見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/72 ハセガワ  F4F-4 WILDCAT "OPERATION TORCH" (4)

2021年11月05日 | 1/72 アメリカ海軍機
本当はこの(4)でモーター仕込みのとり完となるはずだったのですが
転落、プロペラ外れと接触によるものと思われる回転ストップの大事故発生
この対処で文化の日の稼ぎ時は、丸一日つぶれてしまいました
本来でしたら完成写真から載せようと思っていたのですが
まだ未完と言う訳で、いつも通りの時系列的に纏めさせて頂きました

アンチャンは黒猫2号ブートキャンプで無事更生、立派な?パイロットになりました

ゴーグル、飛行帽のイヤーパットはプラ板ででっちアップです
海軍用飛行帽のタイプは不勉強の為、形状が絞り切れず、イメージ優先のナンチャッテになりました(^^;
ぷっくら頬、団子鼻、分厚い唇などを、削ったりして形を整えています

更にちょいちょいと修正して、マスキングテープでシートベルトもどきを付けコックピットに入れます

こんな雰囲気


そしてキットのガンサイトを切除、クイックブーストのアメリカ海軍用MkⅧに付け替えました


このMKⅧ、本物はリフレクターが縦楕円の形をしていますが
このキットでは見ての通り、長方形で四隅を丸くしてあります
おまけにそれを支える部分は、PEを半円に曲げて付けるという、とんでもないキットです(^^;

横からです

やはり気持ち大き目に感じますが、これ以上小さくなるとますます工作がしんどくなりますし
見栄えも良いので、使う機会が有ればこのまま使い続けるつもりです

今回全て筆塗りしましたが、ハセガワの繊細なスジボリにはやはりエアブラシ塗装が合っているのかも?



キャノピーも筆塗り、最初マスキングしてみましたが面相筆がテープの隙間に入りづらい
おまけにはみ出しは出るわで結局テープも取り、オールフリーハンドで描きました

この後、はみ出しを修正していきます

デカールを貼り、クリアを吹いて墨入れもし
後はアンテナ線だ、と
ここまで来てから...これです

転落事故の衝撃で真鍮線との接合部が外れてしまい、プロペラが吹っ飛びました
プロペラが付いてないだけ、に見えますがモーター回転していたのでこれは致命的

取り出した真鍮パイプと共に何とか戻してみましたが、どうやっても回転しません
で、もうこのままではダメだと、カウリングを「エイやッ」もぎました


そして修正を繰り返すのですが、はかばかしくありません
最適な回転をさせるには手で持っていないとダメ
それじゃあ、廻っている間はトイレにも行けないじゃないか!(笑)
やはり軸線をきっちり決めないとダメだという事になりまして
遂にモーターを固定していたエポパテを除去し、なにか代わりになるものは
と、ジャンク箱の中を探している時に思い付いたのが、戦車模型の余りホイールを利用する事でした

候補はこの画面下側の2つ左がM113、右はⅣ号J型いずれもタミヤのスペアホイールです
上はカウリングの裏側です、もう醜いことになってしまってます

検討の末、矢印のⅣ号のものに決定
選定理由はホイールの径が小さくて、カウリング内にきれいに収まる事
そして、厚みがある(ダブル)ためモーターの保持が容易かつ確実(堅牢)という事でした

軸穴をモーターがギリギリ入るくらいまで広げてモーターを押し込みます
収納時、後ろのコードに引っ張られて回転時にブレる恐れが有ります
ここは少々きつい位でないといけません、穴に力を入れて押し込む位の狭さにします

それからはギアハウジング内を削って広げながらの調整の繰り返し
ようやく回転が安定し、回転音も以前に比べ騒音が少なくなりました
最初からこうしておけば良かったですね(^^;
やはり手抜きは良くない!という事が今回の教訓です。

