浮かぶのですが、よく分からんので取り敢えず『良かった』という事に(^^;

今までタック少佐のハリケーンが載っていたスタンドで、プロペラ無しで試運転です

見えないでしょうけど、ワタシも見えないけど(^^;
ちゃんとウィ~ンって音させてます、モーターしっかり回っているんですよ(笑)

【続く】

1/72 AIRFIX HELLDIVER 製作編(1)

2024年02月11日 | 1/72 アメリカ海軍機
オクで入手の第1弾です
前回の紹介編で触れたように、機体のリベット表現にやられてしまったもの
そう云えばアメリカ海軍はF-8E以来だなぁ~(そんなに間も開いてないしフランス海軍だけど💦)
と云う訳で、コレに致した訳なのですが...

やっぱり問題は組説になるのでしょうか?
いくら総パーツ数が少ないとはいえ、ランナー図もない上にランナーに番号も打ってないのです!
しかも組立図は”1”の機体組み立てと ”2”の爆装と脚関係のたった2図だけ

その分、組み立て工程はびっしりと文章で書いてあるから大変
またSEAHWAKのときのように間違えはすまいか!?
拡大鏡を掛け必死で英語の解読に当たりました、日本語でも覚束ないのにねぇ...
幸い、元オーナーさんが胴体を組み立てていて下さってましたし

初めてのヒコーキって訳でもないですから何とかなるか、と(^^;

主翼の上側を貼り合わせ、胴体と合体させましたが
フィレットの部分がかなり合わず、ここはかなりの削り合わせが必要でした

最大の問題は、胴体下側のラインを合わせるとフィレットの後端に盛大な隙間が出来てしまうことです
当然、翼側を合わせて胴体側は段差を埋めるという事になります
写真はタミヤのイージーサンディングで盛っている作業途中ですが
段差が感覚で0.5㎜強程度生じ、硬化促進剤を使って何度も盛りました
均した後です

翼の後端はこんな感じになりました



しかしパーツ番号がなくて、ちょっと困ったのは水平尾翼でした、
胴体と主翼基部の合体が終わりじゃあ水平尾翼♪と調子よく読むのを止めて付けて、
ふと気づくと片方の翼だけにトリムタブが有る!
慌てて組説を読むと、項番16の尾翼の取付説明文の最後に
NOTE: port tail-plane has trim tab と書いてあるじゃありませんか
そんな大事な事は最初に書いておけよ、です
またまた恥になりますが、
右(右舷)側が”starboard”なので、左(左舷)側は”ボード”だと今まで思い込んでいました(;'∀')
”port”だったのですね💦

エアフィックスの組説を信用しない訳ではないのですが、用心のために裏を取っておきます
まずYouTubeの映像から
しっかり、左側のトリムタブが写っていました

スミソニアン博物館には実機が展示してあります
じっくり眺めるにはこちらかな

主翼は折り畳み状態が出来るように外翼が別パーツになっています


こんな感じです

折り畳み状態にするとキッチリ角度が決まるのですが、展張状態では垂れ下がってしまいます
この折り畳み状態が出来るという事が、これからの工作方針を迷走させる事になってしまって(^^;

【続く】



1/72 タミヤ F4D-1 SKYRAY (4)

2023年01月28日 | 1/72 アメリカ海軍機
『スカイレイ』とり完しました

デカールを貼ってから、翼下のウェポン類を塗装して取付け
タミヤのスミ入れ塗料(ブラック)でスミ入れしてお仕舞いです



キャノピーの後縁と機体側を少し削って開状態にしました





星条旗カラーが結構派手に見えます
貼るまではもうちょっと地味なイメージでした
アンチグレアとウォークラインのグレーが気に入っています(^^;






キットのデカールは、3タイプともドロップタンクに派手なカラーリングがしてありました
ドロップタンクと云いながら、落とす気まるで無かったのでしょうね(^^;
実戦を経験せずに済んだ機体ならではの塗装だと思います

ガルグレー機製作は30ウン年ぶり?タミヤの1/100ミニジェット以来です
当初、まったく塗装イメージが掴めませんでした
実戦に投入されていない機体という事も有り、当初スミ入れは極力控えめにしましたが
控えめにし過ぎてメリハリが感じられず、再度スミ入れを施しています
1回目とほぼ同じ希釈で全体を濡らした後、パネルラインを避けて綿棒で拭き取るというやり方で入れました
機体下面は拭き取ってタップリと塗料を吸った綿棒を
今度は目立つパネルラインやスリットに、擦り付けるようにしてスミ入れしました

昇降ラダーとデッキクルーを作る事も考えましたが
それやると終わらなくなるので、ここらでとり完しました(笑)

【終了】