正さん日記

世の中思いにつれて

ガザ、休戦合意難航。故意に長引かせている可能性も

2024-08-27 11:40:11 | 世界

 パレスチナのガザ進攻により、パレスチナ人の死者は4万人を超え、まだ地下に1万人に上る遺体が埋まっているとのことだ。

 ガザ地区の人口は222万人というから、実に25%近い死者、行方不明が出ていることになる。

 その中で、女性が約1万人、子供が1万5千人とほぼ半数に上っている。イスラエルは昨年10月のハマスによる急襲で約2千人の死者が出たと報じているが、その20倍返しをしたことになる。

 イスラエルは、尚も執拗にガザへの爆撃を続けており、死傷者は増えるばかりだ。

 一方、エジプトなど周辺国による休戦への努力が続けられているが、イスラエルのネタニヤフ首相は頑として自身の主張を曲げず、休戦は難航している。

 ネタニヤフ氏は、休戦の条件に、ハマスの武器密輸ルートになっているとしている幅100メートル、全長約14キロの「フィラデルフィ回廊」と呼ばれる境界地帯にイスラエル軍の駐留継続を譲らず、これに反対するハマスも休戦に応じない。

 ネタニヤフ首相は、ハマスの人質になっている自国民などの命を救うより、自身の主張を優先しているので埒が明かない。

 一方、ネタニヤフ氏は、11月に行われるアメリカ大統領選挙で、親交関係にあると言われる共和党のトランプ前大統領の復帰を望んでいると思われ、そのため、休戦に応じて民主党のバイデン大統領に手柄を上げさせないよう故意に合意を長引かせていると考えられないこともない。「関連:8月3日

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