【続く】





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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます。 (辻堂ジップ)
2021-11-05 10:33:59
不屈の精神、応援10ポチです。
やはり、パイロットの出来が良いと飛行機が生きますね。
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Unknown (クラキン)
2021-11-05 13:31:51
あのロン毛のやさ兄ちゃんが、見事にキリっとしたパイロットに変身しましたね!
正に黒猫マジックです。
ゴーグル、飛行帽、救命胴衣などのディテールもお見事です。大きさもピッタリ。
キャノピーも含めて筆塗りでこれだけ綺麗に塗れるのが羨ましいです。
転落事故も何とかリカバリーされて良かったです。
流石です。
私は電動化に有る無しに関わらず、プロペラは最後に付けることにしています。
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恐るべき短期養成 (Choro-Poo)
2021-11-05 13:35:38
こんにちは。ブートキャンプの威力は絶大!。
ほんの2~3日前までヒッピー兄ちゃんだったのに・・・こんな短期でパイロット養成していたとは・・・こりゃ日本が敵う筈ない(笑!)。
表情まで生き生きしてて、キャノピー越しのパイロットがいい感じです。

転落事故はたいへんだったでしょうけど、さすがのリカバリー力ですね。
おかげで、モーターのマウントにはⅣ号戦車の転輪を使えという最強のハウツーを知ることができました。
Ⅳ号戦車のジャンクパーツならたくさんあるので(笑!)。
あと一息!、完成が楽しみです。
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Re:おはようございます。 (黒猫2号)
2021-11-05 19:35:41
こんばんは、辻堂ジップ様
コメントありがとうございます
「不屈の精神」というよりは、もうヨレヨレヨタヨタで、
辛うじてゴールに倒れ込んで、棄権にならずに済んだという状態です(^^;
と言いながら、まだアンテナ線やカウリングを元に戻すという大仕事が残っているので
本当のゴールはまだ先、気が抜けません。
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Re:Unknown (黒猫2号)
2021-11-05 19:37:32
こんばんは、クラキン様
コメントありがとうございます
パイロット育成?はイチイプライザーの新たな購入もあり、我ながら順調ではないかと思っています。
ワタシもプロペラは最後の方に付ける様にしているのですが、モーターの固定を安易に考えてしまったのが失敗の始まりでした。
しっかり、組み上げていく個所々々を確実に作り上げていく、という基本を怠った報いです。
幸いなんとかリカバー出来たと思うのですが、まだどうなる事やら気が気でなりません(^^;。
例のアンテナ線の胴体引き込みも今回はちゃんとやりたいですし。
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Re:恐るべき短期養成 (黒猫2号)
2021-11-05 19:39:15
こんばんは、Choro-Poo様
コメントありがとうございます
如何でしょうか、黒猫2号ブートキャンプの成果は(笑)
まだちょっと、改造前のとぼけた感じが残っている感は有りますが、まあこんなものでご勘弁という気持ちです。
キャノピーが枠の多いタイプなので、ガンサイトと一緒に上手く見えるか心配でしたが何とかなりそうです。
Ⅳ号戦車の転輪を使う、と云うのは我ながらナイスアイデア、と云うよりはそれしか無かったから、
本当はもっといいパーツが無いか探していたのですが、まあ結果オーライです、回ればそれでいいです(^^;。
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Unknown (hajime)
2021-11-05 22:47:59
大事故にもかかわらず冷静な判断で乗り切りましたね。
まさかⅣ号の転輪が出てくるとは思いませんでした。ここはAFVの経験が生きたのではないでしょうか。
無事、飛び立つことを祈っております。
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Re:Unknown (黒猫2号)
2021-11-06 09:42:36
おはようございます、hajime様
コメントありがとうございます
>大事故にもかかわらず冷静な判断で乗り切りましたね。
いえいえ、もう諦めるかやり直すか二つに一つでしたから(^^;
まぁ「ダメ元」という事でやってみたら、なんとか凌げたというところではないかと思います。

Ⅳ号の転輪のベストフィット加減にはワタシも驚いています、
モーターが入る様に軸孔は拡げなくてはなりませんが。
ちょっと本格的に予備転輪を探してみる積もりです(笑)。
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